ここんとこ自分の内部で「メモ帳熱」が高まっていて、文具売り場を徘徊している。
そんな中、すばらしいブツに遭遇し、即購入した。
その製品はコクヨのフリーカットメモ「Tidbit」(チビット)↓。
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/tidbit/
11月14日発売予定とあるが、某大手文具店では昨日購入できた。
おそらく個人blogで最初であろう商品インプレッションレビューをしてみたい。
この「Tidbit」は横罫と方眼の二種あるが、それぞれの罫線がなんとすべてミシン目。
文具店でこれを発見して
・好きなサイズでメモできる。
・紙を無駄なく使える(貧乏性には最適?)
などということがすぐに思い浮かんだが、それよりも
「自由自在にピリピリ切り離し放題だ」ということに気づいたことが最大の購入動機となった。
皆さんはミシン目を見かけるとつい切りたくなる衝動にかられないだろうか。プチプチを見るとつぶしたくなるように…。
私はちょくちょくその衝動と葛藤している。「切りたい、切りたいのだけれども、安直に切り離すことに抵抗がある(貧乏性ゆえに)」(笑)。
ところが、コレは「全身これミシン目」といっていいような製品なので、切り離すことに躊躇しなくていいのである。
「無限プチプチ」という製品のように無限とはいわないけれども、思う存分「ピリピリ」できる。
で、ピリピリと遊び始めて思いついたこと。
「これで、即席でパズルを作ることができるじゃないか」
「いくつかのピースを四角形に収める」というパズルを、自分で自由自在に作れる。
さっそく新幹線車内で作ってみたのがコレ↓
どうです? ちょっとすぐには解けない感じがするでしょう?
こんなパズルが1、2分で作れてしまう。
ちなみに回答は↓
この「機能」を使えば
「秘密のメッセージを書いたメモをパズルにして渡す」
なんて応用ができるわけである(子供かっ)。
さらに発展して暇つぶしの「パズル対決」遊びなんて考えてみた。
<遊び方>
●人数 2人
●用意するもの
・KOKUYO Tidbit 1冊
・時計
●基本ルール
①ページごと2ページを切り取る。
②一人1枚持ってそれぞれが自由にミシン目を切ってパズルのピースを作る。
③作ったピースを交換して、速く原型のサイズに収めた方が勝ち。
どこでもできる気軽な遊びだが、いろいろなバリエーションで発展させることができる。
・ピースの数を決める。
10ピース勝負なら1ページを10個のピースに切り刻む。20ピース勝負なら20個。
・ピースの作成条件を作る。
例えば
「同じ形のピースを作ってはならない」とか、「同じ形のピースを必ずn個入れる」とか。
「1つのピースの面積は10コマ以下にしてはいけない」とか、「すべてのピースをすべて同じ面積で作らないといけない」とか。
「左右対称形のピースしか作ってはいけない」とか。
・表裏の区別の有無を決める
表裏がわからないと解答の難易度は飛躍的に高くなる。難易度を抑える場合はレ点をつけるなどして表面を区別できるようにすることを義務付ける。
・ピースを作る時間を決めておく
早い勝負をしたいなら、作成時間を2分とかにするといい。あまり複雑なものは作れないので解答勝負の方もそれほど時間がかからない。逆に作成時間をたっぷりとれば解答にも時間がかかり、長時間ひまつぶしができる。
パズルというものは、作るときも解くときも、脳を鍛えることができる。
この「Tidbit」があれば脳を鍛える遊びがいつでもどこでもできるというワケ。
ピース数や作成ルールによって、簡単なものから相当に難易度が高いものまでできる。
「ピース数と作成ルールはフリーで作成時間は1分」
というような条件と、
「20ピース以上で1ピースの面積15コマ以下。同一形状のピースは不可。作成時間は1時間以内」
というような条件から作られるパズルはずいぶんと違うものが出来上がることだろう。
ルールの設定次第でハンディキャップ戦もできるわけだ。
まだ発売前なのでこんな考案した人はいないと踏んで、先にこの遊びのネーミングをしておこう。
「ガラピリ(パズル)」
garaikaが考案したピリピリしながら遊ぶパズルゲーム、ということでひとつよろしく。
作成中はプチプチよろしくピリピリの感触が楽しめるのがキモ。
正式発売日前のインプレッションで、今回私はイノベーター的役割をはたしてみようと試みた。
もし、この遊び方を紹介することによって、キャズムを超えて普及しはじめたらコクヨさんに何かもらえるかも…、なんて妄想を含めて楽しんでいる。
ここまできて、「はた」と気づいたこと。
まだメモに使ってない(汗)。
他のメモ帳関連のエントリ↓
http://blog.goo.ne.jp/garaika/e/13a251e04fdab202a8ea0d90410d117d
私も文房具が好きなので、文房具好きの方に目をとめていただけてうれしいです。
やっぱりコレって本来のメモより、ほかの使い方を考えてしまいますよね。ついつい(笑)。
そちらのblogにもおじゃましますね。
チビットを使った同じような遊びを記事にしましたので、TBさせていただきました。
ミシン目を破って作るのは楽しいのですが、組み立てるのは気をつけないとパーツ同士がくっついてしまうので結構難しいですね。
10ピース以内なら、あらかじめ写真撮っておかなくても大丈夫です。
裏表の印(レ点)をつけておけば、20ピースくらいでも大丈夫だと思います。
同じ形を作ってはならない、というようなルールを定めておけば、解答時の難易度は抑えられますが、製作時の難易度は増す、という感じになるでしょうか。
絵や字や模様を書くのも自由です。
ルール設定次第でいかようにもなるところがポイントです。
さらに、模様書いてないと(形で並べるから模様は入れないパズルなんですかねぇ?)、並べるときも真っ白、並べあがっても真っ白と、ある意味『牛乳パズル』を思い浮かばせます。
ある意味凶器です、いえ、もはや狂気でしょうか…?
がっつり時間をかけて1000ピースぐらいのガラピリを…。(恐
よーく読んでください。
これを切り刻んだ時間は1、2分ですよ。
ずーっとやっていたわけではない。
完成後、一人悦にいっていたことは否定しませんけど(笑)。
ためしに作った7ピースくらいなら、忍耐というほどのものではなく解けますよ。すぐに解けるものでもないかもしれませんが、おそらく5分はかからない。
20ピースになったら結構大変だと思いますけど。
>さっそく新幹線車内で作ってみたのがコレ
って、その姿を想像した。
帰宅途中の新幹線。おそらく回りはほとんどがお疲れで居眠りモード。
その中に一人、黙々とビリビリしている男が一人・・・。
笑える。
しかも完成後、妙に一人悦にいっている男。
笑える。
今度ガラピリで遊ばせてくださいね。
でも、難しいのは解くのに根気がいるでしょうね。
これで集中力と忍耐力が試されるのかも。私はだめだ(笑)