独りな時間

自身の病気(痙攣性発声障害)も含め、趣味のフルート、好きな曲
日常のあれこれ綴ります♪♪
元気だしていこ~~ 

痙攣性発声障害と診断されるまでの道のり・・・①

2008-01-13 22:51:26 | (発症から診断まで)
  
  
 
ブログを始めてから2ヶ月を越え、そろそろこの病気のきっかけや
診断される日までの事を書こうと思います。
「痙攣性発声障害」という病気が確定されるまでの日々(私の場合)です。
 
                  (3回にわけて書こうと思います)  


2005年 秋   

異変に気づいたのは、2005年の秋から冬に季節が変わる頃だった。
パートで、とある個人店の販売の仕事をしていた頃だ。
それまでも、10年近く接客業で大きな声を出す日が続いていた。
今思うと、元々通らない声を「いらっしゃいませ~!」と
無理して大きな声を張り上げていたと思う・・。

お歳暮時期で、接客と発送と品出しで追われる日々が続いていた。
そしてこの頃から徐々に声が嗄れてきたように記憶している。
声の出しすぎと店内の乾燥で炎症をおこしたのかとそのまま治るのを待っていた。
ところがだんだんと声がつっかかるような、出にくいような
おかしいな・・と感じるようになっていった・・。
それでも治るだろうと、その時はあまり深刻には考えていなかった。

             
2006年1月~

年が明けて1月も終わる頃、声の調子は何となく出にくい状態が続いていた。
この頃から私は、インターネットでいろいろと情報を探し始めた。
症状から予想されるものをいろいろ検索していった。
「声が出にくい」とか「声枯れ」という項目で検索したと思う。
ここで初めて「痙攣性発声障害」という言葉を目にしたのだが
それよりも心配したのは喉に何か出来ていないか・・?という事だった。

不安な気持ちで喉に関する病気を片っ端から検索した。
情報を得るごとに不安も増していき、これはすぐに病院へ行こうと思った。
そして2月に入ってすぐに近くの耳鼻咽喉科を受診した。

病院で出にくくなっている声で今の状況を説明し、診察に入った。
鼻から内視鏡を入れ、声を出して声帯が閉じたり開いたりする所を
モニターで確認しながら先生に説明をしてもらった。
「少し炎症がありますが、きれいですよ。何もありませんよ」
そう言われて声帯の写真をお土産に頂いて、薬局で薬をもらって帰ってきた。
何も出来ていないと安心したが、何かすっきりしなかった。
喉の痛みもないし何か違うような気がして、薬は2日ぐらいでやめてしまった。

とにかくもう少し様子を見てみるか・・

おかしいとは思いながらも診察をしてもらった安心感もあって
しばらくまた、そのまま様子をみる事にした。
仕事と家事に追われ、相変わらずのおかしな状態がしばらく続き
3月もそろそろ終わろうとしていた・・

                        (次回へ続く・・・)