家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

早く降りてしまった男

2007年02月01日 | 新幹線通勤
実は昨日、帰宅時に大きなミスをした。
最終電車に乗っておきながら、降りるべき駅のひとつ前で下車してしまったのだ。
ある人の送別会があって結構呑んでしまって寝ぼけていたせいだ。

一つ前の駅での下車といっても普通の路線ならたいした問題ではない。タクシーでも帰れるし、歩いたっていい。しかし、新幹線となるとそうはいかない。
距離といえば、いつぞやの「深夜の大遠足」時の5割増し。歩いて帰ったらきっと夜が明ける。タクシーを使ったらとんでもない額になりそう。
通勤距離の8割方以上、家に接近しておきながらビジネスホテルに泊まるのもばかばかしい。
ということで、妻にヘルプコール。
車で片道40分の距離を駆けつけてくれた。

ただし頭に角が生えていた。

こちらは40分も寒空のした冷たいベンチに腰掛けていて弱っていたのだが、ひたすら謝るしかなかった。
ダメージレベルは乗り過ごし以上だったかも。

「ながら」の常連

2006年12月13日 | 新幹線通勤
いや~、やってしまった。爆睡。とんでもない場所にいる自分の間抜けさ加減に呆れる。今回は名古屋まで来てしまった。(ちなみに前回
改札のか・わ・い・いおネーさん(注)に、いきなり「『ムーンライトながら』がありますよね」なんて言ってしまう自分の「慣れ」がこわい。
入線してくる「ながら」の神々しさに思わず拝まずにはいられなかった。

注)強調しているわけではなく、TBスパム対策。素直に書いたらあっというまに10個以上TBスパムが来たのでびっくり。まだくるかもしれないが、遅いので寝ます。

へろへろ――深夜の大遠足

2006年02月01日 | 新幹線通勤
やった、やってしまった。乗り過ごし。(31日のこと)
新幹線は乗り過ごしていない。在来線(東海道本線)で乗り過ごした。
駅にして5駅分。
到着駅では終電というのに駅前にタクシーは止まってない。そこで、歩いているうちにタクシーはつかまるだろうと判断したのが誤りだった。田舎を甘く見てはいけない。
次の駅はやや大きいのでそこにタクシーが止まっていることを期待したのだが、人っ子ひとり見かけなかった。
そしてこの後、えんえんと歩き続けることになる。
家に電話は入れたのだが、タクシーを捕まえるつもりだったので「遅くなる」とだけ。
歩くのに飽きてきたころはもう2時。ワーキングマザーである妻のことを考えて車で迎えに来てくれとあらためて電話はしなかった。

5駅分といっても、田舎の駅間は長い。酔っ払ったイキオイで歩いたのだが、正気だったらきっと違う判断をしていただろう。今日になって調べたら線路の距離で16.5km。道路を進んだのでたっぷり17kmは歩いたことになる。おやつもバナナもない深夜の大遠足。
0時10分ごろから歩き始めて、家にたどり着いたのが本日未明の4時ちょいすぎ。新聞配達のバイクが走り回っていた。
そのまま布団に滑り込んで1時間半の睡眠後、出社。
想定外のダメージレベル「極大」なので、休みをもらいたいところだが、こういうときに限って月替わりの人事異動で人が来るわ、取引先との会合(しかも夜)があるわで、出社せざるをえなかった(そしてつまり今も酒が入っているわけである)。
そんなこんなで「へろへろ」状態。昨日、今日とネットでいろいろ書きたいことがあったが、これを書くので精一杯。このバカな行動の記録だけは残しておきたいという執念のエントリである。

おやすみなさい。明日は前半休をもらいます。

行楽シーズン――景気は回復傾向?

2005年10月29日 | 新幹線通勤

 早朝の 新幹線が 混む秋に

 低レベルな俳句ともいえないようなしろものしかお披露目できない才の無さにがっかりするが、まあそんな季節なのである。
 行楽シーズンということで朝方から新幹線は混んでいる。ホームには団体旅行の集団と旅行代理店の添乗員が目に付く。
私は新幹線通勤の中でも距離があるほうなので、座れないなどということはないが、お目当ての席がとられてしまうこともしばしば出てきた。
新幹線通勤復活から半年を過ぎたあたり。「この季節はこうだったなあ」と思い出した。
しかし、先日のサギの話ほどの実感はないものの、なんとなく以前より旅行客が増えているような気がする。
景気は緩やかに回復している、ということだろうか。

サギが増えている?

2005年10月18日 | 新幹線通勤
サギといってもリフォーム詐欺とか犯罪のことではない。
鳥のサギのこと。どうも最近よく目に付く。

東京での単身赴任生活から脱出して半年を過ぎたが、単身赴任前(約5年前)と比べてサギの目撃数が妙に多くなった気がする。
サギはもともと身近な鳥といってよく、昔から住宅地を流れる河川などにも顔を出していたものの、ここのところ一度に複数羽見かけることが多い。
当地に限らず、新幹線に乗っていても見かける。
それも1羽2羽ではない。
富士川の鉄橋下に10羽ほど、富士市周囲の田園地帯で20羽ほど毎朝確認できるのだ。
前からこんなに多かっただろうか。
増えているように感じるのは私の気のせいなのだろうか?

新幹線通勤時に目撃した有名人

2005年10月15日 | 新幹線通勤
新幹線内、あるいはホームで見かけた有名人(カッコ内は当時の肩書き)

京唄子(タレント)
藤本義一(タレント)
熊谷弘(衆議院議員)
三浦泰弘(Jリーガー)
三都洲アレサンドロ(Jリーガー)
鈴々舎馬風(落語家)
天竜源一郎(プロレスラー)
谷沢健一(プロ野球解説者)
石川嘉延(静岡県知事)

普通の通勤よりは有名人との遭遇率が高いのではないか。

入線時間――快適通勤のコツ

2005年10月05日 | 新幹線通勤
新幹線通勤の場合、普通の電車通勤以上に列車の発車時刻を意識しなければならない。東京の地下鉄などのダイヤだと2、3分に1本あるので1本乗り遅れたくらいではなんともないが、新幹線の場合、使いやすいダイヤは1時間に2本くらいしかなく、逃すとダメージは大きい。
そんなことで自然に発車時刻を覚えていくわけだが、実はそれだけではまだ新幹線通勤の初心者なのである。

より快適な通勤のためには入線時間を知っておくとよい。
入線時間とは駅(ホーム)に列車が入ってくる時間のことだ。
暑い夏や寒い冬の場合、確実に座るために駅のホームで長い時間待つのがいやで、どこかで時間をつぶし発車時刻に合わせた時間にホームに行くなんてことがある。
ところが、なかには入線してから15分以上経ってから発車などという列車もそこそこあるのである。入線時間の早い列車はホームに立ってではなく、座って発車を待つことができるのだ。

私は入線時間の早い列車に準備万端に乗り込み、晩酌タイムに入ることもある。
そう、普通はしにくいお酒を飲めるというのも新幹線通勤のメリットなのである。


持ち主のわからない荷物

2005年09月09日 | 新幹線通勤
物騒な世の中となり、平和なわが国でも密かにテロ警戒態勢が強化されている。
駅に配置されている警官・警備員の数を見ればそれがわかる。先月下旬、フランスでテロ分析の権威がアジアのフィナンシャルセンターが狙われていると発言してからのように思う。そういう意味ではリスクが大きいのは東京だけかも知れないけれど。
米国のように、警戒レベル「赤」とか「オレンジ」とか「黄」とかわかりやすく公にすればいいのに、国民性からかそういうシフトを選ばない。多くの日本人はリスクを恐がりすぎるから、そうした発表をすると一気に出歩かなくなり、経済が停滞する、そんな理由からだろうか。

リスクをリスクとして皆で共有するのが大人の社会というものではないのか。セコイ理由で警戒レベルを認識させない行政にも、リスクの存在を意識したがらず大人の行動ができない多くの一般人にもやりきれなさを感じる。

とオヤジくさい説教のようになってきたので、本題に切り替える。

JR界隈で最近、警官の数と同様、増えたものがある。
それは車内アナウンス。
 「持ち主のわからない荷物がありましたら、車掌にお知らせください」っていうヤツだ。
数えたことはないが、私の実感では流す頻度が高まっている。

以前からこのアナウンスには違和感がある。

最近人気のマイクパフォーマンス芸人、摩邪(まじゃ)風にいえば、
「『持ち主のわからない荷物』? ハア~?」である。
「持ち主のわからない以前に、電車に乗っている人間が多すぎて、持ち主がわからないかどうか自体がわからないじゃねえか、コノヤロー」なのである。

あのアナウンス、かな~りすいている電車でなければ有効になりえないと思うが、どうか。
逆にそんなにすいている電車がテロに狙われるというのも考えにくいが、どうか。

流す回数増やすのもいいが、まずはどのくらい効果があるのか検証せよ。


乗り過ごし――ダメージレベル「低」

2005年08月31日 | 新幹線通勤
新幹線通勤の再開後、初の乗り過ごし。

今回は折り返しの新幹線があったため、ダメージレベルは「低」ですんだ。

ちなみに、
折り返しの新幹線はないが、在来線で折り返し可―――ダメージレベル「中」
折り返し不可でビジネスホテル泊          ―――ダメージレベル「高」
折り返し不可+宿泊場所無し            ―――ダメージレベル「翌日休みます」

という種類がある。






花火鑑賞――スーパーエクスプレス版

2005年08月25日 | 新幹線通勤
昨夜、またまた花火を鑑賞した。

といっても前回のように計画的なものではない。
帰宅途中で思わず遭遇したのだった。

目撃地は「熱海」。
夏季期間中に定期的に開催している花火大会だった。

ただ、見たのはわずか3発のみ。
乗った新幹線が「こだま」ではなかったので、あっというまに通り過ぎたのだった。

グリーン車の通行

2005年07月29日 | 新幹線通勤
いつからか新幹線車内で、
「グリーン車乗車券をお持ちでないお客様は、グリーン車の通行やグリーン車デッキの利用はご遠慮ください」
というようなアナウンスが流れるようになった。
 旅客機のファーストクラスや客船の1等船室なども通行に制限はあるだろうから、いわんとすることはわかる気はするが、新幹線はいわば長い廊下のようなものであり、ど真ん中(8-10号車)にあるグリーン車を通り抜けることができないという指示に「はいそうですか」と納得しにくい。10号車には売店があり(東海道新幹線の場合)、それをアナウンスすることもある。とすると、1―7号車の乗客はどうすればいいのだ、と問いかけたくもなる。

そして、なぜ最近流すようになったのだろう。
セキュリティ意識の高まりからだろうか。それともモラルの低下のせいか。
そういえば、グリーン車から乗車して座席にある情報誌(東海道新幹線には旅情雑誌「ひととき」とビジネス情報誌「WEDGE(ウェッジ)」がおいてある)を失敬した一般席乗客と車掌がトラブルになっていたという報告をどこかで読んだような気もする。
 モラルの低下がアナウンスの理由になっているとしたら残念なことだ。

これは何だろう

2005年06月20日 | 新幹線通勤
 各車両に1箇所だけついている不思議なもの。
 300系の普通車両だと15列と16列の間にある。
 スピーカーのようにも見えれば、換気系の装置のようにも見える。
 ただいずれにしても、1箇所だけある意味、15列と16列の間にある意味はわからない。

B席の救済措置――こまやかな気配りなのか

2005年06月15日 | 新幹線通勤
 前回、新幹線の座席ABCDEの5席のうち、B席の人気がないという、誰でも分かるどうでもいい考察をした。
 今回、やや踏み込んだマニアックな情報を記す。
 この情報を知っていれば、やむなくB席に座ることになったとしても、少しはポジティブな気分になれる。
 
 実は、B席には他の席より有利なポイントがあるのだ。
 それは、座席の幅である。
 B席だけが大きいのだ。

 300系で測ってみた。
 ACDEの各席は肘掛と肘掛の内寸が43cm、背もたれの幅が46cm。
 ところが、B席だけはそれぞれ、46cm、50cm、と余裕がある。
これを知らないで座るのと、知っていて座るのでは多少なりとも気分に差が出てくるように思う。
もしかしたら、これはJRの細やかな配慮かもしれない。

 私は何気なく座席を見ていてふと気が付いたのだが、「鉄ちゃん」(鉄道マニア)ならこれは常識なのだろうか。

新幹線の席はどのように埋まるか――どうでもいい考察

2005年06月14日 | 新幹線通勤
 新幹線の座席はだいたい5席が20列という構成になっている。
その5席にはABCDEという番号がふられていて、ABCの3席が一体となり、DEの2席が一体となっている。そしてCとDの間が通路である。
イメージは以下のとおり。
ABC DE
ABC DE
ABC DE
ABC DE
ABC DE
ABC DE
   ↑
   通
   路

この席はどのように埋まっていくのか。
順位をつけると
E→A→C→D→B
となる。

なぜそうなるのか。

座席の評価ポイントから考えるとその理由がはっきりする。
評価ポイントその1
「窓際」
外の景色が見やすいのと、採光の権利(スクリーン・カーテンの開閉権)を得られる。
これを点数にしてみると
AとEが1点
BCDは0点

評価ポイントその2
「コートハンガー」
側壁のコートハンガーの利用権が得られる。
AとEが1点
BCDは0点

評価ポイントその3
「棚」
座席の折りたたみテーブルだけでなく、窓下の棚が使える
AとEが1点
BCDは0点

評価ポイントその4
「隣の席」
隣の人に気を使うわずらわしさのレベル
A、C、D、Eが1点
Bは0点

評価ポイントその5
「出入りのしやすさ」
通路への出やすさ。トイレ、電話、ごみ捨てなど
C、Dが1点
B、Eが0点
Aが-1点

評価ポイントその6
「肘掛の確保」
肘掛を確保しようとすると
A、C、D、Eは1ないし2(最低保障1)
Bは0から2(最低保障なし)
平均点を点数にすると、
A、C、D、Eは1.5
Bは1

総合得点を見てみると
A 4.5
B 1
C 3.5
D 3.5
E 5.5
となる。これでだいたい説明がついてしまう。
さて、CとDは同得点なのに、なぜ、Cの方が先に埋まってしまうのか?
それは、Eの人気ぶりとBの人気のなさが影響している。
Bは人気がないので、Cの人間にしてみれば、あわよくば両側に人間がいない状態になるという期待を抱かせるからだ。Eは真っ先に埋まってしまうので、Dの人間は最初から片側に人間がいることは甘んじなければならないのだ。

こんなことは別にどうでもいいこと。普通の人間は直感的にこれらを判断して座っているのだ。