独りな時間

自身の病気(痙攣性発声障害)も含め、趣味のフルート、好きな曲
日常のあれこれ綴ります♪♪
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痙攣性発声障害と診断されるまでの道のり・・②

2008-01-14 23:12:31 | (発症から診断まで)
  
 

2006年4月  


相変わらず声の異変は続いていた。
「いらっしゃいませ~」がなめらかに出なくなっていた。
ごまかしながら、何とか無理やり出していた記憶がある。


そして、4月の終わりごろ、もう一度診察を受けようと決めた。
今度は耳鼻科ではなく、Mクリニックの内科を受診する事にした。
ネットで検索して、ある事が気にかかっていたからだ。


問診表に、私は不安な事を書き込んだ。
声が出にくいのが随分続いている事、耳鼻科では異常がなかった事、
そして
「甲状腺を調べてください・・。」と問診表に記入した。
何故なら、声が嗄れたり出にくくなるという検索をかけたら
甲状腺の病気が出てきたからだ。
もしも・・を考えて甲状腺を調べてもらうことを希望した。

H田医師は、私の話をとてもよく聞いてくれる医師だった。
様子を見ましょう、とか曖昧な事を言わずに
血液検査をして、数日後に詳しく検査をする事になった。

            

その間、パート先では
いつものように店の裏の作業とレジを往復していた。
かなり声は出にくくなっていて、大きな声を出せなくなっていた。
そしてレジで接客をしている時にお客さんにこんなことを言われてしまった。
「大丈夫?死にそうな声ね~」

ああ、もうダメだ・・と感じた。
接客業である以上、お客さんに指摘されたらもう終わりだ。
これ以上店に迷惑をかけるわけにはいかない。

たまたまその時に隣にいた店の奥さんに
「実は、最近声が出にくくて来週検査があるんです・・」
と声が詰まりながらも初めて告白した。
すると店の奥さんは
「何かおかしいなあ・・と思ってたのよ。」
そう言って検査が大事だからと仕事を休みにしてくれた。

そして4月の最後の週に検査を受けに再び受診する事になった・・。

              (次回へ続く・・)