今年もこの季節がやってきました。
あと3日でプロ野球も開幕ですし,フィギュアスケートの世界選手権も明日開幕。
スポーツが春を告げる時期ということでしょう・・・。
ことF1に関しては,相変わらずあんな同じところぐるぐる回っているだけのものがどこ面白いんだ,とか,速い車に乗った奴が勝つからスポーツとは言えない,という批判も相変わらずありますが,それが当を得たものではないことは,ファンなら誰でも知っています。
早い奴・強い奴が良い車に乗る,という不条理も,実は世の中とはそういうものですし,だからといって必ずしも勝てるとは限らないあたりが面白さでもあるのですが・・・。
さらに,F1はナショナリズムの発揚の場でもあります。
かつては,ブリティッシュグリーン,フレンチブルー,モンツァレッド,シルバーアローと,ナショナルカラーを纏ったマシンが覇を競ったです。
近年は,スポンサーカラーを纏うことが多いのですが,フェラーリを筆頭に,メルセデス,BMW,ルノー,そしてTOYOTAとHONDAと各国を代表するエンジンサプライヤーが鎬を削ります。
だから,贔屓のチーム,贔屓のドライバーを持つことが,F1を楽しむ第一歩と言えましょう・・・。
開幕前のテストでは,キミ・ライコネン(扮:フェラーリ)の前評判が極めて高く,1人勝ちを予想したモータージャーナリストも多かったようですが,私は昨年同様ルイス・ハミルトン(英:マクラーレンメルセデス)のぶっちぎりになると予想しました。
何故なら,私は基本的に80年代以降マクラーレンというチームが嫌いですし(ロン・デニスも好きではない),ハミルトンも贔屓ではありませんので,私の悪い予想は絶対当たる,と確信を持ったからです・・・。
案の定,PPを獲得すると横綱相撲でした。
しかし,22台中実質完走7台,という「荒れる開幕,荒れるメルボルン」に相応しい内容でした。
こういうレースでしぶとく生き残り,参戦2戦目にしてポイントを獲得した中嶋Jrはさすがと言うべきでしょう。
尤も,バトルを散々やったと思ったら,ロバート・クビカ(ポーランド:BMWザウバー)
と絡んで引導渡してフロントウィング交換,と,結構とっちらかったレース運びでしたが・・・。
でもって,次戦のバーレーンGPでは予選の10グリット降格処分だそうで・・・(泣)。
TOYOTAも全滅,たっくんもスタートダッシュ決めたもののトラブルでリタイヤ,と毎度毎度の私の思い通りにならないレース内容は今年も変わらないようです。
スタート直後のバトンのリタイヤと,レース後のバリチェロの失格によるHONDA勢全滅は,私とたっくんの怨念でしょうか・・・。
しかし,亜久里さんのチームは大変ですね。
空力に難点のあった昨年型のHONDAのモノコックにリアセクションのみを開発して付けた,というどうにもならないパッケージです。
それに対して,赤馬の心臓を持つSTRは予選の最終ラウンドまで残り,さらには決勝でも一時4位を走る等大健闘でした。
しかし,赤馬も好きではない私ですが,ライコネンのリタイヤは痛いですね。
次戦では何としても銀の矢の前に出て貰わないと・・・。
で,次戦のマレーシアですが,時差がせいぜい3時間程度でしょうが,どうせまた夜中に予選中継するんだろうなぁ・・・。
決勝の中継も夜11時からだろうし・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます