もう雪解けですがw
昨年末実家で過ごすためにふくまめと父の家にきまして
28日くらいからまめが夜鳴き・異常な食欲で
30日からはまったく寝なくなり、ずっと鳴きながらうろうろ。
さすがに3晩目にはこれは甲状腺の病気かもしれんと
正月もやっているかかりつけではない病院に受診。
しかし、血液検査結果がすぐにでるわけではないので
それなら正月休みの明ける5日にかかりつけ医で検査するまで
落ち着かせるとりあえずの処方を頼みました。
寝ないことには体力が消耗してしまうので“これなら眠れます”という
液状の薬を出していただきましたが、これがまた効き目というか
気を失うような酩酊状態?になる薬でまずは半量で様子見して
効かなければ全部飲ませてと言われていましたが
“なんかヤバイぞ。コレ”と半量だけで様子を見てなんとか休めているようなので
それ以上は与えず、その後5日までの間もどうしても寝そうもない時に
更に半量を与えるに留まり5日にかかりつけで検査しました。
結果甲状腺機能亢進症ではないという診断。そして内診で口の中に
歯石による口内炎が見つかり化膿してとても痛そうだったのがわかりました。
正月に処方された薬は眠らせるというより運動機能を麻痺させる薬で
脳は覚醒しているので結果眠れているわけではないし、腎機能にもよろしくないので
もう服用させない方がいいと言われました。
口内炎が完治して水が普通に飲めるまでひと月かかり食欲もかなりありましたが
今は落ち着いて夜中にごはんの催促で起こされるようなこともほぼなくなりました。
ふくは昨年10月に体調を崩し、一時は結構危険な状態でしたが
治療の効果があり自宅点滴と服薬で過ごせるようになり食欲も戻りました。
しかし、膀胱炎が頻発。治まった頃に鼻血が出ているのを発見。
猫はほぼ鼻血を出すことはありませんので、これは大変だーと
でも本猫は食欲もあるし、鼻血もずっとではなくくしゃみで
ほんの少し血の塊が出たくらいで普通にしている。それでも病院に受診しました。
レントゲン結果も多少鼻周りが白くなっている以外腫瘍などもなく
頻繁に鼻水のせいでしているくしゃみで鼻のも毛細血管から出血したものとして
止血剤などを処方され飲んでいるうちに治まり・・・次は膀胱炎・・・また鼻血と。
そして今は落ち着き普通に過ごしています。
昨年10月は神無月で神様がいらっしゃらないのでガブにふくを“守ってくれ”と頼みました。
ふくが治療をがんばってくれたのもありなんとか回復。
まめの治療時も薬を飲ませるか迷った時“母たんだめらよ。その薬だめらよ”と声が聞こえました。
結果、まめの体にはいいものではないことが判明。
ふくが鼻血を出してまずい病気だったらどうしようと思った時も“母たん大丈夫らよ”と聞こえ
重篤な病気ではないようだとわかった時、ガブの言ったことは正しかったんだなぁと思いました。
何か困った時、いつもガブの声が聞こえます。ガブが言ってると思うのは“母たん”と私を呼ぶ
その言葉で、ワタシがただそう思いったいからなのかもしれませんが。
若い猫ちゃんでも油断はできませんが、高齢猫の場合
暑さや寒さ・ちょっとしたストレスがあらゆる病気の引き金になります。
高齢猫は食欲がなくなっても36時間以上の空腹は命の危険も伴います。
シリンジによる給餌や給水、輸液による脱水予防が命をつなぎます。
普段から口内・目・耳・体全体のチェック、歩き方や食事の変化
異常な鳴き方をしていないか などなど。
何もないのに猫は鳴きません。何もないのに絶食もしません。
今まで猫を家族として暮らしてきて勉強したつもりでもまだまだ気付けないことがあります。
言葉で辛さを伝えられないコ達の為にワタシ達ができることは
ちゃんと見ておかしなところはないか気づいて、そして信頼できる医師に診療してもらう
これしか助ける手段はありません。
辛いのを代わってあげられないならその辛い思いをさせない努力が必要なんだとつくづく実感しています。
本日も訪問いただきありがとうございます