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ここは、西宮市にある阪神甲子園駅南側の甲子園球場の南西の角にある『素盞嗚(すさのお)神社』。
甲子園自体、大阪にあると思ってらっしゃる方も多くて、他の地方に住んでいる方に、「甲子園球場の近くから来ました。」と話しても、「それは大阪のどの辺りなんですか。」という答が返ってくることが多い。西宮に特に愛着があるわけではないけれど、もうかれこれ30年も西宮に住んでいると、ちょっと気になるんです。特にテレビの甲子園中継で、「大阪にバトンタッチします。」とか、「大阪の○○アナウンサー」とか言うのは、それは勉強不足やろ、と言うことになります。
西宮は、古い歴史のある神社が多くある。一つは広田神社。http://www.hirotahonsya.or.jp/
兵庫県第一の古社。日本最古の国史書「日本書紀」に、神功皇后摂政元(201)年に創建されたことが記されている。本殿は神明造りといわれる様式で建てられ、由緒ある神社(官幣大社)西宮神社は広田神社の摂社であった時期もある。
と、観光協会で紹介されている。
それから、西宮戎神社。http://nishinomiya-ebisu.com
えべっさんと言えばご存じの方も多いだろう。毎年、1月10日に開門と同時に一番福をめざして走るあのえべっさんだ。
西宮神社は 福の神として崇敬されている えびす様をおまつりする神社の総本社です。
三連春日造(さんれんかすがづくり)と云う珍しい構造の本殿。
江戸時代寛文三年(一六六三)に四代将軍家綱の寄進になる国宝の本殿は、
昭和二十年の空襲により烏有に帰してしまいましたが、昭和三十六年、
桧皮葺から銅板葺に変わった他は、ほぼ元通りに復興され、今は銅屋根も古色を帯び、 えびすの杜を背景に佇んでいます。
向かって右からが第一殿で、蛭児大神を祀り、中央が第二殿、天照大御神及び 明治初年に大国主大神を配祀、左が第三殿で須佐之男大神を奉斎しています。
天照大御神、蛭児大神、須佐之男大神の三神は日本書紀本文によれば御兄弟の神と 言われています。大国主大神は式内社・大国主西神社が西宮であるとの謂れから、 明治になって配祀されるようになったと考えられます。
また本殿後方一帯の境内えびすの森は、兵庫県指定の天然記念物となっています。
と紹介されている。
だから、普通初詣と言えば、広田神社か西宮戎神社、門戸厄神などが思い浮かぶけれど、この『素盞嗚(すさのお)神社』も最近人気のスポットになりつつあるようだ。
二十年以上前からこの神社に初詣に行っているけれど、当初はほんとにがらがらで、いついってもすっといってさあっとお参りして帰ってこれた。それがどうだろう。写真に見えるように神社の境内の外にまで列ができている。中は決して広くない境内だけれど、人がいっぱいで身動きできないほどだ。おみくじやお守りを買うのにも一苦労するのだ。
阪神タイガースの選手もシーズンの始めにはここを訪れるという。お勧めのパワースポットだ。
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