昨年9月、JUNGLE LIQUID MUSIC FESTIVAL vol.2で最高のパフォーマンスを聴かせてくださった
ディジュリドゥ奏者のGOMA氏の展覧会に行ってきました。
あの感動の約2ヶ月後に、氏は交通事故に遇い「高次脳機能障害」という診断を受けます。
大雑把に言うと事故を基点に過去10年間の記憶がなくなったというのです。
-ディジュリドゥを見ても、楽器ということがわからなかった-
この言葉にわたしは大きな衝撃を受けました。
今もリハビリ中の氏なのですが、事故後、突然絵筆を走らせ、
緻密でサイケデリックな作品を次々と生み出されており
展覧会の初日の本日行ってきました。
GOMA「記憶」展
氏にとって絵を描くことは、記憶を探す行為なのか?
それとも、無意識の中に浮かんでくる記憶の断片を描いているのか?
それは分からないけれど、事故が氏の記憶を奪う代償に
神様が別の何かを与えた・・・そんな思いも浮かんできます。
場所は青山 PLSMIS 開期は 8月29日(日)まで
そして、展覧会場への途中で撮った表参道の風景です
ディジュリドゥ奏者のGOMA氏の展覧会に行ってきました。
あの感動の約2ヶ月後に、氏は交通事故に遇い「高次脳機能障害」という診断を受けます。
大雑把に言うと事故を基点に過去10年間の記憶がなくなったというのです。
-ディジュリドゥを見ても、楽器ということがわからなかった-
この言葉にわたしは大きな衝撃を受けました。
今もリハビリ中の氏なのですが、事故後、突然絵筆を走らせ、
緻密でサイケデリックな作品を次々と生み出されており
展覧会の初日の本日行ってきました。
GOMA「記憶」展
氏にとって絵を描くことは、記憶を探す行為なのか?
それとも、無意識の中に浮かんでくる記憶の断片を描いているのか?
それは分からないけれど、事故が氏の記憶を奪う代償に
神様が別の何かを与えた・・・そんな思いも浮かんできます。
場所は青山 PLSMIS 開期は 8月29日(日)まで
そして、展覧会場への途中で撮った表参道の風景です
私も気になっていました。
本人もご家族も事故以来どんなにか不安な毎日を過ごしてきたかと思うと胸が締め付けられるような気持ちになります。
つい昨日まで何不自由なく暮らしていた人がこのような事になるなんて。
ショックです。
展覧会、すごく見たかったけど行けないなぁ。残念ですが、websiteで片鱗を垣間見たので良しとします。
けど、会場にはGOMA氏の柔らかな笑顔
お客様をエスコートする奥様のお姿
元気で可愛い(たぶん)お嬢様の声がありました。
そして、何よりも生命力が溢る作品群に、氏の今後を確信しました。
辻コースケ師匠の話では
リハビリを兼ねたジャングルのリハーサルも開始されているとのこと。
アートと音楽のコラボ・・・今後の展開にワクワクです。
ディデュリデュはオーストラリアの原住民アボリジニ人たちの楽器ですが、GOMAさんが事故後に突然描きはじめた絵は、サイケというより、アボリジニに人たちが食物の在処を示したり、言葉の代わりに表現した点描画にそっくりです。
彼はアボリジニからのメッセージを伝えたいのかもしれませんね。
あの時、行ったマクロビレストランで偶然目にしたフライヤーのライブです。
CDありますので、秋に帰国された時は是非聴いてください。
GOMA氏の過去10年間の記憶の向うにはアボリジニの方々との生活があるのでしょう。
わたしは本物のアボリジニのアートを見たことはないのですが、
GOMA氏のアートは記号や言葉の代用というには、あまりにもキレイで心にしみてきました。
GOMA氏は大事故に遇われたにも関わらず、脳の障害以外大きな外傷がないこと、
また、事故に遇われる直前になぜか同乗されてたお嬢さまを車から降ろしていた、と人伝に聞きました。
どうにもスピリチュアルなものを感じてしまいます。