東京の歯科医 歯周病治療ブログ ~歯を抜いてインプラントにしないために~ 福嶋広

歯槽膿漏で歯茎の腫れがあるかたの歯周病治療は、歯ブラシだけでは治りません。東京の神田で再生治療

歯茎が下がってしまった時の審美歯科治療

2025年02月11日 | 歯周病

歯周病が進行した場合の治療と見た目の回復


歯周病が進行すると、歯が揺れる、歯茎が下がるといった症状が現れます。特に歯の揺れが目立つ場合、歯周病治療では、歯を固定するために差し歯を使用して揺れを抑えることがあります。

しかし、歯茎が下がったままでは、差し歯の長さが通常よりも長くなり、見た目に違和感が生じることがあります。この状態を気にしつつも、「見た目は仕方ない」と諦めてしまっている方も少なくありません。

見た目の改善は可能です


すべてのケースで可能とは限りませんが、歯周病が進行して歯茎が下がった場合でも、骨の再生治療と歯茎の再生治療を組み合わせることで、歯茎を回復させることができます。この治療により、差し歯の長さを自然な状態に近づけることが可能になる場合があります。

実際の治療例


ある患者様では、歯周病の進行により歯茎が大きく下がり、歯が揺れてしまっていました。治療の第一歩として、揺れている歯を差し歯で固定する必要がありましたが、そのままでは歯の長さが不自然に長くなってしまう状態でした。

そこで、治療計画に骨の再生治療と歯茎の再生治療を加えました。これにより、歯茎の位置が回復し、差し歯の長さを見た目にも美しい状態に近づけることができました。患者様には、機能性だけでなく審美性も改善されたことに大変喜んでいただきました。

諦めずにご相談ください

歯周病が進行しても、治療によって機能性だけでなく見た目も改善することが可能な場合があります。歯茎や骨の状態をしっかり確認した上で、最適な治療プランをご提案いたします。まずは一度、私たちにご相談ください!


治療前の状態

治療後の状態。下がってしまった歯茎を回復させ、オールセラミックで連結しております。

 

 

歯茎の再生治療の注意

 

お写真を見ていただいてわかるように歯茎が回復しております。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。お写真では、下顎前歯の再生治療を行っております。また、合わせてオールセラミックの再治療を行なっております。

 

 歯茎が下がって歯の根が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

 

歯茎の再生治療および、セラミック治療は保険外診療となります。このケースでは、歯茎の再生治療15万4千円(税込)オールセラミック 治療59万4千円(税込)かかりました。

 

また、歯茎の再生治療はリスクもあります。外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません

 

歯周病の審美歯科治療のページ

 お問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です。)


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