BORN To RUN
~LIVE To RIDE RIDE To LIVE~ バイクの整備・ツーリングのお話です。
 




 シルバーウィークいかがお過ごしでしょうか?
 私は、会社の同僚の方からイカ釣りの誘いを受けました。
 イカ釣りは、先月8月1日に続き今回2回目です。

 前回は、初めての釣りで要領も判らず、片手(5ハイ)も釣れず完全な惨敗でした。

 いつもは「魚は釣ってくるな! 釣ってくるなら『タコ』か『イカ』」を釣ってこい」と言う愚妻に、「頑張ってきてね!」と送り出されたもののこの貧果にがっかり。

 先週の11日にも別のグループの方からお誘いがあったのですが、あいにくの酒席でお断りした矢先にこのお誘いだったので、反射的に「行きます!!」と

 今回は気合が違います。何としても愚妻に「イカ」をと 湧き上がる「強欲」が押さえきれません(馬鹿!)

 イカ釣りを簡単に説明すると、福井県の越前町から出船し、夜間に集魚ランプを焚いて「剣先イカ」を釣る遊びです。

 昼間のように明るく焚かれたランプに集まってくる小魚を捕食しにくる剣先イカを、「スッテ」と呼ばれる疑似餌を使って釣ります。

 先ずは、前回の反省から・・ (長文・駄文失礼します。)

1 道具の課題
 ・電動リールが古かった
  水深50m?から広く泳層を探って釣るのですが、皆さんは電動リールで、超スローで巻き上げてみえます。
  私は10年以上前の電動リールで皆さんのような超スローでの巻き上げができず、結局、竿を上げ下げして誘い、手で巻いていた。それだけで自分的には心持ちが悪く、悶々としてた

   対応=>最新の電動リールを購入(Shimano Plays 3000 誘いを受けて速攻で注文、昨夜到着済) 

 ・竿が堅かった
  仕掛けを上げたら、針にイカの「ゲソ」がついていたことが数回あった。電動リールもさることながら、おもり80号におもり負荷50号の竿が堅かったので巻き上げの際に、足が切れて逃げられてしまったのだろう。
  本当は専用竿を買いたいところですが、電動リールを買ったので今回は手持ち竿の中で、おもり負荷30号の舟竿が若干柔らかく、全体にしなるので不本意ながらこの竿で我慢する。


2 仕掛けの課題
  実は前回は、私も惨敗でしたが、他の方もほとんど釣れていなかった。
   船内で10杯以上釣られた方はいなかったようで、道具とか、出船時の会話からベテランと目された方々でも似たような釣果だった模様です。
  船頭いわく、「土曜の夜は出船が多く、光がそこら中で焚かれるのでイカが散って集まらない」とのこと。月もほぼ満月だったことも悪影響したかもしれない。

  厳しい条件の中で少ないチャンスを生かすためには・・・
   検討=>イカが疑似餌にコンタクトする機会を増やす
        =>疑似餌の数を増やす。

   対策=>前回の疑似餌の6個から10個に増量=>10個の仕掛けは市販品でないので 前回の6個の仕掛けを手本に自作してみました。

  リーダー(幹線)も枝す(枝線)も4号フロロカーボンです。市販品の広告等を参考に多少の好みを交えながら模倣しました。

  「リーダー」と「枝す」の接続部のパーツも同じもので作りました。

   
  最後にちょっと細工を
  疑似餌だけではなく、一番下の枝針を餌にしてみるのも良いのでは・・・

  18時出船なので、未だ明るい夕暮れや、釣れない時間帯に餌を付けて外道で真鯛か大アジでも数匹釣ってみようかと・・・
   市販の仕掛けではアジを意識し、サビキ針が使われているようなので、私もスキンを加えてそれらしく作ってみました。針の色がちょっと・・・ イカが警戒しなければ良いが・・・心配


  使うかどうかわからないので、小分けにして何時でも使えるようにしておきます。 


  仕掛け完成 仕掛け全長は8m スッテ(餌木)のバリエーションも増やせました。


  できることのほぼ全てやりました。「後は結果を御覧じろ」と、

  他にサックスの練習とか、もっと一生懸命やらなければならない事があるような気もしますが、

  やりたいことをやらないと、大事な事にも集中できませんので・・・(苦笑)

  しかし、私の釣りっていつもこんな感じで、行く前から既に始まっているのです。
  釣れれば当然うれしい、しかし、「釣れないかも」と思いながら、その要素(迷い)をできるだけ外して準備することが楽しいのです。

  けど、何ともならないのは、実釣の技術ですね~

  「感」とか「感覚」とか、「見える」「見えない」とか、「待つ」か「待てない」かとか 周りが釣れだすと焦ったり、自分が釣れると漫然となったり・・・

  結局、釣りをしながら人を見たり、自分を見たりして

  最後に仕掛けまきにセットして完成 臨戦態勢です。「強欲スペシャル」ができました。(笑) 


 さて、今日は釣具屋へ行ったり、タックルの用意・点検をして、仕掛けを作って・・・シルバーウィーク初日を楽しく過ごしました。

 明日は釣行 運転がありますので早めに寝ましょう Zzzz・・
 爆釣間違いなし!! と


(^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; 

 【釣果 2015.09.20 @越前町泊 日昭丸 越前沖】

 まいか(剣先イカ)21杯
 17時出船、23時沖上がり


 ハイ、前回の3杯から21杯と一応のリベンジを果たしました。
 竿頭は、同行のH田さんで、竿2本出しで、39杯と突出したものの、大方皆さん10杯代とのことだったので、まあ2回目としては納得の釣果だったのではと

 前半戦は、周りが釣れているのに、自分だけ1杯しか釣れずに大いに焦りましたが、隣のH田さんを徹底的に観察しましたヨ
 やみくもにやっても時間ばかり経ってしまいますから。

 備忘的に今回の結果について自分なりの考えをメモしておきます。

1 日時、場所、天気
  2015/09/20(日)18時頃~23時
  場所:越前沖 Google Map
  天気:曇り、月:なし(中潮)、風:少々(帽子が飛ばない程度)、うねり:結構あり(中強)
  水深:100m、指定棚60mから上
  仕掛け:同付き錘80号、スッテ2.5号クラス8、サビキ針(スキン付)2

【反省点と次回への課題】

1 リールの巻き上げスピードと巻き上げ設定の間違い
   前回のトラウマ(電動リールの巻き上げが遅くできなかった)ことがバイアスとなって、新調したPlayz3000の巻き上げを最も遅い速度「1」で皆さんの速度の半分にしていた。
   加えて、巻き上げを「速度一定モード」にすべきを「楽楽モード」(テンションが一定となるよう巻き上げスピードを自動調節する機能)で遅いうえに波のうねりに合わせ船が上下しているので更に遅くなる始末
   これはリールが新品で、初期設定が「楽楽モード」だったので、もし、気が付かなかったら惨敗に終わるところだった。 (-_-;)

   =>基本の釣り方は、「ゆっくりと一定の速度で巻き上げること」 リールの便利機構には特に注意する。

    =>船長から指定された棚まで、仕掛けを落とし、速度「2」で「速度一定モード」で極微速で巻き上げて当たりを待ち、イカが掛かったら、更に速度「3」、「4」としただけで釣れだしました。
       速度「2」は「誘い」
       速度「3」はイカの回収をしながら「追い食い」期待でちょっと早く巻き、追い食いがあればその棚も記憶
       速度「4」はイカの泳層ではないと判断し、追い食いを期待せずイカの回収のために身が切れない程度に巻き上げるっていったイメージです。

2 スッテ10点仕掛けと下針(アジサビキ)の評価
   今回のポイントは、深度100mで船長の指示が「60mから上を徐々に誘い上げて釣れ」だったので、底物狙の餌針は全く不要
   =>事前に情報を良く集め、無駄なことはしない。(恥ずかしいと思え!) 指定棚を守っていないと周りに誤解を与える可能性あり!深度が浅く、「底から誘え」の指示以外では付けてはいけない。

    =>スッテ10個仕掛けは正解、仕掛けの上・中・下にまとめてイカが乗った事が何回かあった。おそらく、バラシているイカもあったと思われ、多くあったことが功奏したと思う。

3 竿の長さ、堅さについて
   今回の竿(船万能竿、振出30号-360 ALERT潮路)でも釣れたが、途中で「乗ってるの?外れたの?」と思うことが何回もあった。
   =>6:4調子で、船が大きく上下した場合に全体で収めることができたが、うねりが大きく船が大きく左右もした場合には、振幅を増幅させたデメリットもある。「イカの誘いはゆっくり一定に巻き上げる」ことにならない。

    =>錘100号対応で、竿全体が円弧を描くような胴調子で短い竿が理想
       H田さんも以前同乗した知らない人から勧められ、イカ専用として購入したとのこと。1杯乗っているだけなのに常に竿が振動しており、短いのに竿全体でイカと船揺れの振動を吸収していました。
       仕掛けが長い船釣りでは、竿で釣り上げるわけではなく、最後は手で引き上げるため、長竿は不要 錘負荷にとらわれず、錘と獲物が耐えれる程度の柔らかい胴調子の竿を次回までに購入する。

4 鉛スッテ(イカ ライトゲーム)について
  今回、胴付仕掛のほかに、鉛スッテ+餌木のライトタックルでも実釣した。
  総論として、イカとのやり取りがよりダイレクトになり、「むちゃくちゃ楽しい釣り方」だと思いました。

  タックルは、
   竿:手持ちのメバリング竿(月下美人 INF79S 7.9フィート(2.36m) ルアー:0.5g~5g
   リール:STELLA2500 Wハンドル、PE0.6号 200m
   仕掛け:下は鉛スッテ(白/赤 45g)、上は餌木(レッド/グリーン 1.8号6g)

  で、胴付仕掛けで釣れている泳層に直撃したら、「一発ドン!」でイカが乗りました。
  けど、ライトタックルで水深45m+イカは、ちょっと繊細過ぎると思いました。イカが乗った瞬間はときめくものがありますが、もう少ししっかりしたエギングロッドで、リールも巻き取りも4000番の方が楽かと思います。
  同軸リールも良いのですが、重さと泳層までの投入スピードを見るとスピニングに利があると思います。
  PEも、遠投するわけでなく、イカもすれていないので、0.6は過剰、3号の太さでも十分かと

  私の場合は兎に角、数が重要(苦笑)でありまして、胴付き10連仕掛けで50杯を前半で確保してから、「お遊び」で是非やってみたいと。

  次回は、竿は手持ちのエギング竿(E-GEE 83M 8.3フィート 餌木2.5号~3.5号)と、リールはSTELLA4000 PE3号を持っていこうと思います。  

  
 さっそく、食べてみました。
 透明感が多少残り、身はたいへん柔らかく、甘くて極上でした。
 至福の一瞬です。普段、ブーブーと文句言っている愚妻も子供らも喜んでペロリと食べました。

 関係ないですが、右上のお茶は、岐阜の白川茶の水出し緑茶です。今年の夏はこのお茶にはまってしまい、麦茶はほぼ飲みませんでした。水出し緑茶は本当にウマいです。
 


 沖付けも美味
 どっちも本当に美味しいですが、沖付けは身が締まり、歯ごたえが比べればしっかりしてますので、口直しでも結構かと


 明日は、イカ飯を作ってくれるとか

 イカ釣り、楽しかったです。
 また誘われれば、多分行きます。しっかりタックルも整理し、今度は50杯オーバーに挑戦します。


 明日は、イカ飯に挑戦します。
 近所の友達の皆さん、今回はほとんど家族で食べちゃいますので、おすそ分けできずすみません。

(^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; (^^♪; 

2015/09/22 追記
 イカ飯を作ってみました。
 剣先以下の柔らかさとうま味で美味しくいただきましたが、やっぱ刺身が一番美味しかったです。


 イカ釣り、また近いうちに行きたいですね~
 明日は、釣り道具の整理をします。 
 

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