平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

救援活動派遣の消防職員からの報告会。 放射能汚染水(殺人水)

2011年05月30日 |  #脱原発 #茨金 #11行動 #茨木市議会議員
写真は救援活動派遣の消防職員からの報告会で。

 午前、6月議会の議案説明を受けました。今回は東日本大震災の支援にかかる経費が補正予算に盛り込まれています。私は原発に関連しての一般質問を予定しています。また非正規職員の労
働条件に関して担当課長に状況確認しました。議案で質問するか検討中です。

 昼から市議会議員を対象にして東日本大震災の救援活動に派遣された消防職員からの報告会。
 気温がマイナス5℃まで下がる冷たい中での救援活動にご苦労様でしたと労をねぎらいたいと思います。せっかく救出したのに、病院でなくなってしまった例もあったとのこと、さぞかし残念な思いをしたことでしょう。

【今日の動き】
 早朝ランで平田台、玉瀬町、若園町、真砂、島、野々宮、玉島、平田のコースで6キロ余り、左のアキレス腱に痛みあり。1ヶ月後の反核平和の火リレーまでには調子を整えたいものです。

 玉島小学校集団登校の見守り。「今日はガンバが来るんだよ」と教えてくれた子、楽しみにしていたのがよくわかります。まったく挨拶してくれなかった子がやっと聞こえるような声でしたが「おはようございます」と返してくれ、大変うれしく思いました。

「新社会」の配布と集金をしながら市民相談の件など状況確認。

今日の原発関連情報

以下は「脱原発と、環境破壊のない社会をめざす NO NUKES PLAZA たんぽぽ舎」から掲載。

放射能汚染水(殺人水)の海への流出を防げ
  時間が無いんだ!! 梅雨と台風の季節がやってきた     
                   山崎久隆

 汚染拡大防止はもはや限界

 関東以南は梅雨入りし、台風二号が発生。今週末から来週にかけ、本州北部
に再接近と予報されている。とうとう梅雨と台風の季節がやってきた。大量の
雨は原発敷地内部の放射性物質を海に流し込んでしまうだろう。いまから汚染
を止める土留めが作れるとも思えない。時間はどんどん経っていくのに有効な
手段はほとんど取れてない。

 たとえ福島第一原発の中でどんなに献身的に被曝を覚悟で冷却作業を行って
いても、大量の放射能漏れを止める有効な手段は資材も労働力も限られた中で
実行できるはずも無い。どだい無理な注文を、安全な東京都内からただ指示を
飛ばしているだけの対策本部。一分でも早く舞台から去って欲しい。かわりに、
放射能漏れ対策に特化した工程表をつくり、土木工事のできる作業員を動員し
て実行すべきだ。そのためには徹底した被曝管理を行う。まず最初に必要なの
は、地上の汚染物を一気に片付ける「除染作業」だろう。実行可能かと言われ
れば無茶苦茶困難なのは事実だ。しかしこれをしなければ取り返しの付かない
汚染を地下水系と海にもたらすことだけは間違いない。

 タンカーと使用済燃料輸送船を使って放射能液流出を防げ

 敷地内の建屋に溜まる汚染水は、集中廃棄物処理等に送り続けてきたが、
予想されたとおり建屋が破損し始めている。プールではあるまいに何万トンもの
水を支えられる強度など元々無い。単に防水コンクリートを使って補修をした
だけの建物内部に流し込んでいるだけだ。そのうえ、もともと浮けば良いとい
う強度しか無いメガフロートを持ってきたようだが、これも破損して沈む危険
性が高い。台風の荒浪に耐えられると本気で思っているのだとしたら、もはや
常軌を逸しているとしか言いようが無い。大量の汚染水を搭載したまま沈没し
たら、その汚染濃度は一気に太平洋に拡散し、東日本太平洋岸の沿岸漁業は
壊滅、遠く北方四島から千島列島を経てアリューシャン、カナダ、米国、ハワイ、
もう想像を絶する汚染の広がりとなるだろう。わずか520トンの高レベル廃液
が4月1日から6日にかけて流出しただけで、4700兆ベクレルもの放射性
物質を流出させたとされる。これにしても相当な過小評価だと思う(セシウム
とヨウ素だけの線量であり、他の放射性物質が測定されていない。)が、
今度は万トン単位の汚染廃液だ。一体何ベクレルとなるのか。地下に
溜まっている汚染水は放射線量が高くて近づくことさえ出来ないという。

 この汚染水は再処理工場の高レベル放射性廃液なみの危険物だ。
これを何ら遮蔽強度の無い建屋などに溜めることなど普通は考えられない。
 まず緊急で派遣できるのはタンカーだ。あまり大型だと専用港には入れない
から、数万トンサイズを複数用意することだ。それ以外には使用済燃料輸送船
だ。各原発から再処理工場に使用済燃料を運ぶために作られた。座礁や衝突に
よる海洋汚染を防止するため、どちらもダブルハル構造になっているし、もと
もと液体を搭載する設計になっているタンカーと、火災に遭遇した場合に備え
船倉を水没させることが出来る設計になっている使用済燃料輸送船が、
このような危険な廃液をとりあえず貯蔵しておくためには使用可能な設備だ。
直ちにタンカーと輸送船を動員し、廃液を原発敷地から一次撤去することが、
汚染の流出を防ぐためにも、作業環境を考えても、緊急に必要なことだ。

 水留めのコンクリートと津波防壁を

 作業環境が改善されたら、すぐに建屋周辺を深さ20 - 30m掘り下げ、
耐水コンクリートと矢板をつかった水溜のピットを作る。
 既に圧力容器はもとより格納容器も破壊され、建屋コンクリートも地震の影
響と漏えいした燃料の成分で破壊が進んでいると見るべきだろう。そうでなけ
れば5、6号機の地下に溜まっているような大量の地下水に放射能が混入する
はずが無い。この汚染の拡大を止める方法は、いまのところ原発内部からは手
の打ちようが無い。もはや手遅れだが冷却水の投入を止め、鉛を送り、使用済
燃料の残留熱で溶かしてコーティングし、流出を減らすなど考えられる。しか
し中に溜まっている汚染水をすぐに減らすことは出来ない。
 その前に、汚染水をなんとしても建屋から外に流出させてはならない。

 そこで、1 - 4号機の建屋周辺に深さ30mほどの鋼鉄製矢板を打ち込み、
流出を簡易的に止め、その矢板に沿って溝を掘削してコンクリートを流し込み、
さらにピットから地下水をくみ上げるポンプを出来るだけ多く設置することが
重要だ。こうすれば地下水は施設の外から内側に流れるようになり、汚染流出
を減らすことが出来るだろう。

 しかしこういう対策をしても、ひとたび津波が襲ってくればひとたまりも無いだろう。
そのために、緊急工事で同時に津波防壁を作る必要がある。タービン建屋と
海を物理的に隔離する必要があるのだ。
 同時に耐震補強も早急にしなければならない。これら工事を阻んでいるのが、
大量の汚染水の存在とがれきの存在なのだから、まずその対策を最優先すべき
なのだ。

これまでの福島原発関連情報

今日も放射能汚染は刻々と拡がっています ドイツ 気象局

◆政府の説明よりも危機的状況が分かります。各国から見た福島から流出している放射能汚染の広がりはショックです。
全国の放射能(水道、雨の放射能)濃度一覧

◆福島原発コーナーを新たに作成しました。山下HPリンク集の反核・反原発サイトです。

山下HP・「お元気ですか」     今日もビラニック(山下ブログ別館) 
 
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