BORN To RUN
~LIVE To RIDE RIDE To LIVE~ バイクの整備・ツーリングのお話です。
 



 11月6日から越前ガニの解禁ということで、12日に妻とドライブがてら越前町まで行ってきました。
 越前ガニなんて高級なものは普段食べることはなく、もっぱら冷凍のズワイガニ位で「美味しい美味しい」と喜んでいる二人ですが、解禁直後の、越前ガニはいかほどか?と少々贅沢をしてきました。

 向かったのは、福井県は丹生郡越前町の食事処「やまふじ」さんです。
 ここを選んだのは、食堂だけではなく、隣には直売所を設けていることです。
 他にも直売所と併設の食堂はありましたが、お店が改装され美しく、経営者の方がお若いようでしたので、何かしらの工夫を期待して決めさせていただきました。

 予約をしてお店に行き、隣の直売所の水槽からカニを選んでもらいます。
 普段食べている冷凍のズワイガニの大きさのカニを食べたいところですが、1杯2万円以上で二人で6万円近くの出費となりとても出せません。
 こちらの財布具合を感じてか、手ごろな大きさのカニを水槽から出し、「これ位で十分ですよ」と勧められたものを、「じゃあそれで・・・」ボイルを1杯ずつで、焼きと、刺身で1杯と合計3杯をお願いしました。


 うーん、テレビのグルメ番組よりはカニの大きさが小さく貧相ですが・・・
 味は小さい分だけ濃厚だったと思いたい(笑)
 焼きや刺身が美味しいといわれる方もみえますが、私は基本は「ボイル」だという思いを更に強くしました。

 付け出しのぶり大根も上品な薄味で非常に美味でした。


 地元の方が好んで食べている「せいこガニ」(セコガニ)も試しに頼んでみました。
 せいこガニは、ズワイガニのメスで大きさは同じ種類かと疑うくらいふた周り以上小さいかにです。
 せいこガニにもしっかりハサミの部分に越前ガニの証の「黄色いタグ」がついているので笑えます。

 せいこガニお味の方は、多分美味しいのでしょうが、何分小さすぎて。。
 もずくガニやわたりガニと比べて評価するとイメージが合うと思います。
 その場の私の意識として、「越前ガニ」なので、これは私の中では「越前ガニ」ではありませんでした。
 しかし、手間をかけて身をほぐし出して、食べると濃厚で非常に美味ではありますが、
 オレンジ色の(多分タマゴ)も歯ごたえがあり濃厚な味で美味です。


 今回の目当ては、解禁直後の黄色のタグをついた「本物」越前ガニをプロの調理で食べてみましょうと試してきました。
 解禁直後の時期ということも目当ての一つで、これは、私の「妄想」かも知れませんが、多くの店舗ではカニを水槽で活かして販売しておりますが、いくら活きているとはいえ、水槽の中で1週間以上活かされているようなカニはきっと身が痩せて旨みも落ちているのではないかと・・・
 今回は、それを考慮し、解禁後1週間以内で、繁盛しているお店を選んだところです。

 結果は、確かに美味しい・・・すごく美味しい。いつも食べている冷凍ズワイガニはどちらかというと(これも大好きなのですが)かまぼこで作った「カニカマ」に近いと感じるほどです。
 身が殻にギッシリと詰まり、柔らかく、味も濃厚で非常に美味しかったです。

 帰りに、子供らへの土産で地元のスーパー兼お土産屋的な店に寄ってボイルのカニを買いました。
 ドライブの道中、4軒ほど直売所、土産店等を寄って、この店が一番良く感じたので、帰り道を再び戻って帰りました。

 このスーパーまるさんは、地元の方向けの小売も兼ねており、生活用品から惣菜、鮮魚も地のものが多く、値段も手ごろと感じました。
 観光客も見込んで、カニも大量に販売されております。
 黄色のタグの越前ガニと併せて、水色のタグの石川(県)ガニも1割ほど安く売っています。

 どちらのカニも解禁直後で、この1週間以内にほぼ同じ水域で捕獲し、値段の差は「ブランド」だけだと思っていますので、お店のおじさんに、「水色と黄色で違うの?」ととぼけて聞いてみました。
 回答は予想通り、少し笑いながら「同じ」とのこと。

 愛想の良いおじさんに、土産用に昼に食べたカニより1回り大きな「水色のタグ」を3杯お願いしたところ、「タグ外してく?」と
 さすがに黄色のタグには変えてはくれませんが、お使物にされる場合には「水色のタグ」は外される方も多いのでしょうか。

 帰宅後、妻の調理で早速ボイルし食べてみましたが、身の詰まり具合、柔らかさ、味の濃厚さ、昼に食べた越前ガニと私の味覚では互角と感じました。

 カニは産地(ブランド)ではなく、採れたてかどうかが最大のポイントと意を新たにしたところです。

 近海で捕獲し、活かしたまま水揚げした中で、足折れのないカニを選んだ上で、水槽で活かして、早く売ることから、高いのは当然といえば当然ということです。
 遠くの海で手荒く大量に採って船内で冷凍をして、売れるまで冷凍庫に保管したカニが廉売されているのでしょうか。

 土産店でよく見かける光景で、客(大抵中年男性が多い。)が、カニを一つずつ手に取り重さを確認している光景をよく目にします。
 きっと、冷凍と解凍を繰り返したカニは水分が出てしまい軽くなるので、手に持って鮮度を確認しているのでしょう。
 過去に、国道の路肩や怪しげな通販等で値段に釣られ、干物のように硬くなったカニを買わされ、散々辛酸をなめた私もその気持ちよく判ります。

 カニの良さは、見た目やディスプレイの写真では判別が難しいと思います。

 大手スーパーで、「ブランド」ガニの3割程で売っている冷凍ズワイガニでも、直ぐに冷凍し、解凍を繰り返されていないよく管理されたものは同じとは言いませんが、結構満足でき、「あり」だな~なんて思いました。
 
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