連日、酷暑が続いておりますがいかがお過ごしですか?
友人の寺さんから山に行って涼んでこん?とのお誘いを受け、長野県の飯田市にある大平峠県民の森キャンプ場に行ってきました。
最後に使ったのは確か2年ほど前で、
シートのコーティングが加水分解でべたつきが酷かった記憶がありますので、広げて点検をしました。
ところどころコーティングが白化し浮き上がっておりますが、1泊程度なら大丈夫そうです。
ここ最近は、九州や北海道など、長距離のツーリングが多く、フェリー、ホテルやライダーズハウスばかりなので、久しぶりのテントで少々テンションが上がっています。
今回のツーリングは1泊で走っても400Km位の近距離なのでシルクロード号で行くことにします。
多分、寺さんは古いショベルの4速スポーツスターで来るでしょう。
のんびりとしたペースでの走りになるので、積載性が良く、取り回しや乗り降りが楽なシルクロードがベストチョイスです。
古いバイクなのでササっと点検をしなければなりませんが、気分は上々 もう、ツーリングは始まっているのです。
天気も、気分も、上々
腕に着けたスマホホルダーの使い勝手は如何でしょうか(笑)
寺さんと待ち合わせの猿投グリーンロード入口に向かいます。
今回は、他のメンバーとは都合が合わず2人でツーリングです。
猿投グリーンランド、力石IC、国道153号、香嵐渓経由で 道の駅 どんぐりの里いなぶへ
鮎の塩焼きをみると反射的に食べたくなります。
養殖は当然なのですが、せめて遠火で油を落とした方が好みなのですが、小腹も空いてたせいか美味しかったです。
食べ方が見苦しいのはお許しください。
国道153号を、根羽村、平谷村、次郎坂高原、阿智村経由で昼神まで一気に北上して昼神のスーパーで夜の酒等の買い出し。
買い物は寺さんにいつも全てお任せです。
適当に食べたいものを買ったら買いすぎてしまいました。
寺さんを呼んで2人でなんとか全部食べました。
参考までに、上からイカリング、焼きそば(大)、たこの刺身、ウナギのかば焼きです。
湯ったり~な昼神で温泉を堪能して、木曽峠に上ります。
大平峠県民の森キャンプ場です。
今回で3回目の利用だと記憶しています。
長野県には、無料のキャンプ場が多く、その中でもここが近場で涼しくて、利用される方も少なく穴場かと・・・
夏休み真っ只中なのに、利用者は私たち2人に後から1名でした。
夕食は寺さんが鉄砲で撃ったばかりの新鮮な鹿のレバー等をたらふく食べました。
鹿のレバーは刺身で食べたのですが、臭みは全くなくほわーっとした甘みがあり、極上の一品でした。
大概、初めて食べる生食はちょっと不安がよぎるのですが、鹿のレバ刺しはとにかく一度はおすすめしたい絶品でした。
翌朝も快晴でした。
寺さんはボチボチと帰るとのこと。
私は折角なのでと、御嶽山、野麦峠、乗鞍方面に行くことにして、ここでお別れしました。
それにしても、ハーレーのハンドルに自転車のカゴとは・・・
このバイク、ショベルのスポーツスターで、ダートトラックのリアカウルに、エキゾーストはサンダンス製(多分)、リアサスはオーリンズと凄いのですが、新オーナーが「自転車のカゴ」をつけちゃう人だから・・・(笑)
⑨
寺さんを送り出して、キャンプ場の駐車場から出ようとした刹那、
バイクの挙動が変です。
轍でハンドルが取られ、まともに走りません。
あちゃ~・・・パンクです。
寺さんに携帯で電話をしようとしても電波が届いていません。
里まで1時間弱の山の中なので、なんとかして寺さんを呼び戻さなければ、食べ物も全く持っておらず、遭難?してしまいます。(爆)
幸い、オフロード用のタイヤなので小走り程度の速度で携帯の電波が届く場所まで移動しました。
寺さんを送り出してから約30分は経過しています。
携帯で呼び出しましたが、多分走っているので当然ながら出てくれません。
とりあえず、携帯が届く場所まで来れたことで一安心
バイクを少し開けた路肩に止め、折り畳みのチェアーを出して、寺さんからの返信を待ちながらスマホでパンク修理が出来そうなバイク屋、ガソリンスタンドを探します。
一番近いガソリンスタンドでも40分程度の距離
さてどうしましょうか? ロードサービスを呼んだら数万円ははかかる。
タクシーを呼んで最寄りの駅?多分中央線で自宅まで帰って、明日、トラックでバイクを引き上げる方が面倒だけど財布に優しいか・・・と慌てても仕方が無いのでぼーっと思案していると寺さんから「何だった~?」と
事情を話したところ引き返してガソリンスタンドを回って、トラックで回収してパンク修理をやってくれる店を探して差し向けてくれました。
「1時間程度でトラックが行くでまっとって~」 サンキュー寺さん!
んで、ガソリンスタンド
さっそくパンクの修理をしていただきました。
チューブのパンク修理なんで最近することが無いそうで、ゴム糊が乾燥気味でした。
空気を見ながら帰るから応急的な修理で良いですと
タイヤを外さずにチューブだけを出してのパンク修理
2時間近くかけて一生懸命やっていただきました。(感謝)
まあ、数時間前には遭難?歩いて帰ってトラックで引き揚げ? お先真っ暗からのこの状態なので、何故か気分は上々?
予定を修正し、御嶽、飛騨方面は止めて妻籠・馬籠を経由して高速は使わず国道19号、21号経由で岐阜まで帰ってきました。
僅かずつですが、空気は抜けています。
タイヤを外してパンク修理です。
改めて、パッチを当てて、パンクは修理できましたが、
確かストックがあったぞと探したら、未使用新品がありました。
直したチューブをストックとして、新品のチューブで組みなおしました。
修理完了
ついでに、リアタイヤ周りのベアリング等を点検し、グリスアップしました。
オイルシールチェーンも動きが硬い駒があったので潤滑剤に漬けて揉んで柔らかくした上で、チェーンルブを塗布しました。
見た目はボロでも、ホンダの250CC単気筒エンジンは結構回るし、トルクも下から太いですよ。
「♪~ボロは着てても、心は~錦」@水前寺清子
たとえ私が80歳を過ぎても・・・このバイクなら乗れるような・・・気がするのです。
80歳の男と60年落ちのバイクか~
本当は、これで杭州からイスタンブールまで走ってみたいんだけど・・・
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