第二波の新型コロナ感染症もやや下火になりつつありますが、まだまだ油断できない状況が続いています。連日のマスコミ報道が二極化しており、連日 不安を煽り続けられています。気になる点は2つ。ひとつは、感染者が無症状、軽症であることが多いということ。もう一つは、これに相反して重症化し、死亡者が増えているという点です。症状の基準が曖昧なので、軽症とはどの程度のことを言っているのか、また重症化し死亡した方がどのような基礎疾患を持っていて、日ごろどのような治療を受けておられたのか不明なことです。一部の海外の報告では、PCR検査陽性判定時に無症状であった者の 6割は、その後に発熱、咳、咽頭痛などの症状がでているようです。このように詳細が公表されない不明な点が多い中、果たしてコロナ感染症をどの程度恐れなければいけないのか不明です。実際に感染した方の治療に携わっていないので適当なことは言えませんが、第一波に比べれば、明らかに無症状、軽症が増えているようにも思えます。これはPCR検査数を増やしたこともその一因なのかもしれません。そこで毎年 12月ごろより流行しだすインフルエンザ感染と比較してみました。2月ごろより感染が拡大し約 7ヶ月が経過したコロナ感染症ですが、死亡者数は今日現在 1,366 名。当然、この数字にはコロナ感染により肺炎になり呼吸不全を起こして死亡された方以外に、コロナ感染により元来の心臓病、腎臓病、呼吸器疾患が悪化し、それで死亡された方が含まれています。2018年の インフルエンザによる死亡者数は 約 3,300名です(平成30年人口動態統計)。インフルエンザは12月~3月が流行期間ですので4ヶ月での死亡者数ということになります。インフルエンザにはワクチンがあるにも関わらず、接種しない人も結構いますが、3,300名も亡くなっている方がおられることを知ったら世の中の人はどう考えるのでしょうか? コロナウィルスに対するワクチンが、どの程度の効果をもたらしてくれるのか大きく期待されるところですが、この冬に起こるであろう第三波の感染状況によっては、ひょっとすると更に無症状者、軽症者の比率が多くなり、従来の風邪予防程度の生活をする程度で良くなる可能性も否定できないかもしれません。熱が出れば自宅療養。悪化すれば医療機関受診。重症になるか否かなど、上述の数字からみれば、インフルエンザ以下なので恐れすぎないことが重要かと思われます。しかし、あくまでも私的な推測なので現在の時点で推奨するものではなく、その時点での状況に応じて判断されることをお勧めします。
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