透明水彩の色つけについて、水が多ければ多いほどよいと言うことを念頭にいろいろやってみたけれど、できあがったものを見るとぼーっとした印象でうまくいかない。よい作家さんの作品は、やっぱり濃淡がしっかりしている。陰は限りなく濃く、ハイライトは白を残す。やっぱりコントラストは大事。そんなことを考えていた矢先のこと。
昨日、ダイソーに行っていろいろ物色していると、「大人のお絵かき」なんて薄い本が置いてあり、パラパラとめくると子供の時見た色塗り帳のような線で画いてある絵画の下絵が数ページある。いろいろモチーフを探すのが面倒だったので、買ってみた。
この「大人のお絵かき」は色鉛筆で描くことを前提にしているので、下絵は細かくて、水彩には適さないけど、線を無視すればいいし、何より気軽にいろいろ試しながら練習できるのがいいと購入した。
色をつける順番とか、同色を重ねるか、にじませるか、色の濃さは、など初級者ながら試しながら描けるのがありがたい。
で、上の作品だけど、赤い実の濃淡を頑張ってみた。ま、なかなかいいんじゃない?
というわけで、昨日寝たの3時。