ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

ねこマンガ作成中♪

地域猫、冬の猫たち♪

2010-01-11 23:56:56 | 地域猫、始めます!
トラ吉くん、トライアル入りました~~~~
小さなお子さんのいらっしゃるお宅なのですが、
お子さんたちと共に年を重ね、成長し、大きくなって、
家族として、愛されていきますように
ああ、トライアルが成功しますように

私も赤子と猫たちが、一緒にゴロゴロ昼寝して、遊ぶような家庭が持ちたいなぁ


風邪がひどくて保護した、公園の地域猫「ウラクロ」ちゃん。
最近は、私にざっくりひっかき猫パンチをくれるほど元気になってきました
ウラクロちゃんは、Nさんが拾ってきたコタツ(電気は付かない)に入って、養生しとります
…それにしても、Nさんはいろんなものを拾ってくる…いやいや、見つけてくるね

ウラクロちゃんは元気になったけど、実は公園に、もう一匹具合の悪い猫がいます。
公園のアイドル「ゴマちゃん」。
ゴマちゃんは大人になってから捨てられた猫で、おなかを触ったら、不妊手術の跡もありました…
ゴマちゃんは、公園に来る人誰にでもゴロゴロ言う、なつっこい子で、沢山の人に可愛がられています。

ゴマちゃん、年末から具合が悪かったんですが、誰かが
猫ハウス(ダンボールに毛布を入れたもの)を作って、ゴマちゃんの住む場所においてあげたんです
中に入ってゴマちゃんは、「ふ~、すひ~」と言いながら、まどろんでました

と~こ~ろ~が~、ゴマちゃんのダンボールハウス、毎日変わるんです

「いったい誰が作ってるんだろう?なんで毎日、箱が変わってるの?」
エサやりじいちゃんと、おじさんに聞いたところ、どちらでもない。
どうやら朝に来る、エサやりのおばさんの1人が、作ってあげているようです。
でも、なんで毎日、箱が変わってるんだろ~か

最初じいちゃんの話では、
「たぶん公園の掃除の人が捨てるんじゃろう。その度に作ってあげてるんじゃの。」
ということだったので、公園の人が捨てたのか…おばさんも頑張るなぁと、思ってたんですが~~~~
その後、じいちゃんとそのダンボールおばさんが直接会って、話を聞くと意外な話が…

公園の管理人さん達は、今まで「地域猫」に対して否定的なスタンスだったので、
今回のダンボール撤去も、そりゃするだろうと思ったんですが、
今回のダンボール撤去は、なんと公園の人たちがしたことではなかったんです
むしろ、見て見ぬふり、無視してくれていた…んです。

じゃあ、誰がダンボールを撤去したのか?
そこの公園を利用する、ご老人グループでした。
ご老人たちは、具合の悪いゴマちゃんが入った箱を見ながら、エサやりおばさんに
「公共の場所にこんなもの置くな。」と、詰め寄り撤去したそうです。
おばさんは泣きながら、
「具合が悪い子なのに…寝る場所もなくて…どうしてこんなにされないといけないの…」
と…。

公共の場所、確かにそうだ。間違ってない。
でも、感情では、具合が悪い猫(生き物)が「すーすー」言って、箱の中で身を休めているのを見ても、
ただのゴミのように、ただのゴミとして、「邪魔だからどかせ!」と、言えてしまう人って、その人の心って…どーーーーよそれ
その話を聞いて、私は(自宅で)暴れた

もう公園に、おばさんのダンボールはありません。
おばさんは、ダンボールハウスを置くのをやめました。
ゴマちゃんは、生きてはいるようです…
Nさんや私は夜部隊のため、確認できてませんが、じいちゃんはいるって言う。

おーーーーーーーい、猫を捨てる奴
公園には猫がいっぱいいるから、生きていけると思ったから捨てたか

これが現実だよ
ゴマちゃんみたいに、気にしてもらえる子はまれ。
ほとんどの捨て猫は、ゴミのように死んで行くだけだよ。
ゴマちゃんだって、この先どうなるかわからない。
今この瞬間に、死んでしまっているかもしれない。

野良猫は自由に昼寝なんかして、うらやましいですか

元気な野良猫の姿の裏で、その何倍もの猫たちが、
車にひかれ、病気になっても誰にも助けてもらえず弱っていき、
痛みや苦しみ、飢えで死んでいく。
私達の見えないところに、真の野良猫の世界はある。

なんにも羨ましいことなんてない。
なんにもないよ

沢山の人に見てもらいたいので、ランキングに参加してます
にほんブログ村 猫ブログ 猫 ボランティア・保護活動へ 人気ブログランキングへポチッとクリックお願いしまーす
にほんブログ村