高原の女王~仁香~霊気  

☆現代霊気ヒーリング協会公認霊気マスター
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☆スピリチュアルヒーリング
☆エッセイ

想い出の残骸

2014-03-04 | レイキメッセージ
☆想い出の残骸


人生を振り返ると、あの時ああすれば良かった。。。こうすれば良かった。。。と、思い出すこともあります。
時間というものは、元に戻すことは出来ませんから、やり残した事や、後悔だけが、その場から離れなくなってしまうようです。
レイキは時空を超え働きますから、このような感情が過去の何処かに残っていたとしても、その時を癒してくれるのです。

人生の偏りという蓄積のベールを、何枚も纏っている自分がいたとしたら、浄化というのは、一枚剥がれ、また一枚と、無理なく?その時の自分の状態に合わせ、剥がれていくようになっているようです。
その時に自分が受け止められる範囲で、その時々に必要な?知るべきことだけが知らされます。

私の中にも、生々しい残骸がまだまだ残されているのだ。。。と、思わされる場面もあります。
思い残しや消化されていないもの。。。を、その成長の時々で、垣間見させられるようです。
特に認めたくない感情に対しては、心の奥底の防御が働き、中々そこに辿りつくことは出来ないようです。
遠い回り道をさせられます^^;

生まれてきてから、今現在に至るまでの自分。。。
長い人生の中で、いろんな感情が交差したと思いますが、同じ感情の積み重ねというのは、それが習慣化されてしまうが為に、たとえその思いに偏りがあったとしても、やがては麻痺し、正々堂々と蓄積され続けるのだということを知らされます。

私の場合は、長い間ずっと、気を張って生きてきたのだということを、レイキを通して知らされました。
それに対して、生き甲斐を感じてもいましたし、自分が存在する事で、保たれているものもあったのだと思います。
自分がコケたら、皆が?家族が、親兄弟が?崩れてしまうような責任というか?明らかに自分の存在が、ただいるだけで、何とか均整が取れるような環境だったような気もします。
子供の頃から、自分が皆を幸せにする。。。などという夢を追い、今でもその気持ちは変わらないのですが、それが自分自身を呪縛に追い込んでいたことにも気づかされる瞬間が訪れるのです。

浄化も進むと、自由が与えられ、やがては過去の呪縛から解き放たれる時がくるのです。
解放。。。という言葉がキーワードにもなってくるのです。
開放。。。となると、では自分は、解放されない何かを抱えているのか?という所に行き着きます。
その瞬間は、今までの人生?のびのびと過ごしてきたはずだ。。。などと、単純に考えてしまうのですが、これが幾重にも重なるベールに包まれてしまっているため、その奥が全く見えない状態だからこそ、その時はそう思えるだけのようです。

少しずつその過程に付き合っていくうちに、自分を知るキッカケを与えられるのです。
身体や心の変化として、様々な現象の中から、本当の過去の自分を知らされます。
私は、自分の辿ってきた人生が、自分自身に相当なプレッシャーを与え続けていたとは思いもよらず、我慢していた部分があったとは思ってもいないことでしたが、それを再現されるかのように、ある時?心に身体に、その当時の燻っている心の叫び?思い?偏りが、今の自分に乗り移るかのように?思い知れ^^;とばかりに再現されるのです。

大きなスクリーンで人生を再現される。。。あの世に旅立つ時には、自分の過去の全てを見させられる。。。といわれていますが^^;そんな感じなのでしょうか?
レイキと触れ合う事で、一足早く、人生の反省をし、修正したうえで、新たに再挑戦のチャンスを得ることが出来る。。。人生を二倍楽しめる。。。ということにもなりそうですね^^

一枚の浄化のベールからは、今の自分が受け止められる範囲の情報が与えられます。
人生を振り返り、この場所に偏りがあったのだ。。。と納得させられ。。。その時は、それが許容の範囲の情報であり、またいつか成長の流れに応じた?もっと深い情報を与えられる時が来るのです。
少ない情報から、限りなく、果てしない昔への回帰の時間が与えられます。
その回帰の時間こそが、癒しの時間となり、知らず知らずに、過去の修正がなされるようです。
その時間を有意義に過ごす事で、次なるベールが剥がされる段階へと向かっていくのです。

一段一段ゆっくりと、順を追い、確実に落ちのない状態で、自分を理解しながら癒されていきます。
更に浄化も進み、自分の抱えている大切なものたちへの責任だと納得していた自分の、更に奥底の感情にまで入っていくと、最も弱い自分に行き着きます。
今までひた隠しにしてきた自分自身です。
水面上では、自分の弱さを表現できなかったとしても、深海の部分まで深く潜り込んで行くと、一番弱い、生まれたばかりの純粋無垢な無防備な自分に辿り着くようです。
弱い自分に行き着くことで、今まで見えなかったことが良く見えるようにもなります。
弱音を吐ける自分こそが本当の自分なのかもしれません。

何が苦しいのか?と問いかけると、本当はその責任が重荷だった。。。と、重い荷物を背中に背負う人生が苦しいのだ。。。と叫びます。
大切なものを背負うことは、とても幸せも感じ、充実感を味わえるのですが、相反する弱気な自分は、その重圧を笑顔で誤魔化し、光ある部分だけを見ながら過ごしてきたのかもしれません。
頑張ろうとしている人ほど、心の奥に隠された自分を、労わる意識も必要です。
みて見ぬ振りをし、自分の心に栄養を与える事を怠る人には、人生の何処かで、必要に応じ?レイキが駆けつけてきて、知らせ?正してくれるようです。

自分の心の奥底にある残骸を、愛を持って見つめる優しさが必要なようです。
柔らかく寛大な目で、自分自身を見つめる勇気。。。
この勇気を少しずつ無理なく与えていただける?幸福な自分がいることに感謝したい気持ちです。
このままレイキに身を任せていれば、少しずつ心や魂までもが真の解放へと向かい、本来の自分を充分に発揮できる日が訪れるような気がしています^^
そして?今まで実現できなかった事や、大切な人たちを正しく守っていく事が出来る気もしています。
本物の希望がすぐそこに見えてきているようです^^☆


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