BORN To RUN
~LIVE To RIDE RIDE To LIVE~ バイクの整備・ツーリングのお話です。
 




 先日の記事のとおり、D907Fの補修は私にとって未だ力不足だったみたいで、作業を一時中断しました。
 たくさんの方からご教示をいただいたにもかかわらず、成就できず残念です。
 また、諸先輩からは、熱い励ましのコメントをいただき大変感謝しております。
 D907Fの補修は一時中断しますが、スキルが上がったと実感したら部品も買いこんでありますので、再度挑戦します。(汗”)

 アナログプレーヤーYAMAHA GT-2000に装着しているMCカートリッジが使える適当なアンプはないかとジャンク屋巡りをして、ONKYOのプリメインアンプ A-917Fを手ごろな値段で買ってきました。

 ONKYO A-917F についてはこちら => オーディオの足跡

 1992年製で、当時の価格は89,000円とのこと。

 外装はほとんど大きな損傷もなく、値札に書かれたジャンクの理由が「音はでます。ソース切り替えが不可」とのこと。

 いそいそと無線室に持ち込み、通電を確認し、音源をつなぐ前にケースを開腹し基板を確認します。
 「LASER」と誇らしげに記載された巨大なトランスが誇らしげです。

 通常、ユーザーが開けることのない(見ることがない)部品にまでこのようにアピールしており、バブル期ならではのコストを掛けています。
 一方で、部品点数はD907Fに比べ非常に少なく、円筒状の電源コンデンサーも2本と少々寂しい感じです。
 ま、D907Fの下のD707クラスのアンプと理解しました。

 90年代のデジタル音源時代のアンプとして、電子部品も進歩しており、その音にも興味があるところです。

 先ずは、テスターで簡単な健康診断をしました。
 スピーカー端子にテスターを当て、直流の漏れ具合を測定しました。
 いわゆる「DC漏れ」というチェックです。
 結果は、左右ともに0.001Vで、優秀な値ではないかと評価しました。

 電源を入れ、音源を接続し、再生してみました。
 非常にクリアな音で、中高音は非常に細かな音まで再現していますが、一方、低音はサンスイに比べ朗々とした伸びもなく量も少なく感じました。
 小型のブックシェルフ型スピーカーに最適化されているのかな? と 思わせるほど低域が貧弱に感じました。

 しばらく視聴したところで、
 ① CD、レコード等音源を切り替えるソースセレクターがスイッチが動いていないにも関わらず、勝手に切り替わってしまうこと
 ② 音源をトーン回路等を通さずダイレクトにパワーアンプに接続することで、音の劣化を防ぐソースダイレクトセレクターが接触不良であり、「ダイレクト」側では音が出ないこと
 の2点の不備を確認しました。

 ジャンクなので、特に慌てることもなく、対策に入ります。
 「A-917F ソースセレクタが勝手にくるくると換わってしまう」とストレートにグーグル先生に尋ねると、このブログでもコメント・ご教示をいただいています「あんぷりん」さんのブログが一発で表示ました。
 早速ジャンプして拝見すると、その対策を完璧に教えていただくことができます。

 あんぷりんさんの情報に従い、ロータリースイッチを取り出し(下の写真の左(緑))観察をします。
 右の青色は、アルプス電子の汎用の同等品です。
 どうやら、純正もアルプス電子製のようです。

 接点の痛み具合によっては、右の汎用ロータリースイッチの部分移植も検討します。

 ロータリースイッチの取り外しに関する情報は、あんぷりんさんが詳しく説明されていますので、そちらをご覧ください。(補修される方は自己責任でお願いします。)

 「アンプとインプの日々」 A-917/917F セレクターの誤作動解消について(2010/7/11)。

 慎重に分解し、緑色の樹脂側についているブラシと接点をクリーナー液で洗浄して、鉛筆状の砂消しゴムで軽く研磨します。
 接点には大きな凸凹や損傷が無かったので、そのまま汎用のスイッチを移植することなく、組み立てをしました。

 ダイレクトスイッチは分解が大変だと判断し、スプレーのパーツクリーナーのノズルに細い管を付けてスイッチの隙間から管を挿入して大量のクリーナー液を投入し、下の受け皿に相当のゴミが出たことを確認した上で、接点復活剤を他の部位にかからぬよう注意し塗布して補修しました。

 概ね1、2時間で作業終了
 音は、先にも書きましたが、中高音の情報量が繊細かつ豊富で、現代のアンプを感じさせる一報、低音は押し出しが弱く、量が少なく幅も狭く感じました。
 普段使用しているDIATONEのDS-505での再生に関しては、クラッシックなら良いのでしょうが私が主に聴くジャズやポップスではちょっと合わないと感じます。

 あ~907よ カムバックミ~です。(涙)

 と言いつつ、ジャンク屋で見つけた「スピードラーニング」

 そう、あの石川瞭選手も愛用しているという 英語教材です。

 ぱっと見 新品で、全13巻 オリエンテーリングブックも付いています。
 金額は・・・ 驚きの2K (野口英世先生2名分)です。

 CD版ではなくカセットテープ版であるが故の激安価格 すかさずゲットしました。
 デジタルオーディオプロセッサーを使って電子化してCD化(MP3も)に挑戦します。(聴いて勉強するのではないのか!(爆))

 改めて確認すると、平成7年版のカセット版で、テキストは完備しているものの、カセットは1巻が開封、2・3巻が欠品、4~13巻は未開封でした。
 まさに3日坊主?だったのでしょうか? 前オーナー様

 さて、これを使って英語の勉強でも気晴らしにして見ましょうかね~
 聴くだけ良いんですって! 赤ちゃんは勉強なんかせず、お母さんからの繰り返される言葉をシャワーを浴びて自然に言葉を覚えることと一緒で、とにかく毎日聞けば良いとのこと。

 とりあえず、2日ほど通勤で聴いてみました。

 単調な会話を聞く苦痛と眠気の誘発については、オリエンテーションブックには説明が無いようです。(爆)
 

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