ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

ねこマンガ作成中♪

モッさんのこと、里親探しのこと。

2010-02-11 11:05:54 | 里親探し中♪
モッさんには、まだ里親さんが決まりません
何度もお見合いはありましたが、里親さんは決まりませんでした

お話してみて、こちらからお断りすることもあれば、
里親希望さんがモジャと会ってみたものの、
相性が違うとお断りされることもあります。
お見合いイコール、決定ではありません。むずかし~

さてさて、連戦連敗のモッさん。
7日、里親探し会にて、お見合いの予定が2件ありました
ともに他県の遠方からの希望者さん。
1件は、「見に行っても必ずもらえないなら…今回は辞めます」と
数日前に連絡あり。
遠方だしね、仕方ないです。
その方には、他に良いご縁があればと思います
もう1件は、あはははは、すっぽかし~~~
メールでは、何回も熱心にアピールしてきた人だったけど、
ま、そんなもんです。

7日のお見合いが最後の予定だったのですが、
そんなわけで、モジャは振られ続け、今完全にフリーです
絶賛、婚活いやいや里親募集中
14日の譲渡会に出ますので、ぜひ、会いにきてくださーい
詳しい場所・時間は、NPO法人えひめイヌ・ネコの会ホームページで、ご確認くださーい

この7日の里親探し会、私は仕事でNさんが行ってたんですが、
Nさん:「あのさぁ里親探し会ね、それ、どうなん?てことがあってさ…」
私:「なに?」
Nさん:「会場に他のボランティアSさんの猫を見に、母と娘の親子が来たんだけど、
どうやらSさんから、2回猫もらっててさ、
なんと2回とも外飼いにして、車に轢かれて死なせてんだよ
なのに、また猫もらいに来てさ!
Sさんは室内飼いの約束守らなかったから、もう渡さないってしたんだけど…
ねえちょっと聞いて!それなのに、その親子にうちらの猫を薦めたんだよ

私は隣でその親子の過去を、聞いてたから断ったけど。
うちらの猫の前で、母親が娘にコソコソと、
『室内飼いにするって言えば、もらえるわよ。言いなさい。』って、たきつけてさ。
その気ないの見え見えなんだよ~。
そんな問題ある人には、あげないようにすべきなのに、はっきり言うべきなのに、
自分はあげないけど、ほかの人には振るっておかしくない
なんで他の人に薦めるの?ダメですよ!って、Sさんに言ったらさ、
『他の人は、もらって欲しいと思うかと思ったから。』だって!ひどくない!」


あ~も~~自称ボランティアめが、いい加減にしろっかーーーぺっ

ボランティアもピンキリ。はぁ。
動物愛護の思想をもって、先のこと考えて活動している人もいれば、
啓蒙とか思想とかなく、自己満足で、ただ保護して、あげるの繰り返しの人もいる。
それはボランティアじゃーにゃーーよ

そして、外飼いにして猫を死なせて、罪の意識もなくまた欲しがる親子。
この日は、同じく何度も猫を外飼いにして、死なせてる男も来たらしい。
「どうしたら猫くれるんですか?」
って、食い下がってきたらしいが、
いい加減にしろ
なぜだか分からん奴にはやらんふざけるな


なんでボランティアから猫欲しいの?

映画「犬と猫と人間と」のなかで、
イギリスの動物保護シェルターから、犬をもらう小学生くらいの男の子が、
取材班:「なんで、ここから犬をもらうことにしたの?」
男の子:「捨てられた子は、つらい目にあってきただろうから、
僕がもらって、幸せにしてあげたいんだ。」って言った。


男の子の気持ちがうれしかった。
でも驚いたのは、その考え方が、私たちボランティアの考えといっしょだったから…

何のために動物を飼うの?
何のためにボランティアするの?


私が会場にいなくて良かった。
間違いなく両方と、ケンカしたから(;^_^A
実物の私は喧嘩っ早いので、よく先輩ボランティアから怒られます。
でも、怒っていいでしょ

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地域猫、ナナちゃん♪

2010-02-11 09:24:09 | 地域猫、始めます!
ナナちゃんは、地域猫の避妊去勢手術を始めた時の、
第一陣で手術した猫だ。

まんまるの体に、愛嬌たっぷりの甘えっぷり
公園には、沢山のナナちゃんファンがいて、
ウォーキングのおばさん、おじさんが声をかけていく。
毎日声をかけるうちに、みんな少しずつエサをやるようになり、
ナナちゃんは、まんまるプクプクの体になった

ナナちゃんの居場所には、隠れる場所が、
茂みと、小さなベンチひとつだけしかない。
雨の日にエサやりに行くと、ナナちゃんは、
ベンチの下で、半分はみ出た体を濡らしながら
じ~っと、みんなが来るのを待っている。
寒くて凍えそうな雨の中、ただじ~っと待っている。

ある日、雨の日にナナちゃんがいなかった。
エサやり帽子おじさんが言うには、
公園の隣に住む人が、そんなナナちゃんはじめ、
野良猫をかわいそうに思って、自宅の倉庫に公園の猫が
雨宿りに来ることを許しているそうだ。
その人のお家も、公園で保護した元野良猫(捨て猫)を
何匹か飼われている。
「あそこに入らせてもらってるんだ。大丈夫、安心だ。」
そう言いながら、今年の冬、帽子おじさんは、
ナナちゃんのために、猫ハウスを作って置いていた。

愛媛とはいえ、ここは田舎なので寒い。
毎朝外のバケツには、氷が張る。
寒さの中で、野良猫たちはよく凍死する…。

ここのところ天気が悪い…雨の日や、寒い日、ナナちゃんはよく咳をする。
そんなナナちゃんの姿が、ここ4日ほど見えなくなった。
ナナちゃんが4日も姿を見せないなんてことは、今までなかった。
「死んだ?」
エサやりのおじいちゃん、おじさん、公園に来るウォーキングのおじさんおばさん、
みんなが心配になった。
公園の横の道路で轢かれたのか?

エサやり帽子おじさんは
「ナナちゃんは、みんなに可愛がられていたから、きっと誰かがナナちゃんを
不憫に思って、自宅に引き取ってくれたんだよ。」
なんて言う。
Nさんは
「公園の猫が具合悪いからって、面倒みる物好き、帽子おじさんか私くらいだよ。
おじさんは自分がそうだから希望的観測してるけど、そんな人いないよ。
もう死んでて、死体ももう、捨てられて見つからないかも。
ナナちゃん、良い子だったのにな。…なんて、過去形で言ってみたりしてね
そんな風に言いながら、表情は暗い。

おじさんも、分かってるけど、認めたくないんだよね。
Nさんは現実を見てるけど、でもやっぱり、辛いんだ。

公園の手術した子は、年の若い子を優先して選んで、里親探しに出している。
ナナちゃんは若くないけど、とても人慣れしていたし、
若い子が一段落したら、真っ先に里親探ししてあげたいと思ってた。
もっと早く、保護してあげてたら…
そんなこと考えてみるけど、どうしようもない。

朝一番に、エサやりじいちゃんが、公園の横の道路付近をナナちゃんがいないか探すことになっていた。
そこは以前、同じ公園猫で手術した「スミちゃん」が、死体で見つかった場所。

仕事中も、悶々。ナナちゃんの死亡記事は書きたくない。
生きてて欲しい。
仮に死んでいたとしても、もう一度会いたい。埋めてあげたい。
もう死んでて、死体は処分されていたなんてのは嫌だ。
(野良猫の死体は、清掃局が回収に来て、ゴミと同じように処分される)


昨夜、仕事が終わるとき、Nさんからメールが来た。
「ナナちゃん、帰ってきたよ

良かった~~~~~~~~~~
死んでなかった~~~
場所から離れることがない子なので、ホントに心配したけど、
無事に帰ってきました。
も~どこ行ってたんだよ~~~~~

なんか、勝手にみんなでハラハラしてしまったけど、
見つかったことも、エサやりさんはじめ、公園に来る散歩の人たちが、
たった一匹の野良猫のために、心配してくれたこともうれしかった。

すいません、とりとめのない話です