余録

新天地

苦痛に耐えながら・・・夫婦岩 05,10/22(53)

2006年12月09日 07時02分21秒 | お遍路さん
足の治療が終わる頃には傷みも納まり
眠りに就いて今朝は4:30に目が覚めてしまった。

民宿出発の時、海上地平線は雲の間から日の出が見えるが
雲がかかったりしてすっきりと見ることが出来ない。

これからの室戸岬まで15kmある。
宿は更に13,2km民宿うらしまだ。

室戸までは左に海、右は山の景色がどこまでも続く。
一気に歩く事になる。

民宿徳増から歩き始めて50分夫婦岩が見えた。
大小の岩に繋がれた括り付けられたロープがしっかり見えた。

夫婦岩に近づいてみると遊歩道になっている。
足をひきづりやっとの思いで近づくと立派な岩だった。
思い出の写真を急いで撮り終え先を急ぐ事にして
元の国道55号線に戻る。

55号線に戻ると歩道は無い
側溝を歩く。

室戸岬は24番最御崎寺迄13km。
23番薬王寺からは62,4km歩いた。

夫婦岩を過ぎてから単調な海岸線をただひたすら歩く。
左手は紺碧の海・・太平洋だ。
右手は山の緑とコントランスはいい。
何処までも続く奇岩を洗う波の風景が
海無し県の私に取っては飽きる事は無いが
足痛には大変なストレスを感じる。

室戸市内に入ると中学生の集団とすれ違う。
中学生の子供達からは必ず挨拶される・・こんにちは~・・。
市内に入ってか初めての会話に遭遇した。
又住宅も久々の対面だ。

中学生に向かって元気良く会釈と共に言葉を交わす・・こんにちは~・・・。

一日中歩くお遍路さんはトイレには大変だ。
民宿出発する際トイレを済ます事だ。

私はここ四国旅では必ずと言ってよいが
朝食前後にトイレは済ます。
雨に遭遇した事は一度だけ有る。
23番薬王寺へ向かう途中で雨の中を歩いた事があった。
雨の中トイレの大を迎えようものなら大変だ。
まだ歩く途中での小は何度も経験している。

歩く他にトイレにもストレスを感じる事があるからやっかいだ。
山道から国道を歩く時に服装から
お遍路さんは非常に人目に付き易いからからトイレは気を使う。
国道はコンビニを初めガソリンスタンド・・等々利用するようだが
私はコンビニでトイレを済ます。


またお四国を歩いて感じる事は歩く道中ごみが無いことだ。
全くと言って空き缶や食べ物から出るようなごみが無い。
だから歩いていても気持ち良い。









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