昭和建築学会


昭和の建築物や路上にあるオブジェなどを中心にご紹介します。

昭和建築学会 第16回 路地のとも子さん

2013年12月10日 | 建築

市道沿いに、

こんなぶっきらぼうな看板が立っていた。

 

写っている自転車は私の愛車である。

 

 

 

矢印の指す方を見てみた。こんな感じ。

 

  

いちおう、センターラインもある道をまたいで、

矢印はとも子美容室を指しているのである。

 

なんか危ない矢印ですね。

矢印の方へ行ってみましょう。

 

 

 

店入口の矢印の先じゃないようです。

 

 

 

 

姿があらわになってくるとも子さん。

 

 

  

 

「美」の文字が欠けているんですけど……。

 

 

 

こういうアールのある窓、

円形の窓を見ると、

遊郭を想像してしまいます。

 

 

 

 

 

 

今日はお休みのようでした。

 

美容院にこのようなくるくる回るのがついたのは、

いつからなのでしょう?

 

 

庇がわりのブルーのシートの曲線が美しい。

このシートも、波形トタンと同じく、貧乏から生まれた大発明だったのではないでしょうか?

左の方、シートの端が「v」となっているのがお茶目ですね。

 

かといって、

ハンガーをかけているのはよくありません。

 

この路地を突っ切って、先ほどの店入口の店を見に行きました。

店全体の写真は撮りましたがちょっとアップするのは控えます。

  

 

ここは駅からわりと近いのですが、

「御休憩」というのはありませんでした。

マッサージの人は来てくれる旅館なのでしょうか?

 

再び裏手に回ります。

 

 

おっと、原爆タイプ風の建築を見落とすところでした。

 

 

突き当たったところに、

無用庇のきれいな物件が……。

庇は郵便受けやメーターを雨から守っているとも考えられます。

 

この波形トタンの建物の横には、きれいな木造建築がありました。

 

 

昔の、くみ取り式の和式便所のくみ取り口、

及び便器のある部分を隠したところです。

くみ取り口の部分、

凸型のブロックをうまく木がかんでいるようで、美しいです。

そのほかのところの木目も美しいな……。

 

同じ建物なのですが、このくみ取り口の右の方がこんなふうになってました。

 

 

雨樋の水が一箇所に集められるのはいいのですが、

地上から50㎝ほどの高さで外へと放出される仕組みになってるんです。

 

大雨のときはたいへんだろうなと心配してしまいました。

 

 

 



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