おーい、ふくちゃん!

趣味のゴルフ、写真、庭いじり、の記録です。令和元年より、オールドレンズで町歩きの記録を心新たに楽しみます。

霜 霜柱 見たことがありますか?   えっ!!

2017年01月24日 | 理科専科


 1月に入ってから、山の頂上も白く雪が積もって、時々雪も舞うくらい寒くなりました。風邪は引いていませんか?
 先日雪が降った翌日、教頭先生が三階の芝生のテラスに霜柱を見つけました。それを○○先生が写真に撮ってくれたものがこれです。
 ○○小学校の子供たちは、
「霜柱ってなんですか?」
とみんなたずねます。見たことがないんですね。理科室で高学年の人たちに
「霜、って知っていますか?」
と尋ねても、ほとんど知らないといいます。やはり、○○は街の中なので暖かくて、霜が降りたことを見たことがないのでしょう。

では、霜 ってなんだろう。

空気中の水蒸気が夜の内に冷たい地面や地面に落ちた枯れ葉の表面にふれて、氷の結晶になったもの。

よく冷えた冬の朝など、田んぼや畑は雪ではないのに真っ白になります。近づいてみてみると、細かい氷の結晶が地面や草の葉、枯れ葉などにすき間なくびっしりとついているのがわかります。

 霜柱は

地面の土が氷点下(0度)以下になったとき、土のすき間の水がだんだんと凍って、ツクシのように地面のあちこちからつきだしたもの。

 水は凍ると堅くなって体積が増えるので、土を押しのけて地面から顔を出すのです。

 ○○小学校の周りには、アスファルトの道路やたくさんの建物があります。アスファルトは水がしみこみにくいことと、一度太陽の熱で暖められると温度が下がりにくいことと、建物の中は暖房で暖められるので、建物そのものが暖かくなって、寒い日でも霜が降りにくいのです。○○小学校の皆さんの家の周りで霜を見たことがないのは、おそらくこのためです。西宮の北地区や三田市、神戸市北区などに行くと、今頃は毎日のように雪や霜で真っ白になっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする