本会議２日目。質問は６月議会で明らかにした自衛隊への若者の名簿２４０６３人の提供問題と行政改善に向けての失敗と成功実例集の提案です。
自衛隊への若者の名簿２４０６３人の提供に対する追及についての質問です。
自衛隊に対する個人情報提供について
1、過去、自衛隊大阪地方協力本部から中学卒業予定者に対する名簿閲覧の要請があり、市は応じてきた。しかしこれは文科省、厚労省だけでなく平成15年4月から当の防衛事務次官の通達でも禁止していているものだった。自衛隊大阪地方協力本部が陸上自衛隊の募集実施計画にも反した行為をしたこと、また本市がこれらの事情を知らずに閲覧に協力したことについてどう考えているのか
2、６月の文教委員会で市長は２４０６３人分の個人情報を市が提供した件についての答弁で
①これらがどのように使われたのか、今後依頼があったら、必要性、また必要であっても限定してほしいなどやり取りした上でどういったデータを何人分出すのか決めて生きたい
②、提供した後の漏出等の恐れもあるので事後の対応、保管の仕方、入力されているのであればオンラインか、オフラインか、セキュリティも確認したい。間違いなく募集案内の郵送だけに使われるように自衛隊と協議して詰めて生きたい。
③、市民の個人情報をしっかり取り扱ってまいりたいとの答弁をされた。
この後、自衛隊と協議されていると思うが、どのような内容なのか、それに対する自衛隊の回答内容はどうだったのか。
２問目
1、募集に関しては２４０６３人全員だったのか、それとも一部だけなのか。もし一部だけとすれば、どれぐらいの人数で、どのような基準だったのか。また発送事務はいつだったのか
2、パソコンに入力していたのは初耳。６月の文教委員会では１０市になっている。この１０市が茨木と同じ対象者であれば、人口の９％近くとなれば、１０市で１５万人から２０万人の個人情報が自衛隊に渡ったことになる。これだけの個人情報を入力するのは大変な作業と思う。従来の自衛隊員だけで作業したのか、部外者へ委託したのか。
3、「あて名を出力し、その日のうちに消去した」との回答であるが、私は信じられない。２０万人の個人情報はメモリ１つで十分保存できる時代だ。
4、面談相手は誰だったのか。なぜ市長が議会で答弁したことの確認が文書でのやり取りでなくて面談なのか。
面談でそのやり取りが事実だったことを第三者が確認できるか。世間話ではない。茨木市と自衛隊という公的機関同士の確認が面談なんて事務遂行上あり得ない話、先ほど言った失敗事例にあたる。
5、市長は、自衛隊との確認が文書でなく面談や電話でなされ、確認するための文書が全くないことについて適切な事務処理だったと考えているのか。
また自衛隊の回答は「自衛隊員だけで入力作業」、「出力したその日のうちに消去」、それから誓約書には「募集事務だけに利用」、「鋼鉄製のカギのかかる箱で保管し閲覧後裁断」、これがそうでなかったことが判明したら、また市民情報が漏出した場合、市長はどのような対応をするのか。
また自衛隊の誓約書文書が提出する相手先である茨木市長に対して、文書のもっとも下に茨木市長殿と記載している件について、こんな失礼な文書はない。突き返して再提出を求めるべきだと指摘しましたが、「縦書きの場合そんな記載例があり失礼にはあたらない」との答弁。しかし実際の文書は横書きのもので、どうしてこんなことを言うのかびっくりです。
ただ市長は自衛隊が回答とは異なる対応をしていたことがわかれば抗議するとの答弁で、これは評価したいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ！ （いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法（特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる）に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆日々更新が目標ピースアクション #平和 #憲法 #人権 #原発 #1000人委員会
◆山下Facebook
◆山下Twitter
◆山下ＨＰ・「お元気ですか」
blogランキングに参加しています。（１日１クリックでできる山ちゃんへの励まし。みなさんの「茨木情報」クリックが山ちゃんの元気になります。→
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆全国の放射能（水道、雨の放射能）濃度一覧
◆山下ＨＰ反核・反原発サイト、放射能情報公開、反原発の歌
アクセス
トータル
ランキング
