自己正常化への道 対人恐怖症、視線恐怖症、会食恐怖症、正視恐怖症が治った男のブログ

対人恐怖症・視線恐怖症が治った男のブログ。超腕利き心理セラピスト岩波英知先生(ありがとう!)の自己正常化プログラム体験記

精神科とメンタルヘルスのお医者さん その2

2007-04-06 | 僕の神経症・社会不安障害対策遍歴

近くのメンタルヘルス・クリニックに通った。
すごく緊張したのを覚えている。

精神科のお医者さん=事務的と言ったらどこも同じだと思うけど、そういうものなのかなと今ではあきらめがついている。
中には人徳のある人もいて、事務的な診察をしない人もいますが、比率で言ったらの話です

事務的に対処されても、薬が効けばいいのだから、医者的にはそれでいいのかもしれない。

内科や皮膚科といった医者はそれでもやっていける。

でも精神科医はそれだけじゃだめだとおもうけど、今はどうでもよくなった。
中には、とても人間的な暖かい先生とたくさんいるだろうし、そういうお医者さんに会ってみたかったけどね。


でも、神経症克服プログラムに通っていて思ったことは、いい先生でも、「凄い先生」でなければならないと思った。
心に決定的な影響を与えられるのは、最終的には信頼関係が必要であると同時に、それをも超えた「すごみ」ではないかな。

いい先生は、人間的には親身になってくれるかもしれないけど、心の問題だけに、心のどこかにきちんと響くものがないと、ちゃんと伝わらないんじゃないだろうか。

つまり、感動や実感を伴うものがないとだめなんじゃないかな。

神経症は無意識のトラブルだから、なおさら。


いい先生より、凄い先生というほうが、心理的にはとてもいいことだと思う。
いい人は味気ないけど、すごい人なら心にいい影響を与えてくれる力を有しているし、インパクトがあるってことは、無意識に届くってことだから。


ちなみに精神科から薬をもらって飲んでいたことを、薬の袋に○○メンタルヘルスクリニック
と書かれてあり、もろに兄にばれてしまった。
とても恥ずかしいと同時に、ある意味であきらめもついたと思う。

僕が、こんな人間で、精神的なトラブルを持っていると、兄も気づいたことだろう。

その後も、兄とはどうってことなかった。
そういえば、友達にも袋を見られたな・・・・(笑)
どう思ったんだろうか?
やっぱり、僕が少しおかしいと思っていて、納得がいったのだろうか?
不眠症か、そこら辺ので通っていたのか、と思ったのか?
それともメンタルヘルスという言葉自体わからず、ただの病院の薬だと思ったのだろうか?


精神科って、一般の人にはまだまだ敷居が高く、もっと年配になると全人格を否定されるぐらいのもんなんだろうけど。

けっこう、薬の袋を人に見られ、精神安定剤や抗うつ剤を飲んでいるとばれるケースが良くあるらしい。
こんなエピソードも、いまは昔で、一生薬とは縁がない生活(肉体の病気は別です)になるんだろうなぁ。

いつもメンタルヘルス・クリニックの薬の袋を持ち歩いていたと言うことは、薬を服用していて、頼ろうとしていたことの裏返しです。でも、なんにも解決にもならなかったんだけどね。
どうも対人恐怖には、向精神薬は効かないみたいだ。
不安を押さえようと服用するけど、どこから不安が発しているかまで見極めないと解決は難しいと感じ始めた。


薬は未来を感じさせないものだ。
僕は今、皮膚科の薬を飲んでいて、それを飲まないと、アレルギーがひどくなってしまう。
だけど、一生薬を飲み続けてまで、症状を押さえつけたくない。

何かに頼り続けることは恐ろしいことだ。

なおさら、精神科で出される薬に一生頼っているようだと、もうお先真っ暗になっていたかもしれない。
でも、私は、その途中で、きっぱりを捨てたから良かったと思う。
抗不安薬や抗うつ剤と折り合いをつけて社会的生活を送っている人がいるのも事実だから、これ以上は言いません。


近況報告

東京は満杯なので、わざわざ夜行バス(JRか阪急)にのって、大阪で、先生の心理プログラム(心理セラピー)を受けてきます。
なぜなら、早く良くなりたいから。東京だと間が空いてしまう時もあるから。
結果報告は後日です。
また、いろいろな受けた各種心理療法・治療法を書いていきたいと思ってます。
マメじゃないから、ブログ更新は気の向いた時だけですが、気が向いたら必ず更新する予定。

でわでわ


(ヤフーブログからの再掲載)といいつつも、かなり更新が遅れてしまった・・・・・・←ヤフーブログは閉じました。

神経症の体験談関連サイトをあつめたリンク集


凄腕の心理セラピストの岩波先生のプログラムを受けた人の体験記をまとめているリンク集サイトです。
似たような症状の人がいれば、そちらを読んでいけば、克服するにはどうやったらいいかわかると思います。 


神経症治療履歴 まずは精神科での治療経験談

2007-02-20 | 僕の神経症・社会不安障害対策遍歴

岩波先生のおかげで、対人恐怖症、視線恐怖症の症状もすごく順調!
症状チェックはいけないから、何にも考えずとにかく動くぞ!
考えている自分に戻っていたら、すぐ動くことで雑念や自意識を外そう


さて、神経症克服プログラムにかかるまでの、僕の神経症治療履歴を書いておきたい。

対人恐怖症、視線恐怖症、正視恐怖症、会食恐怖症と鬱病(対人恐怖症で悩みすぎての副産物)になってからというもの、僕はこれら神経症との戦いが人生のすべてになった。
異常に自意識過剰になり、それを指摘されるのは嫌だった。

常に周りに不信や疑念、猜疑の目を向けていた。

だから、戦闘態勢の中で生きているから、べらぼうに疲れてしまう。
いつもおびえて、心配して、対策をとって、普通を装うとして、それでも緊張して、疲労して、不安、恐怖ばかり。
心が落ち着かないし、気になることだらけだった。


何よりも、自分が、その自意識過剰が大嫌いだった。
でも、どうしても気になってしまう

頭ではばからしいと思っていたことだけど、体(視線)は思い通り動いてくれなかった。

神経がおかしいと気づいた。

だけど、神経の暴走だけは、僕の意志の力ではどうにもできない。
めちゃくちゃイライラした。
不満だらけの人生だった。

なぜ世の中、みんな幸せそうなんだろう?

なんで僕だけこんな目に遭わなくちゃいけないんだ?

自殺したい気持ちもあったけれど、それで死ぬのも悔しかったし、なんとか巻き返したかった。

何のために生きているのかわからないから。
苦労したあげく、自殺するしかないなんて、拷問を受けるために生きてきたようなものだ。

だけどシャレじゃなくて、僕は死ぬしかないといつも思っていた。
あのまま対人恐怖症が治っていなかったら、つらい思いを味わい続けるのは絶対に確実だったから。



いつごろからかな、神経科、精神科でお医者さんに診療してもらえれば、治る! といった期待が芽生えてきた。

自分の神経症に対して、だいぶ知識がついてきたから、メンタルヘルスを扱う病院があると知った。

とりあえず、このままの状態が続くのではなくて、何か神経症に対策をとれる方法があるのがうれしかった!

神経科とは別に精神科があることがわかった。
心のトラブルと言うことが僕にも見えてきた。
これは性格じゃなくて、神経症のせいなんだってことがおぼろげに。


この異様な神経がすり減っていく状態は、神経の病気じゃなくて、精神的なものなんだって。

いじめや対人関係のトラブルが原因なのもぼんやりだったがわかった。
そういうことを治療してくれる専門の医者がいることも知った。

でも難問は、精神科に通うということ。
とても恥ずかしく、気まずかった。知られたらやばいと思った。
精神科=精神病院という悲惨なところという刷り込みがあったから。


ここで怖じ気づいていた。
当時の情けない考えの持ち主の僕は、内科と精神科が一緒のとこならばれないと思った。
少なくとも、建物から出た時、この人は精神科から出てきた人だ
と思われないですむと思った。
(こんな思考がまさに対人恐怖症、人の目を気にしやすい人間なんだろうな)
書いていて、情けない精神構造をしていたと思う。

まずは近くのメンタルヘルス・クリニックに通ってみた。
いつだって勇気が必要だったけど、背に腹は代えられなかった。
これで対人恐怖症が治るなら、何でもしようと思った。

いち早くこのきついことだらけの神経症をおさえたかった。
この時は、向精神薬の怖さなんて、まったくわかっていなかった。
依存と廃人と副作用の問題があるなんて…無知って怖い。 



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あがり症や社会不安障害、対人緊張に役立つサイト紹介

蜘蛛の糸をのぼれば 極度のあがり症・対人恐怖症・話し方の悩み解消ルーム

あがり症や話し方が苦手、人間関係にトラウマを抱える人向けのサイトです。
アガリ・緊張で苦しんだカンダタさんに蜘蛛の糸が垂らされた・・・!
社会不安障害になる過程が興味深かったです。
対人関係でのトラブルは本当に多いですね。

僕は思う。対人関係のトラブルって結構当たり前にみんな経験しているんだって。
そんなかでも、たくましく生きなければ自分に対する冒涜なんだと。


everyman

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