高原の女王~仁香~霊気  

☆現代霊気ヒーリング協会公認霊気マスター
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☆エッセイ

同情してくれ症候群

2014-03-04 | レイキメッセージ
☆同情してくれ症候群


とても疑問に思う時があります。
時々、錯覚に陥る時があります。

心身ともに病み、悲壮感オーラを出し、同情の声を待つ人たちがいます。
相手が同情してくれなければ、自ら進んで不幸話を語り聞かせ、反応を待っているかのよう。。。
この行動は、意識、無意識に関わらず、自分を正当化しようと必死の行動のようにも見えてしまいます。

このような状態になったのにはワケがあると。。。
自分だけでは悔い止められなかった?抵抗できない人生の悪戯があってのことだと。。。
言い訳にしか聞こえない言葉を、最大限美化し永遠と語り続ける。。。

実際、どのようなどん底に陥ったとしても、経験を活かし鮮やかに甦る人もいれば、このように言い訳だけの人生に塗り替えてしまう人もいます。
自力で起き上がれなかった代償は、かなり大きなものとなり、自分に降り掛かってくる事が伺えます。
一度の失敗に、一生言い訳の塗り替えをしながら生きるのは、手間のかかる仕事です。
言い訳というのは、一回で済めば良いのですが、膨れ上がる事が特徴です。

このような場面でも人間の弱さが露呈されます。
弱さに支配されたものは、一瞬の優しい言葉を求め、悲劇を演じ続けます。
可愛そうに。。。仕方ないね。。。という言葉を待っています。
ですがこの悲劇のヒロインが、言い訳の世界に浸かっている限り、それ以上大きな晴れ舞台に立つことは出来ず、小さくひなびた?ひと気のない舞台で、評価されない演技を繰り返し続けます。

このお芝居を見て、観客はどう思うのか?客席に座り、一度自分の演技をじっくりと観察する必要があります。
このような状態で、ドップリと自分の世界に入ってしまうと、客観的な視点で物事を見ることが出来にくくなっていくようです。
自分がどのような顔をして、陰気なお芝居をこよなく愛し、悲壮感漂う演技に夢中になっているか。。。
時々?クールな目で、自分を見る習慣は必要です。

自分の意識レベルが同情されたい。。。というところにいるということは、前に進む状態ではないようです。
他人の同情など必要としない人たちは、脇目も振らず前を向き、進む事を考えます。
どのように思われたい。。。などという、いっときの?あてにもならない人の評価や批評などは、関係ないというところでしょう。。。
人の目線でしか動こうとしないものは、自分を生きていない証拠です。
ですが、人の目線で動いているつもりでも、そこからも大きく外れてしまっては、どうにもなりません^^;
自分を生きていなければ、当然?本物の人生にシフトする事など到底無理な事。。。
永遠と人に振り回される人生を送ることになります。

そして、今とても可愛そうな状況で苦しんでいる自分であっても、それは誰の責任でもなく、自分の責任でもあるのです。
今の苦しみの意味するものを、自らが受け止め、自分に原因があったと思えないうちは、その場から離れる事は出来ないようです。
全ての出来事は、自分が蒔いた種が大きく成長したものでしかないのです。
ただ、結果的に可愛そうな境遇となってしまっただけであって、そうならない選択もあったはずなのです。

今同情されるべき境遇に陥った自分をみて、優しい言葉をかけろ!と言うのは、傲慢でしかないと言うことです。
自分に非があると思えない人たちは、このような場面で、自分に対し同情をしないものを非難する傾向にあります^^;
このような人間を見て可愛そうだと思えない人間は非情だとも言いたげな態度が見え隠れします。
ですが、当然の報いを受ける人に対し、同情も何もないはずです。
自分の蒔いた種は、自分自身で刈り取るしかないのです。
偏りを創ってしまったのは自分自身なのだと、潔く切り替えましょう!
関係のない人にまで、自分のために一緒に刈り取れ!とでも言わんばかりの態度では、一生成長できないまま?乾燥していくだけです。
この状態では、成長のレールに乗れるまでになるには、まだまだ時間がかかりそうです。

むやみやたらに他人に同情するのも良くないように感じます。
事情も知らず、生きてきた経過も理解せず、単純に同情心を持ったりするのは、その人の感覚までをも狂わす事にもなりかねません。
逃げるだけの人生を送ろうとする人であったら、助長させる結果にもなりかねません。
同情の予知なし。。。と思う人の、好ましくないドラマの中には、引きずり込まれないようにする事です。

レイキヒーリングを流す時にも、その人の今現在の状態に、必要以上に感情移入しないようにしなければいけません。
エネルギーが正常に働かなくなるからです。
正しく生きるためには、その場限りの行動は慎むべきです。

世の中にはいろんな人がいます。
ほんのちょっとだけ親切にしただけであるのに、付き纏われることもあります。
一瞬同情しただけの関係が、もっと同情し自分を喜ばせろとばかりに、同情を要求される事もあります。
人と人との距離感がしっかりと確立されていない人が多い中、ウッカリと人との縁も結びにくくなっているのも事実です。

いずれにしてもスッキリと生きていない人には、必要以上に関わらないほうが良さそうです。
選択の目を持ち、スッキリとした?愛ある?毅然とした関係を保っていきましょう!


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