Ｂｕｅｌｌのサイドスタンド製作

　Buellも購入してはや８年目
　エンジン、車体周りの大きなトラブルも無く、気分良く乗れていますが、
　そんな中で、唯一、気に入らなかったのは、フロントディスクとサイドスタンドです。
　フロントディスクは2000年モデル以降の改良型に交換して一応納得
　サイドスタンドは、曲げたり伸ばしたりと色々改良に励んできましたが・・・

　このサイドスタンド　上の写真で判るとおり、大丈夫か？と思うほど車体が傾くような角度で取り付けられており、加えて下の写真でも判るとおり、車体の重心から大きく後ろに外れた位置に付けられているのです。

　幸い、ロック機能があるものの、何度となく倒れそうになり、「ツーリングの道の駅でもおちおち休憩なんかできません！」状態

　んで、私なりの最終結論！
　メーカーの設計ミスは自分で治す！　と　（爆）

　スタンドそのものを造り、自分の理想の位置に装着することしました。　

　といっても、溶接の機械も腕もないので・・・
　家にあった適当な国産バイクのスタンド２本を持って、「困った時の鹿島さん」に泣きつき・・・

　鹿島さんは、近所のHD乗りで、何でも自分で作っちゃうすごい人です。

　すばらしい技術で、私の長年の妄想を形にしてもらいました。

　スタンドの基部は、企業秘密（爆）で写真に撮り損ねましたが、完全なワンオフで、スタンドアームも裏側全面にリブを溶接して補強してあり、正に「完璧」な仕事です。

　上の写真は、傾き等の最終確認後に、接地面のプレートを現物合わせで溶接しているところです。

　今回の作業は、非常にヘビーな内容で、結局朝10時から、夕方４時までかかりました。（鹿島さん！貴重なお休みをこのような妄想に付き合わせ、本当にありがとうございました。（爆））

　最終チェックも終わり、後は塗装して完了です。
　塗装は、自宅のガレージでブラスト処理をして行うこととします。

　塗装前なので、見た目は悪いですが・・・
　私の数年来のフラストレーションが解消した瞬間です。



　「エリック！（Buell CEO）こうじゃないのかい！」と思わず言ってやりたい！（爆）
　サイドスタンド万歳！（×３回）　（爆発！）

　（小さな字で・・・）
　この位置が良いのは、馬鹿でも判る。
　Buellもここに付けたかったに違いない・・・
　しかし、Buellはエンジンの供給基のHDのスポーツスターと異なり、クレドールフレームじゃ無いのでエンジン下にフレームを通してフレームからスタンドを出すことも出来ず・・・
　この位置は良くても、この取り付け場所は、スポーツスターのステップホルダーの位置
　取り付け部の材質はアルミで、体重を支える事は出来ても、車体となると？？？ 

　スタンド自身の強度はバリバリだけど相手のエンジン側がクラックしないかと不安
　まあ、スタンドを立ててのアイドリングは厳禁とします。（参考とされる方もあくまで自己責任で・・・（笑））

　これでBuellに関して、大きな悩みは解消しました。
　となると、今度はTLRのフロントブレーキをディスクブレーキに・・・と

　アルミ溶接は、鹿島さんの所の設備では不可能とのこと・・・
　もう少し「妄想の森」で迷うこととします。（馬鹿）

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