農僕日記 JAPAN

農薬を使わない農業を紀州和歌山でゼロからスタート。
農業は僕たちの平和活動♪ライフワークいざゆかん(^g^)(^y^)

F1

2009-08-19 | 農僕日記志
F1 (フォーミュラ・ワン)

最もよく知られたモータースポーツのカテゴリー &、
その世界選手権も意味する。自動車レースの最高峰

僕の好きな漫画に,『 F-エフ 』
(10年以上前の本ですけど、)
「何人(なんぴと)たりとも俺の前は走らせねぇ!」
の、名ゼリフをもつ、F1ドライバーを目指す赤木軍馬(ぐんま)、
その父で赤木財閥の長である赤木総一郎の、二人を軸とした話。
ぐんまの「F1への道」と、人間模様もええし!
父の「日本の目指す未来のあり方」、的なところもブラボゥ!な
僕的には、かなりお勧めの!漫画がありますが。。

もひとつの,
F1(一代交配種)
 
作物の品種に関する用語。
農業界では、あたりまえに存在する言葉どすぇ。
現在,出回っている野菜、果物、園芸植物には、
F1種が普及しており、私たちは意識するしないに関わらず、
F1種の野菜を食べ、F1種の花を育てています。
特に野菜は(たとえそれが有機栽培であったとしても)、
F1である可能性が高いと言えます。

F1とは、現在あるテクノロジーで,人為的に開発されたもので、
従来品種よりも収量が多い、成長が早い、
均一性などに優れる、が、、、
そんな性質は、それ一代限り。
種ができなかったり、できたとしても親とは違う性質になるなど、
品種として一定しない、
一代雑種を意味する交配種のことである。

植物の生命は、
芽→花→実→種→の繰り返しによって循環する
もしもこの循環が途絶えれば、その種は絶滅する。
F1種は、子孫が続かない循環しない種子なのである

F1種の登場以前には、
種は農家によって自家採種され
その土地固有の品種が≪多種多様に≫存在していた
しかし、F1種普及以降、
自家採種をやめた農家は在来品種に代わって
F1種子を種子会社から買うようになった。。
その結果、在来品種は放棄され次々に消滅している。
(F1品種の拡大がもたらした種の絶滅は、
科学者たちの共通の認識である)とまで書いてる。

農産物の種子は、種子会社が管理し供給する。
現在は,F1種が主流であるが、
もしも遺伝子組換え種子がそれにとって代われば、
種子を種子会社に依存している農家は、
どうやってそれを拒むことができるだろう?
…既にそれは、現実の一部である。

私たちは目先の便利さに溺れ、種子を画一化し、
食物をどんどん自然から遠ざけてきた。
植物の世界に豊かな多様性を取り戻すためには、
循環する種子を復活させ、
永続的な農法に一新しなければならない。
それは、私たちが自然に真摯な態度を
とれるかどうかにかかっているのではないだろうか?

↑最後まで読んでくれた人いるかな?
ありがとうっす!
いつもながらパクリものの、僕の書いた言葉でないですが、、、
僕は、考えさせられました!

ってことで、元ちゃんファームのオクラ
これは、F1種から育ったものだったんですが、
年数をかけて採取し続ければ、
限りなく種の性質を、その土地にあったものに、
固定させることもできるそうなので、
今年のオクラちゃんから、
最低でも、僕が死ぬまで採取(真摯)して、
和歌山のオクラにしようと思います☆
まずは、採取したこの種が,来年育つかどうか.からやけど。。

この大きい、乾燥中のオクラの中には??(写真↓