療養食の味変は勘弁願いたい
普通の器のこともありますが、小丼サイズが好きでしたねぇ
3人分の材料ですね
母はそんなに料理のレパトリーはありませんでしたが
味付けは美味しくワタシのつくる料理の基本は
多分母が作っていた味に近いはず。(はず)
ワタシは食べ物は特に好き嫌いは多くありません
(カレー・レーズン・パクチー・ゴーヤ・ミョウガくらい?)
何が一番食べ物で好きかというと
『母の作ってくれる茶碗蒸し』でした。
母が他界してしまった今、二度と食べられない。
昨年9月末から片付けで実家にきていて
体調不良から今も実家にいますので
正月父とふたり『めでたくもない』正月を過ごすのに
それでも何か作ってみようかと
“母の茶碗蒸し”にチャレンジしてみた。
何度か作っては納得のいかない味や出来栄えに挫折。
母に聞いて作ってもやはりだめで
同じ味の再現は無理なのかと諦めかけていましたが
『味』は覚えている。
やってみっかーと一応レシピをネットでもう一度調べ
玉子と出汁の比率やらを考慮し
1月1日作ってみたらキレイおいしくはできたけど
なぁんか味がちょとちなう。
何を足せばあの味になるんだろと考えた。
思い当たるのは、母は昔から味付けに“めんつゆ”を使っていた。
そしてもう一度作ってみたらなんとか“あの味”のような出来に。
玉子液は玉子2個の3倍の出汁
出汁には白だし+干ししいたけの戻し汁+めんつゆ少々
3~4回濾して(母はこしてなかったかもしれんが)
沸騰させた蒸し器に器に具材・8分目の玉子液を入れ
みつばを乗せアルミホイルでふたをして入れ
中火で15分くらい蒸す。
途中火の通りを確認して器を傾けてみて
液が流れなければ出来上がりと。
どこのご家庭でも“母の味”があり(父も然り祖母etcも。)
子供は皆母の味で育つので忘れられないもの。
味や作り方を覚えてずっと同じ“あの味”が食べられるといいですね
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