忘憂之物

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             渋沢栄一

「万引きGメン」を万引き容疑で逮捕 静岡(朝日新聞)>2012.5.12

2012年05月12日 | 過去記事

    



「万引きGメン」を万引き容疑で逮捕 静岡(朝日新聞) - goo ニュース


< 「万引きGメン」が万引きで御用――。静岡県警浜北署は10日、スーパーで万引きしたとして、磐田市内の警備員の女(57)を窃盗容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 女は、別の店では、私服で店内を巡回して万引き犯を捕まえる警備員として働いていた「万引きGメン」。20年ほど経験があるベテランだったという。

 同署によると、女は4月8日午後9時半ごろ、浜松市浜北区内のスーパーで、食料品など8点(約2千円相当)を万引きした疑いがある。女が会計をせずに店を出たところを警備員が見つけて声をかけたが、女は逃走。車のナンバーから女を割り出したという>





介護ボクサーをテレビでやる。とくにチャンピオンになったり、亀田兄弟を倒したわけでもないのだが、ちょくちょく特集番組などがある。もちろん、探せば「コンビニボクサー」とか「工場勤務ボクサー」などもいる。要するにプロとしてまだ喰えないボクサーがアルバイトしているわけだ。とくに特集されたりしないが、コレは芸人にも多い現象だ。まだ喰えないなら、他の何かで収入を得なければ生きていけない。あのサッカーの「なでしこ」にもいた。普段は訪問介護のアルバイトをしている、という女性選手を紹介していた。

介護ボクサーが注目されるのは意外性だ。老人介護で使う優しい手が、リングに上がると拳となって相手選手を殴りつける。この真逆のイメージが人の興味を引き、それから話題になる。ドラマでも「任侠ヘルパー」というのがあった。その影響かどうかは知らんが、私の職場にも短いパーマ、金のネックレス、ガラの悪いジャージという43歳がいた。いまでも金髪ピアス、挨拶も「おう」とか「おっす」という態度の悪いのもいる。まるで孫悟空だが、コレも40代だ。目的は知らないが、不惑を過ぎて尚、懸命に「不良イメージ」を作っている。彼らは周囲から「怖い」と言われると嬉しいらしいが、それを本人が「自分のように優しい人間はいない。でも怒るととことんまでヤル」と否定しながら自慢する流れのネタが、今日も明日も繰り返されている。ある意味、コレもボケている。

2千円程度の窃盗事件でニュースになるのも同じだ。ミイラ取りがミイラ、みたいなものだが、ドラマや映画だけではなく、現実の社会でも警察が犯人だったり、消防隊員が放火魔だったり、公務員が反日だったり、人が犬を咬んだ、みたいなのもある。

反日メディアはこういうのがウケると知っているから、自衛隊員の不祥事などは必ず取り上げる。万引きしていた「万引きGメン」と同じく、国を護るのが仕事の人がこんなことしちゃってますよ、と報道すればとても嬉しい。国民の生命と財産を護るべき防衛大臣が、ほら、こんなに馬鹿ですけど、と身悶えして喜ぶ。しかし、日本の公共電波を使用した日本の放送局から日本人が追い出されていることは報道しない。それがいちばん酷いギャップなのに。



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