うちは病院かい？

患者①アメオ、外傷。
ケンカして、背中に２か所ほど、歯か爪で穴をあけられた。
ケンカに弱い体はでかいのに…
この手の傷は、傷口が小さくても膿んでしまうので、
傷を見つけたら即病院へＧＯ！
注射して、傷口が１センチ位の分はホチキスで留めて、お薬が出て…
と、ここまでは良かったんですよ。こ～こ～ま～で～は～

その後、アメちゃん、ホチキスをかじり取っちゃったのだ～～～。
皮膚ごと
傷口が真っ赤になって、大きさも３センチくらいに
ぎょえ～～～～～～～～

アメちゃん抱えて、そっこう病院へ

再びホチキス止めして、今度はエリザベスカラーで傷を舐めないようにガード
カラーした状態で、錠剤を朝晩飲ませます。
口が開けづらいけど、カラーがある方が暴れなくて飲ませやすいわぁ

患者②ブスオ、真菌
ぎょえ～～～ブスオ、真菌になってしまいました
ああ、ただでさえブスなのに、さらにハゲに

※真菌とは、免疫が落ちてきた頃の子猫がよくかかる皮膚病で、
カビが皮膚に取りついて、その部分が円形ハゲ
ハゲになってしまうのだね

旦那は「ブスでハゲで、チビ～」と、リズミカルに歌っていた…
歌ってる場合じゃねーーーー

ブスオの長所は子猫であるということひどいけど、ホントに
猫は多少不細工でも、子猫特有のかわいらしさ、小ささがあるうちはもらわれます。
がもうちょっと大きくなると、がぜん、もらわれ率は下がるのだ。
真菌だと、里親探し会にも出れないし（休んでます）、
ただでさえブスなブスオが、ますますもらわれにくくなる
休んでる間に、体は無情にも大きくなるのだ～。大ごとよ

朝晩の錠剤投与に、塗り薬で、さらなるハゲは増えてない。セーーーーフ

患者③お父さん、口内炎。
エイズのお父さんの口内炎は完治しないので、ひたすら投薬。
錠剤は口内に当たると痛いため、粉薬をあげる。
汁っぽい猫缶に、薬を混ぜて出すのだが、食べない～～

お父さん、かなり気まぐれグルメ
モンプチの豪華猫缶を食べた翌日には、もう見向きもしない。
ほかの猫が食べてる、ちょっと安めの餌をこっそり食べてるので、
それを出してみると、食べない…

なんじゃそりゃーーーー贅沢言うな食えーーー！
食わんと死ぬぞーーー！

とりあえず、一回の食事で２．３種類の猫缶をお父さんのために出す。
全部が無駄になることもしばしば。無駄になった抗生物質、たくさん
サイフきびしーーーー

患者④ヤンキー、鼻風邪。
先日トライアルに入ったヤンキー君、実は鼻風邪で、
液状の薬を朝晩、シリンジ（針のない注射器）で口から飲ませてました。
投薬自体は慣れてるので大変じゃなかったんですが、
家の中で暴れてるヤンキーを捕まえることの方が大変でした


今は、里親さんが投薬してくれてます早く風邪治せ～


はぁ、当分、患者増えませんように…

10月10日譲渡会報告♪

今日の里親探し会には、なんと
先日捕獲・不妊手術をした、元野良猫の「アラシ」が初参戦
アラシ…とっても人なつっこく、可愛いので、里親探しをすることにしました
というのは表向きの答えで、実は野良猫コロニーで総スカンを食っていて、
戻すとエサ場が荒れてしまうので、コロニーの平和のために戻さない方がいい。
という理由もあったのでしたうひひ

ちなみに、それでも私は戻すつもりだったんですが、
Ｎさんは里親探しする気満々だったようで、
手術から帰ってきたアラシの耳に、地域猫の「Ｖ字カット」はなく…
というわけで、元野良猫チーム「のらねこーず」が、また１匹増えました


参加した犬・猫は、
子犬　2匹、猫（生後1カ月未満～1歳くらいまで）13匹。


相変わらずの猫祭りじゃ～～～～

アラシ、名前の通り大物です。
初めての譲渡会なのに、怖がることもなく、
ケージから出してＮさんが抱っこしても、問題なし
でも、なぜかしら、全然お声がかからなかったわ。
こんなに可愛いのに。変ね～～～

我らがお嬢様、サイゴっち
相変わらず抱っこすると、速攻寝てしまいました。
性格可愛いんだよ～～～
でも、柄がジミなんだよねぇ…性格は見えないからねぇ
今日も里親さんが決定したのは、一カ月未満のちょ～小さい子猫１匹のみ。
とにかく月齢が小さい子に、人が群がります。

名曲ロマンスの神様の
「性格良ければいい～そんなのウソだと、思いませんか～」
が、頭の中でリフレインしたよ。

今日の里親探し会には、友達のみかんちゃんが、
学校の生徒さん５名と参加してくれました～
みかんちゃんは、専門学校の先生をしています。

学校では、生徒さん達に命の大切さを教えるために、動物を飼育しているのですが、
なななんと、学校で、うちの会の猫の「一時預かりさん」になってくれたんです
一時預かりさんなので、これからは里親探し会のたびに生徒さん達が、
その猫を連れて参加してくれます
ありがと～よろしくね～

生徒さん達が、保護された猫の世話をし、里親探しに参加し、
「動物愛護」というものを、肌で感じて、考えるようになってくれることは、
ホントにうれしいことです

全国的に通常、動物の専門学校って、動物愛護についてそんなに時間割いたり教えません。
でも、こんな風にきっかけをもって、「動物愛護」を生徒さんに伝える授業を、
多くの学校でして欲しいと思う。
将来、いろんな形で動物に携わる仕事につく人たちに、こういう現実があることも、
知っておいて欲しいと思う。



おまけ

みかんちゃんが出産祝いにくれた、赤子の服

猫がどえりゃ～かわいいぞい

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