チャー君の介護日記

25歳の元♂老猫チャー君の介護実録
ブログ内検索=2011/10/27 10/29 10/30 10/31に掲載

トイレバトル

2010-03-07 | 日記
2010年4月5日で23歳と11ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君。
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。



チャー君は、去年夏あたりから急激に体力が落ちました。
画像にはチャー君の介護で変更したもの3点が映っています。

①チャー君右手側 → 猫砂からワンちゃんのトイレシートに変更。

●チャー君はずっと屋根付のトイレを使用していましたが、去年の梅雨あたりからUターンができなくなり屋根付トイレの使用が無理に。
●次にドラエモンのどこでもドアーならぬ、どこからでも入れて、どこからでも出ることができる屋根がない浅めのトイレに変更。しかし筋力が弱っているために健康な猫ちゃんが用を足すときのような姿勢がとれません。その上猫砂は足場が不安定でオシッコするにも身体がユラユラ揺れて落ち着いて用がたせなくなり。
●ペットショップでワンちゃんのトイレシートとトレーを購入。これで一件落着かと思いきや、トレーに載せたシートがすべり、上手くチャー君の足場が安定せず。
●結果、床に直接シートを置き今のトイレに!やっと落ち着いたトイレを手にしたチャー君とママたちです

このトイレにたどり着くまでの約3ヶ月間、我が家はトイレバトル日々が繰り返され!
3ヶ月の間、うまくトイレが使えないので、床にオシッコが漏れること数十回(ほとんど毎日くらいで)
ペットショップで猫ちゃんに無害な臭い消しを購入、床にかけて臭いを消し、漏らしてはまた床に臭い消しをかける、この繰り返しで当然床はボコボコ状態で。。。
やっと落ち着いたチャー君を刺激したくないのでリフォームしたくてもそのままで。。。

トイレシートは2種類使用しています。
一番下にワイドサイズ4枚を端っこが重なるように敷き、その上にドライメッシュのレギュラーサイズを4枚、端っこが重なるように敷いています。これでオシッコが床に漏れる心配は限りなくゼロに!!

また、シートは発作後の失禁予防で、チャー君が寝ているところへ敷くのに大変重宝しています。

②左側奥の食器 → 食器に高さを加えています。

普通猫ちゃんは床に直接食器を置き食べていますが、チャー君は床に置いた食器では上手く食べることができません。床まで首を落とす筋力がありません。
そこで、床に直接食器を置かず、写真のように、タッパー、皿の上に食器を置くことで上手く食べることができるように。

③水のみ場の変更

頑固なチャー君は、水はお風呂場で、洗面器いっぱいの生暖かい水と決まっています。しかしお風呂場の段差につまずきながら行くので水のみ場を強制変更!バスマットを洗面器の近くに置き、お風呂場風にしたら、飲むように!


~~あとがき~~

実は、トイレシートは先輩猫トラ君の最期のときの苦い経験から、いつか機会があれば変更しようと決めていました。

今のマンションに引っ越す前は、それはそれは広い庭があり、チャー君と先輩猫トラ君は生まれて初めての土を踏み、庭の池では蛙とり虫とりと大いに遊んでいました。
あるとき、庭で遊んでいたはずのトラ君がダッシュで家に帰り、トイレに直行!用を足すとまた外へ!
そうです!トイレは猫砂のある家の中だけなのです。トラ君のトイレは終生、屋根付トイレの猫砂だけでした。

これが災いし、最期の動けなくなってもトイレに行こうするトラ君。。
動けなくなったトラ君が寝ているベッドにシートを敷き、そこでオシッコをしてもいいよといっても、トラ君にとっては、猫砂でなければトイレではなかったんです。
抱えてトイレに連れて行き、トイレの姿勢を何とかとらせてホンの少しオシッコが出ると気持ちよさそうにしたトラ君の表情が今も忘れられません。

召使さんの悲劇の始まり

生暖かい水は、チャー君が小さいころから召使さんが飲ませていたものです。
チャー君のかわいさにすっかり心を奪われた召使さんは、チャー君の身体が冷えると勝手な理論を振りかざし、水を温めて飲ませるように。。もちろん私とトラ君はその行為を冷ややかな視線で!
チャー君がニャーと鳴けばかいがいしく世話をするという、いつしか猫と人間の主従関係にまで発展!
それが今では夜中だろうが朝方だろうが、水が冷たければ暖めてと要求するように!

ある時、チャー君がまだ元気なとき、寝ていた押入れから降りるのに、下で寝ていた召使さんのお腹がクッションの役割になったり。。。
ママはもちろん大笑いで!!

明日も天気が悪く、チャー君は調子がよくありません。
先ほど両耳の周りと額、目の周りをマッサージしたら少し楽になったみたいで、コタツの中でウトウト。。


チャー君の介護日記

2011年7月10日に25歳で天国へ逝ったチャー君。 このブログは、2009年5月3日=Xデーから3年あまりの介護の実録です。痙攣発作から雄叫びができるまで回復したチャー君のミラクルの軌跡です。