この前、山小屋に行って撮ってきた写真。
並んだ雑木の丸太にはしいたけ菌を植え付けてある。
私は密かに「しいたけ貯金(菌)」と名付けた。
この雑木は昨年、隣街の小学校からもらってきたもの。
小学校では校庭の植裁を変更したとき、一部の木を切り倒した後、処分に困っていたようだ。長いこと放置されているのを見た貧乏性一家(つまり我が家)が、きれいに片づけすることと見合いで引きとりますと申し入れたところ、「ぜひお願いします」と大歓迎されて持ってきた。
チェンソーを持ち込んで家族で作業し、親戚から借りた2tトラックで4往復して運んだ。途中からPTA会長がユンボで手伝ってくれたが積み卸しはかなりの重労働だった。汗の結晶ともいえる。
一部は薪ストーブ用の薪にし、一部をこうしてしいたけ栽培用にした。
小学校から運ぶ作業は私も手伝ったが、しいたけ用に切り、菌を植え付けたのは父と母の手による。
時間があるからこそできることかもしれないが、我が両親ながらそのパワーはほめるしかない。
お金をかけずに手に入れて、汗をかいて手を入れたというのは、過去に紹介した「わらしべ長者風呂」と似ている。
同じように何らかの付加価値を生み出してくれることを願う。
薪棚
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収穫