デフレ脱却してもいないの消費税増税なんてすれば、アベノミクスは崩壊する。
もともとアベノミクスはデフレ脱却するために始めたこと。
それが期待だけ膨らんで果実が青いうちに、消費税引き上げの冷水かければ当然アベノミクスは冷えていく。
デフレ脱却もままならないいまの経済状況で、消費税引き上げを既定事実のように主張する事自体異常と言わざるを得ない。
消費税増税はインフレが亢進している時にすべきことで、デフレ脱却に躍起になっている時に、やるべきことではないのは、経済学のイロハじゃないか。
新聞や消費税引き上げを主張する者は、そんなことも知らないのか。
>消費税率、来年4月に8%…首相が意向固める
安倍首相は11日、消費税率を来年4月に現行の5%から8%に予定通り引き上げる意向を固めた。
増税が上向いてきた景気の腰折れにつながることを防ぐため、3%の増税分のうち約2%分に相当する5兆円規模の経済対策を合わせて実施する考えだ。経済対策は、2013年度補正予算案と14年度予算案の一体的な編成や、減税を柱とする税制改正で対応する。
首相は、10月1日に日本銀行が発表する9月の企業短期経済観測調査(短観)を分析した上で最終判断し、直後に記者会見を行い、増税に踏みきる理由や経済対策などを表明する方向で調整している。
消費税は、1%の税率引き上げで2・7兆円の税収増となると見込まれる。複数の政府筋によると、首相は、3%の引き上げで約8兆円の負担を国民に求めた場合、回復基調にある景気が失速しかねないと懸念している。このため約2%分を経済対策で国民に事実上還元することで、景気への影響を1%引き上げと同程度に抑えることにした。
(2013年9月12日04時05分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130911-OYT1T01590.htm?from=main1
講釈師見てきたような嘘をつき
新聞は、どこも同じように消費税引き上げを既定事実のように言いますが、
安倍首相は10月に自分が判断すると言ってるんです。
どうして新聞は勝手に引き上げを決めつけられるんでしょうか。
早速、これに菅官房長官が否定の会見をしました。
>消費増税や経済対策の規模、何も決まっていない=官房長官
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE98B02K20130912?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29
「首相が(消費税を予定通り)引き上げるという判断をした事実はない」と否定。
そのうえで「様々な皆さんの意見の中で、対策も含めて、(対策が)上がった時点で総合的に判断するということだ」とし、経済対策の中身も含めて10月上旬に首相が判断する。
安倍首相が就任した時と今の状況は、何も変わっていないのです。
日本の新聞だけが消費税増税を既定事実のように報じるのに、ロイターはちゃんと菅官房長官の否定を掲載しています。
いったい日本の新聞はどういうつもりなんでしょう。
一般消費者は消費税増税など望んでもいないし、景気良くなった実感もないのに引き上げなど御免蒙る!
新聞は浮世離れしている!
新聞がそんなに消費税上げたいのなら、新聞界だけ増税させてくださいと頼めばいい。
自分らの業界だけ財務省に増税申請すりゃいいだろう。