平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

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子どもたちの幸福度こそ問われなければならない。

2009年11月05日 |  #憲法 #平和 #民主 #人権 #茨木市議会議員
鹿児島・東シナ海

 改悪された教育基本法は元に戻そうと野田正彰さんが毎日新聞に応えている。以下はその記事にある野田さんの主張である。

 全国の知事の中で「わが県の子どもたちはこんなに幸福なんですよ」という人がいるだろうか。学力のことしか言わない。

「障害を持った子どもたちが、こんなに幸福に生きられるような教育を先生たちが頑張ってしてくれている」と先生方に感謝の言葉を述べる知事を私は知らない。

 校長の仕事は、教師が充実感をもって働けるような人間関係づくりにあり、「学びの共同体」として学校をつくってほしい。

 学校間の競争なるものを言いたいのなら、それは学力テストの点数の優劣ではなく、その学校が掲げた理念がどれだけ実現できているかだ。本来の競争とは、他者と争うものではなく、自分自身との競争である。

 教育は子どもの意欲を引き出し関心を育てるものであって強制主義の教育勅語とは対極にあり、改悪された教育基本法は元に戻そうと訴える。



 野田さんの主張に私も全面的に賛成である。

 上意下達、処分乱発で教師を統制し、子どもたちには他者との競争で生き残れと尻を叩く教育が歴代政府で続いてきた。

 「生き残るための競争」が個人対個人から学校間、自治体間、国家間、企業間とありとあらゆる関係において何の疑いもなく叫ばれ、言われる側は心身をすり減らしている。

 そして敗残者が救われないのは自己責任だから仕方がないということになり、そこで社会責任は問われない。言う側の為政者や強者にとってこれだけ都合のいい考え(イデオロギー)はないだろう。当然一般大衆や弱者にとってはこれだけ冷酷なことばはないのである。

 私が毎年参加している中之島メーデーの中心スローガンは「競争より共生」であるが、この考えを当たり前のものとして広げたいものである。なお私は全ての競争を認めないのではない。競争が存在するのは認めるが、それがあまりにも過度に過ぎ、そこでの結果が人生をすべて決定することを是認するような主張には同意できないのである。

 ましてや弱者を競わせることによって強者がその基盤を更に強固にする。その意図が背景に見え隠れすることも同意できない理由である。

 競争ということばを聞くたびに、なぜ他者との比較をそんなに意識するのか、自分は自分でいいではないか、自己を肯定した上で、自分なりの努力があれば他者との比較など取るに足らないと思うのだが。

【今日の動き】平野さんの告別式、ユース100m競技会の準備。

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