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入管収容者死亡/あまりにひどい人権軽視

2021年08月13日 | #自公(維)政治は最低最悪 #茨木市議会議員
写真は吹上浜洋上風力発電計画反対サイクルツアーで、鹿児島中央駅で

鹿児島県・吹上浜







 市民相談(安威川ダム事業受注者と下請け企業について)、コロナワクチン、生理の貧困などで調査。9月議会に向けての材料収集しています。

【今日の情報紹介】
入管収容者死亡/あまりにひどい人権軽視

 在留資格が認められず、直ちに送還できない外国人は、強制的に収容される。本来は「一時的」であるべき収容が現実は長期になりがちで、職員による虐待や死亡に至る事例がこれまでも報告されてきた。

 今年3月、名古屋出入国在留管理局の施設に収容されていたスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(33)が体調を崩して亡くなった問題は、命の危険にもつながる組織体質を浮き彫りにしたと言える。

 出入国在留管理庁はこのほど、現場の対応の是非を検証した調査報告書を公表した。「人権意識の欠如」を認め、「組織として改善を要する」と自らを戒める内容だ。

 上川陽子法相は「心からおわびを申し上げる」と述べた。悲劇を繰り返さないため、出入国管理全体を厳しく見直すべきだ。

 ウィシュマさんは「子どもに英語を教えたい」という夢を抱いて、4年前に「留学」の在留資格で入国した。その後不法残留となり、昨年8月に名古屋入管に収容された。

 長期収容で1月に体調が悪化したが、仮放免は認められなかった。腹痛や吐き気、食欲不振を訴え、救急搬送先の病院で死亡した。搬送時に肺炎を疑わせる症状を呈していた。

 この問題は先の国会でも議論され、収容と送還を厳格化する入管難民法改正案の採決が見送られた。

 今回の報告書は、医療関係者ら外部有識者を交えて検証した結果で、中身は耳を疑うものばかりだ。

 診療を希望すれば幹部に報告する内規があるのに、ウィシュマさんが点滴や病院受診を求めても職員は上に伝えようとしなかった。現場で不要と判断すれば報告しない慣例があったという。収容者の訴えに耳を貸さない対応にこそ問題がある。

 「仮放免を得やすくする誇張」と疑う意識があったとも指摘する。体調不良で飲み物をうまく飲めないウィシュマさんをあざけるなど、「明らかに人権意識に欠ける」いじめのような行為がなぜ常態化したのか。

 名古屋入管の当時の幹部らが訓告などの処分を受けたが、人命が失われた事案の重さとつり合うのか。全国の入管施設では2007年以降、17人が亡くなっており、一施設の不祥事と捉えることはできない。

 ウィシュマさんの遺族が、生前の様子が分かる監視カメラの映像公開を求めたのに対し、公開は一部にとどまった。遺族には全てを見る権利がある。日本の人権意識が問われていることを重く受け止めるべきだ。

 そもそも、強制送還まで不法滞在者全員を拘束する「全件収容主義」の現行制度に問題がある。まずは収容状況を第三者がチェックできるよう、見直しを急がねばならない。

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