自己正常化への道 対人恐怖症、視線恐怖症、会食恐怖症、正視恐怖症が治った男のブログ

対人恐怖症・視線恐怖症が治った男のブログ。超腕利き心理セラピスト岩波英知先生(ありがとう!)の自己正常化プログラム体験記

僕の対人恐怖症・社会不安障害が!  治っていく・・・

2024-06-01 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

評判がものすごく高い神経症克服プログラムの先生のところに行ってきました。
岩波先生の人智を超えたすごさは体験した人が多く書いていることですが、僕もいずれ感想を書いていきたいです。
ああいうタイプの人間はなかなかいないです。
気合いの入っている人ですが、普段はとってもニコニコしていて、良き父親といった感じです。

すごいプログラムを受けられて、変わっていけていく自分がうれしいです!
昔気になってしょうがなかったことが、気になりようがないんです。
気にする必要がないということは、気にしたくても気にならない状態ですね
そんな状態になれるなんて夢に思いませんでした。

不安を見つけて不安を感じて、いつも心配と不安ばかりの行き場のない半生だったけど、あの頃のもろっちい僕はどんどんいなくなりました。
この状態が果たしていいのか悪いのか、ずっと不安と心配にとらわれていた僕にとって、最初は幸せでしたが、居心地も悪かったり(笑)
いい意味での違和感ですね。


無意識からの解決ってほんと重要だなと思います
そこから治療してくれる(理論じゃなくて、実際に無意識の病源を治せる)のは、岩波先生ぐらいしかできないでしょう
とにかく生の実感というものがすごいから、その技術の切れ味に圧倒されっぱなしです
毎回毎回僕は先生のところですごい! すごい!ばかりいっています。
うれし涙を流しています。心に余裕が生まれてきました!
この場を借りて、改めて先生にはありがとうをいいたいです。

もし対人恐怖症やうつ病とかいろんな神経症の悩みが解決できていない人は、絶対先生に相談した方がいいです!
なかなか予約が取りづらいようですが、それでもやったほうがいいですよ。
本物ですから。
これはプログラムを経験して、励んだ人ならみんな言うことでしょう。

他のセラピストが決してできない、無意識の領域を一瞬で見させてくれる凄腕の先生がやっているプログラムだから、良くなる理由が実感でよくわかると思います。


さて、僕の悩みは、小学生時代のいじめが大きいです。
僕は内気な人間で、たぶんいじめられやすいタイプの人間だったんでしょう。

いつもいつもつらかったけれど、いつも自分の胸の中に不満や恐怖を抱えて

押しつぶしてきました。
簡単には人は信じられなくなったし、いつも初対面の人には特に構えて接していたように
思います。そのいじめは中学に入ってからも続き、ついに神経症が発症しました。

特に人の視線に敏感になりました。

高校生からはすっかり視線恐怖症が悪化しており、いじめはなくなったけれど、
今度は自分の視線や対人緊張の症状にいじめられ続けました。
視線恐怖症や対人恐怖症、こっちのほうがつらかった。

病因で薬に頼るようになったけれど、ほとんど効果が出なかったです。

それでも、すこしでも敏感さを減らそうと飲み続けていました。
ほんとうにきつかった・・・・・・。
次第に、薬では、対人恐怖症、視線恐怖症という神経症は治らないものだと気づいていきました。


細かいことはまた書いていきます。
でもいまは希望に満ちあふれています!
いままで失ってきた分を、絶対取り返してやるぞ! 


(再掲載より)←ヤフーブログは閉じました

僕が一押しのサイト・ブログ紹介↓

http://mentalman.blog99.fc2.com/

神経症克服プログラムの経験談と人間関係スキルアップ

タイトルの通り僕が受けたプログラムの経験談と人間関係向上についてのブログ

ブログ主のメンタルマンさんとは知り合いです。

こちらも先生のプログラムについて体験記や説明が載っていますので参考にして下さい。

僕とルーツも似ていて、いじめが原因で対人恐怖症になったとのこと。

切磋琢磨してともに症状解決できたことは、二倍うれしいことだ!

 


とにかくすごい人! 岩波先生の何がすごかったかの感想 僕の対人恐怖症が治ったきっかけを作ってくれた

2024-06-01 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開
岩波先生の何がすごかったのか
僕が感じた先生のすごさについて話します。

異才です。
評判以上の鋭い人でした。
莫大な知識、経験、人生の集積がすごいと感じました。

感覚的に生きている人だけど、ところがどっこい、知識面もものすごい。

感覚が知識を飼い慣らしているという理想の人だと感じました。

ツーと言ったらカー、一を話したら、十返ってくる。

こっちが一しか話せないことでも、すぐさまこちらの意図を察知し、適切にアドバイス、心理面でのまずさ、元気に生きていくためのヒントを返してくれる。

電話で初めて話したときも、僕の顔を見ていない状態でも、すぐに僕の人生を察知してくれた。

君はこうこう、こういうふうな人生を歩んできたんだね、といわれたときは、図星だったので驚いた。
まるで占い師のようだ。それより精度が高いと思った。

探し求めていた人だと感じたのはそのときです。洞察力がハンパない

人の話をあまり聞かないというのもあるけど、先生は聞かなくてもわかっているんだろうな。
深いトランス状態に導く能力も特筆すべきものですね。
深いトランス状態に入るには、こちらの雑念が支配していたら入れないものだけど、一瞬の隙をみて一気にもっていく能力はすごいと思った。
(こののち、先生のトランス誘導能力や呼吸法の改良などで、ますます簡単で深い世界に入れるようになっています。しかも自力でも可能になっている! まさに異才です)

 

通っている人誰にも気さくに接してくれていて、みんななついていることもすごいと思った。
だって、悩みを抱える人は、殻に閉じこもっている人が多くて、人間不信の固まりになっていることが多いものですよね。
でも、この先生なら信頼をもてるとみんな思っている。
みんな先生のことが好きだし、すごいと思っている。

先生と相性が合わない人間は、世の中の誰ともやっていけないかも、と思わせるくらいコミュニケーション能力が高い。

道を歩いていても、店に入っても、みんな岩波先生のことをよくしてくれるらしい。
先生のキャラクタやオーラ、元気の良さで、初対面の人でも心を溶かされてしまうんだろうな。
マジで、ほんの一部を除いて、嫌いになる人はいないんじゃないか。

先生本人は嫌われてもどうでもいいよ、と感じなんでしょうが(笑)

だから、人間関係がうまくいっているという・・・・
ここに人間関係向上のヒントが隠されているなー

人と仲良くやろうと思って、必死で演じたり合わせたりするけれど、うまくいかない。
だけど、うまくやらなくていいと本心から思っている人ほど、うまくやれちゃう・・・・
そのヒントって、岩波先生が体現化していると思う。


最後にそのエネルギッシュさ、バイタリティさを伝えたいです。
それはもう無限かと思うほど。
先生と同世代の人と比べてみたら、唖然としますよ。

若々しい! 若者以上に若者してます。
ロックも聞くし、知識が豊富だ。
若者が多い街も大好きみたいで、渋谷や下北沢が好みだそう。

かといって、歌舞伎町や渋谷のセンター街は柄が悪くていやだと言っていた。

後好みは青山とか、大阪だと心斎橋、堀江あたりがいいと言っていた。
決して巣鴨にいるような人ではないです。
絶対にゲートボール場に行ったりしないし、病院に用もないのに行って、孤独を埋める老人にはならない人です。
 

(再掲載より)←ヤフーブログより転載ですが、ブログは閉じました。このブログだけでやっていきます。
 
 
オススメ&アドバイスがのっているサイト
与一さんのとても為になるサイト。
神経症を克服するために、普段から何をしていいか箇条書きにしてまとめてくれています。
さすがに克服経験者の言葉は重みがあります。
どれも日常からこつこつとできることばかりなので、惰性に陥らず実践してこう!

神経症の恐ろしさをよく知ることも大事です。
何もしないで治るような甘い症状じゃないってことをよく教えてくれました。 
 
 

どういう人が岩波英知先生の自己正常化プログラムに通い、どんな神経症で悩んでいるんだろ

2024-06-01 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

どういう人が僕が受けた自己正常化プログラム ※旧神経症克服プログラム(他にもあがり症克服や不登校克服、会話の格闘術、メンタル強化などのプログラムあり)に通ってきているか、です。

これは僕が知る限りですが、けっこう優秀な人ばかりでした。
一流大学を出ている人ばっかり(旧帝国大学出身はわんさか 一流私立は当たり前)で、社会人になってはまってしまった人も、会社の社長だったり、大企業の重役さんだったり、優秀な研究者だったり、世界を飛び回っている人とか、語学が巧みな人ばかりでした。
お医者さんや弁護士さんなどの専門職も多かったですね。


思ったことは、誰でも悩むという印象よりも、まじめで優秀な頭のいい人ばかりが悩んでしまっているということ。
もう一つが、岩波先生の心理、脳内プログラムとか「会話の格闘術」など受けている人は、どの心理セラピーよりも、地位が高い人が多い印象を受けたということ。
これは先生の能力やキャラクター、料金設定(まあ、高いしw)、評判の高さなどが絡んでくると思うけれど、ほんとに地位も名誉もある人、頭がいい人ばかりだった。

あと、怖いなと感じたことが、そんな地位も名誉も頭の良さも実績も持っている人が、悩みに陥って苦しんでしまうと、それまでの能力がまったく使い物にならなくなるという事実。
せっかくの優秀な人材が、力を発揮できなくなって、暗闇に落ち込んでしまうのは悲惨すぎ!
薬漬けになってしまった人は、一層その感が強いと思った。
悩みってこんな方面からみても、悩みつづけたり、薬に依存しすぎることは怖いものだと思う。

人生で何一ついいことがなかった人も大変だけど、一生懸命がんばって本当は未来があるはずなのに、心の悩みにとらわれてもがき苦しんでいるのも悲惨だと思う。
僕がよく聞いたセリフは、【何にも悪いことをしていないのに、なぜこうまで苦しむはめになったんだろう】ということだった。
これは僕も本当にそう思っていたし、なぜなんだ!?という感じです。

それに優秀な人だけに「なんでこうなった!」というあまりの理不尽さに焦って、わけがわからなくなって、ますます悪循環にはまっちゃうんだろうな。

養う家族がいる人はもっと大変だと思います。
悩むなら、まだ若いうちの方が心理的なストレスは少ないかもしれない。
まだまだ僕は幸せ者だと思った。

人の境遇を見て、自分の現状を認識して、それを前向きな力に変えてがんばっていけることも、悩み克服には必要なのかもしれない。
そういうことでは、岩波先生がやっているみんな一緒にやる集団のプログラムに参加する意義は大きいと思う。
先生の異才ぶりがよく認識できるし、人の扱い方も勉強になるし、今書いたように自分を振り返るいい機会になりますから。

それに人って、先生の技術によって、あそこまでいい方向に変わるんだってことを目の当たりにできます。
あの人がかわれるならば、僕も変われるって保証をもらえて、ますます頑張れます!


 (再掲載http://blogs.yahoo.co.jp/take12577より)←ヤフーブログ閉じました。
このブログでやっていきます。

 

役だったサイト・ブログの紹介

プレミアセラピー体験記と神経症の手記
今回の記事の内容と同じく、社長さんの手記です。
社会的地位の高い状態でのうつ病やパニック障害は辛酸の極みだと思います。
それでも切り抜けられた精神力は尊敬です!
逆境でも切り抜けられる、一つの証明です!
僕も見習って頑張るぞ!


岩波先生自己正常化プログラムを受ける際の注意点(電話予約について)

2024-06-01 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

異才岩波先生の神経症克服プログラムを受ける際に注意すること。


初めて予約を取るなら、一刻も早く岩波先生とコンタクトを持つこと。
他の人との競争になるから。
予約を新規希望する人や、次回予約する人との争いです。

直接電話をしてもいいとおもう。
つながればラッキーですので、どんどん電話すればいいかも。(つながらないときは、誰も事務所にいないので、迷惑にもなりません)

確実にコンタクトをとりたければ、メールを出すこと。
先生につながるわけじゃないけれど、やったほうがいいとおもいます。


電話する際に気をつけることといえば、真剣さを出すことがいいです。
自分はどんな症状で悩んでいて、苦しくて、どうしていきたいのか、ということをです。
あと自分の悩みに至る簡単な人生史を簡単に頭でまとめていること。
あとは先生主導の電話応対でいいと思います。

電話が苦手、人との話が苦手でうまくはなせなかったらどうしようと不安になる人でも大丈夫。
うまく話せなくても全然OK!
岩波先生は百戦錬磨の凄腕セラピストなんで、すべてわかってくれますから。

それに、そういう悩みの人が多く予約するわけだから、先生も百も承知です。

話がとてもしやすい先生でしたし、明るくはっきりしていて、楽しいです。
ただし、受ける気持ちないのに先生と話して、何かほっとしてやろうと思う人は簡単に見抜かれます。

受けているこちら側から見ても、そういう電話は迷惑です。やめましょう。

あと岩波先生は無理にクライアントにすることはしない人です。
受ける意志を持たないといけないですよ。

予約がとれない人もたくさんいました。
そういう人は、真剣さが足りなかったり、不安だらけだったりして、くどい質問ばっかりしていたんだと思います。
あとは予約がいっぱいの時も、予約が取れません
(すでに通っている人は、回数が余っていたら絶対に予約を取れるので安心してください) 

岩波先生から予約を断られたら、もうこれ以上の治療法はありえないので、やっぱり気持ちが重要です。
それぐらい先生の根本から治す技術は別格です。 


(再掲載)←ヤフーブログは閉じました。

こちらに神経症克服プログラムや岩波先生の人柄、能力などの情報やFAQがのっています。

神経症克服へ マインドアートフレンズ

これは幾人かで神経症克服した人が集まって管理運営しているホームページです。
様々な情報や体験記がてんこ盛りです。
道しるべとして利用するといいかも。


そして、こちらがそのサイトに寄せられた体験記集です。
克服者の体験談や、各神経症の体験談がたくさん掲載されています。

神経症、あがり症、不安障害、うつ病、対人恐怖症体験記、克服記まとめ FRIENDS

 


自己正常化プログラム<岩波先生の心理・脳内プログラム>の予約方法

2024-06-01 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

Dream Art Laboratoryの神経症克服プログラム(あがり症や不登校のプログラムも含む)の現状について書こうかなと思っとります。

聞きかじったことによると、(どこにも書いてあると思いますが)予約殺到がすごい数のために、いよいよパンク状態だと言うことです。
早めに申し込んで良かったなぁ~としみじみ思う今日この頃。

といっても、先生も多くの人が受けられるようにいろいろと頑張っているみたいです。
集団の日を増やしたり、プログラムの時間を拡大したり、深夜までやっていることが多いみたいですね。
予約を取る方も当然ながら集団に参加した方がとりやすいです。
個人だけで受けつづけることは難しいとか。

僕も東京から大阪に通ったことがあるんで、別に驚きませんが、わざわざ遠方から東京、大阪まで通う人の数がとても多く、そんな心理セラピーをやっているところはないでしょうね。
海外からも何人も来ているそうです。
ありえないでしょ! 普通は! 
天才的だしカリスマ性もあるからこそでしょうね。
期待と思わせる実力と先生のキャラが合ってこそだな。
あとあの元気がいいという人も多いですね。

地方にはそもそも、近場にいい心理セラピーはない。
東京や大阪の大都市でやらないのは、ニッチを狙っているのかどうなのかわからないけど、実力のある人は大都市に集まりますよね、普通。
病院はどこにでもあるけど、クリニックにしても精神科も心療内科も、薬だけ。
副作用の問題もあるし、対症療法にすぎないという厳しい現実もある。
だから、地方の人が岩波先生のところに通う要素だと思う。
でも、逆に幸せかもしれない。

なぜなら、僕なんか、東京の近くだったために遠回りでしたよ。
あまりにもたくさんの各種心理療法、病院があって、とりあえず近くから通い始めたけど、実力差は雲泥の差でした。
ずいぶん無駄な徒労を強いられました。
特に駅の看板に○○心理療法 ○○催眠療法なんかあると、目移りしていたもん。
はっきりいってたいしたことはありませんでした。
ここなら大丈夫かも、今度は本物ですようにと祈っても、いっつも裏切られました。

だから、東京と大阪の近くに住んでいても、本物にはなかなかたどり着けないんですよ。
自律訓練法レベルです。これって誇大広告では?
自律訓練法をやるところで、催眠療法なんてさ。
でも通った人の話を直接聞くと、どこもその程度のレベルばっかりなんですと。
催眠と掲げていても、催眠の定義って本当に広くて、リラックス感を覚えるのが催眠ともいえるし(だから詐欺ではないわけです)、暗示に手足の動きが反応することが催眠といえるし、超高度な暗示にかかることこそ、本物の催眠であるとか、とにかく理性が減る状態が催眠という広義の定義です。
だから、催眠療法など心理療法を受けた人は、逆に岩波先生のを受けた後に、そういうところに行くと迫力不足で拍子抜けするだろうな。

だから地方に住んでいる人は、遠いと嘆かないで、神経症克服への近道だと思って頑張って通ってください。
たしかに往復の交通代はバカにならないけれど、無駄金になることなんかないですよ! 
それに遠い人ほど家での宿題(呼吸法とか)を頑張ってくるから、感動も倍に味わえると思うし。

逆説的に、近くの心理療法を受けるのもある意味ありかもしれない。
岩波先生のすごさがわかるから、いいかもしれない。
体験を一度でもすれば、こんなもんかと思えるだろーし。
体験といえば、岩波先生の神経症克服プログラムとか他のプログラムは、「体験だけさせてくれー」と言っても無理です。
そういう人はまず受けられないです。
だから敷居が高いです。
あとは自主性を持っていないと断られます。

ずいぶん話がそれてしまったけれど、こんなところで終わりにします

お奨めリンク

変化を恐れるな! 会話の格闘術体験記

↑↑人間関係向上のスキルを学んだサラリーマンさんの体験記。僕も教えてもらいました。会話の格闘術、もっともっとマスターしてみたいです。そして実戦で使いたい! 職場の人間関係についての話が多いです。


岩波先生の心理セラピー体験 体の緩みについて

2024-06-01 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

今日はけっこう痛い(笑)、でもそれ以上に体の固さが嘘のようにとれるツボ押しについての体験です。

※これもどんどんやらなくなっているとのこと。メインは肩胛骨周囲のストレッチ法をやります。それでも局所的に体が硬い人が短時間やるとのこと。

ツボ押し棒で、時にはなんとボールペンで(笑)、首の後ろや肩、背中のツボを押したり、筋をはじくことで体の緊張をほぐすことについての体験記です。ボールペンを使うなんてまさしく岩波先生らしい!

体の固さと神経症の悩みの深さは比例してる。体が固まっている人は、普段から極度の緊張状態や不安状態にさらさられていて、その分体が硬直しています。
人の体の固さの度合いを測るには、その人の頭を回して、首がすんなり回るか、カチカチかどうかですぐわかります。

トランス状態といわれる極度の変性意識状態に深く入り、さらには暗示にダイレクトに反応するためには、体のやわらかさはとっても重要です。弱いゆっくり呼吸法も実は体を柔らかくする効能があるみたいですね。あ、強く吐く呼吸の場合は、体が固くなっても構いません。

ツボ押しやスジをほぐす物理的な行為によっては、短期的に体が柔らかくなります。
炭火の遠赤外線で、体の内部に熱を当てて柔らかくする方法に比べると、時間的にも早いので先生は瞬間的に体を柔らかくさせたい時にツボ押しをします。

感想は痛い部位は痛い!! でも痛いだけの拷問じゃなくって(笑)、必ずあまりの体の軽さに驚きます! 肩をほぐすと首の硬さがとれます。個人的には頭皮マッサージがイタッ! って感じだったなぁ。

どんだけ悩みを体の固さに変換させているんだ?ってつくづく思った。

視線の緊張がある人は、目の上の眉のラインのツボを押したりします。あとは額の左右の部分のスジをほぐすと眼の緊張がとれました。視線の緊張の強い人はご自分で額の角(右上、左上)から目にかけてのラインを何か細いものではじくと、バリバリに張っているスジを発見することでしょう。僕は視線の緊張が強かったから、いっつもそこが凄かった!

先生は体の緊張を知ることで、その人の悩みの深さを簡単に把握できます。
いっつも「体が固いなぁ」と口癖のように言っていましたが、それだけ思い悩みを抱えて通ってくる人が多いんですね。
でも、家で呼吸法をたくさんやってくる人で体が凄く柔らかくなっている人(特に首の回転や肩)だと、喜びの声を上げます。

あと肩の緩みを作り出すために肩胛骨の筋肉を後ろにひっぱって、ゆるめることもしました。
驚くことにすごく肩が軽くなって、上下に動かすとめちゃくちゃ軽くあがります。
ツボ押しやスジほぐしと違って、一人ではできないだろうなぁ。

自分でツボやスジほぐしをやりたい人は、岩波先生にやられている時にどこの部位をやっているかチェックしておきましょう。

体が固まっている状態だと、行動も思考も余裕を失って、ますますぎこちなくなり視野が狭くなるだけです。せめて物理的だけでも自分でほぐせるといいと思う。もちろん呼吸法が体の芯から緩みを作り出す一番の方法です。

僕が強い変性意識に陥った時、やっぱりすごく体もベロベロに緩んでいました。精神と肉体はまさに表裏一体です。単に老齢による体の固さとは違うものです。

やっぱりしなやかに柔軟に世の中を渡っていきたいから、体をほぐしたり家でよくしています。呼吸法も良くやっています。気分もリフレッシュできるしね。

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(最近は、つぼ押し棒で体をグリグリする頻度は減ってきているようです。
ないわけじゃないですが、その時は体が硬い時でしょう。あきらめましょう<笑>
あとやられて被害意識を持つ御仁がいるようだが、それじゃ生きづらいだろ。
痛いマッサージをやられて被害意識を持つようなものだから。
いじめを受けた僕でも被害意識なんか持たない。
よっぽど大変な人生だったんだと同情してしまう)


暗示が浸透する時の精神状態はこーゆう時(トランス変性意識)

2024-06-01 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

久々の更新となっちゃいました。
今日は暗示が浸透する状態とか暗示に反応する時の状態を経験から書いていきたいです。

頭がずれている状態(いわゆる変性意識状態が強まっている状態)に暗示が無意識にダイレクトに浸透します。
これは経験すればわかるけど、暗示が浸透するってどういう時?という疑問が最初僕にもありました。
暗示がかかるとはまた違うんですね。
時間軸で言えば、長く続くか、その時で終わるかです。
暗示がかかるといっても、単純な暗示のことをここではさしています。
それこそ岩波先生が入れてくれる記憶、感情への暗示(これは長く続く)なんかは、暗示が浸透するというレベルだと思います。

頭がうまい具合に`混乱`しているような状態の時に、暗示を機関銃のようにCDを聞いて入れ込んでいました。すると、暗示があっちから勝手にこちらの頭に入ってくる感覚でした。
頭や理性で聞いているんじゃなく、しっかり暗示が脳に入っている実感がありました。
まさにしっかりとした感覚です。つかめるような、パワーがそこに宿っているような。

そのために呼吸法で変性意識状態をつくることが必要です。
そして、強く自分に言い聞かせます。
頭で暗示を入れるんじゃなく、魂で入れ込む感じでやると、ますます変性意識の状態が混乱に磨きがかかって、とても快感に似た状態に変わっていきました。
脳内麻薬というやつです。
しかも副作用は一切なし。
覚醒剤やコカインモルヒネ、MDMAとは違います!

脳内麻薬と言うくらいだから、もう浸っていたいほどの気持ちよさでした。
でも、心は強く暗示を脳にたたき込む気持で暗示CDを聞いていました。必死で、ただ必死で!

岩波先生の暗示CDの言葉も脳に直接響いて来る感じです。そして、気持がすごく高ぶり、何でもできる! どんなことがあっても関係ない! 俺は俺で生きてやる! というモチベーションがわき上がってきました。

もう自分でもこらえきれないほどの気持の高ぶりです。
やってやる! 決意と覚悟を備わった気持になりました。
心の奥深くからグググーッとわき上がってくる感じ。

これってまさに暗示が浸透している状態だったでしょうね。
理屈も何にもなく、ただ感情に火がついた感じです。
頭の中でいくら「やってやる!」と考えていたって、すぐに萎えてしまうのがオチですよね。
でも、感情レベルから火がつくと、本当にそう思えちゃいます。
強い人間になったという実感があったし、そういう状態が頼もしく思えたし、自信にすごくなりました。
なんでもできるし、やれるんだ、と。
だから気持もすっきりするし、脳も覚醒したような感じです。

呼吸法をやりこんだ成果もここにあったんだ! やってよかった!
めちゃくちゃ嬉しかったです。

暗示浸透って、自分が、聞かない自分に打ち勝つことです。
自分に勝つには、言葉をかえると自分を騙すには、脳に理性が多く占めてちゃ駄目!
感情の世界=いい意味で統制が取れてない混乱した脳の状態
になっていなくちゃ駄目!
理性は所詮、怪我をしないようにするためにしか使えません。
それじゃ、冒険もできず覚悟も身につかない。
そんな自分が、無意識の自分に克つなんて不可能。
だから暗示がとっても重要だ!

そのためには、呼吸法と脳への条件付け(先生にやってもらう)と暗示の言葉への理解が必要不可欠でした。
呼吸法をやれば、必ず岩波先生が脳への条件付けをして、被暗示性を高めてくれます。
そして、暗示を徹底的に聞きまくれば、僕みたいな経験を誰でもできる!
自律訓練法の威力の何千倍は軽く超えてます。

人よっては光の点滅を利用して、被暗示性を爆発的に高めている人もいるそうですね。
他にもたくさん暗示を入れる技術があるんだなとわくわくしちゃいますね。
先生はその中の一部しか今のプログラムでは適用していないようですが。

ま、ベースは呼吸をたくさんやることが必要なんで、みんな頑張ろう!

今回は記事にあう写真がない……

久々にオススメリンクを一つ

カリスマ鬼才岩波先生のこと 

so-mataさんの岩波先生の心理プログラム体験記。
信念を持って取り組んでいる様がわかります。
トランス体験や暗示、呼吸法についての記述が多いのでオススメ
とても熱い、舌鋒鋭いブログです。


神経症克服とトランス呼吸法の関連性 呼吸は色んなことを教えてくれた

2024-06-01 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

題名の通り、今日は呼吸(トランス呼吸法)をやっていくことで、どう僕は神経症克服へのヒントを見つけたかについて書こうかなっと。
呼吸法の取り組み方がわかり、そして身につけることができれば、日常でも神経症克服に大きな効果を発揮してくれます。

トランス呼吸法そのもので、リラックス感を覚え、深い意識の変容状態になり、暗示が浸透することはもちろん重要です。
抑圧を外していくにも、理性から離れた深い感覚の体感が必要ですし、感情的になるための門を開くためにも呼吸法は重要でした。

岩波先生の技術を最大限発揮するためにも、ベースとして呼吸法は絶対欠かせません。
それらを含めて、僕にとって呼吸法は神経症克服の上で重要な役割を得たんだけど、今日書きたいのは「呼吸法を最大限効果的に取り組む思考こそが、神経症克服で必要となる考え方」なのだ。

呼吸法をやると、色んなこと重要なことがわかります。
僕が色んな人の神経症克服プログラムの体験記を読んだ時、みんなこの「思考」に到達していたんじゃないかなって想像してます。
それは僕自身、呼吸法で学んだこと、体験したこと、重要だとわかったことを日常や様々な状況の中で適用できたからこそ、神経症克服に至ったからです。

惰性で生きている人間が、自分自身という大敵に打ち勝つことは不可能だと思ってます。
それぐらい、自分自身に確固とした武器を持たないと、自分に自信を持てません。

その「思考」ってなんだろう?
要約すると「自分に有利不利を判断して頭でっかちで生きるよりも、とにかく『やる!』」というもの。

傷つかないように自分の身を守るために知恵を回す生き方よりも、とにかく飛び込む! 状況判断せず『やり抜く』こと。
そのためには、小利口に小ずるく生きるよりも、先が見えなくてもどうでも目標に向かって一心不乱に努力すること。
ぐだぐだしている暇があたら、やっちゃっていること!

これらは呼吸法をやっていくうちに身についていきました。もちろん岩波先生から教わったことも大きいです。先生が悩まないというのもこの考えが徹底されているからだそうです。
割り切りも良くなるし、スピードもパワーもそれで出る。
何度も言われてきたことが、呼吸法をやっている時「こういうことだったんだ!」と納得できました。
先生が何度も言っていたことを実は僕はわかっていなかった。
けれど、呼吸法で重要な要素(思考回路)である「馬鹿になって、状況判断せず、見返り求めず、結果も気にせず、とにかくその瞬間瞬間に全力を尽くす」ことができるようになってから、わかるようになった。
神経症克服に必要な思考回路を発見し(まあ、前から教えてもらっていたわけだけど……)、それを実践したことで掴めた。

今までの僕は、傷つくことを極端に恐れ、不安を更に自分で不安に増幅させて生きてきた。
不都合な状況を避けるために、いろんな知恵を回し、必死で自分を守って生きてきた。
でも、覚悟とリスクを持てない生き方は、さらに自分を追いつめてしまうもの。
良くなりたい気持が強くても、良くなるための実践行動ができていなかったし、思考も悪化させる思考しかしていなかった。

何かするにもクヨクヨ考えて、グダグダして、必死で動く理由、冒険する理由や決心を見つけようとするんだけど、ますます不安の渦に飲まれていくだけ。
それを続けていたら、一生不安の渦に巻き込まれて、毎日涙と悔しさと焦りの人生になるだけ。
考えても今まで何にも解決なんかできなかったんだから(一時しのぎぐらいはできたかもしれないが、いつか限界が来るもの)、いまさら同じことを考えて、悪いことのコピーばっかりして、最悪なのに何十年後も同じことをグルグルしていたなんてことになっちゃう。
そこで、辛い、苦しい! 助けて! 死にたい!と同じことをやっちゃう。
でも逃れたいから、何かしようとするけれど、また考えて不安を引き寄せ悩み、苦しみ、傷つくことを恐れて、何にもすることができず、ついには何のための人生だったのか絶望に陥る。
どこかでグルグルと落ちていった自分を変えないと、上述のような地獄になることに僕は気づけました。

それを岩波先生のトランス呼吸法をするうちに、気づくことができた。
呼吸法で意識が変容しなくても、心身が落ち着かなくても、そんなもの当たり前だし、とにかく呼吸法をやるんだ!
その気持に火がついた時、本当に馬鹿になりきることができた。
その時の僕の脳内は、ドーパミンだかアドレナリンだか脳内モルヒネだかが渦巻いていた。

そうか! 自分に有利不利を状況判断して小ずるく生きるより、結果がどうでもとにかくやることが大事なんだ!

こういう思考の時は、モチベーションがとても上がっていて、気持がとても乗れる。
だから動けるし、傷つくこともない。
それは、傷ついてもどうでもいいからとにかくやる! そういう気持でいるから。

傷ついたらどうしようと怯えて生きていると、結局傷ついてしまう。
そればかりかちょっとした出来事でも悩んでしまって、ますます臆病になる。

リスクを取れる人間になることが、一番の解決の近道でした。
リスクを回避すると、いつまでたっても、永遠の悪循環にはまった。
呼吸法で利益を得なくてもいいから、とにかくやるんだ!という気持は、一種のリスクをとる行動だ。
だって、無益に終わるかもしれないから。
それでも、馬鹿になってやれば、必ず結果がついてくるとわかった。

それは人生全部でも同じだと思った。
オーラが出ている人間、生き生きしている人間は、リスクを取れる人間。
そのリスクを乗り越えているから、生きている実感が湧いてるんだと思った。
リスクをとるには覚悟が必要。
自分に不都合なことでも、あえてその道を行く生き方。
それは大変なことだけど、僕は暗示の力で乗り切れた。
暗示を浸透させるためには、呼吸法が必要になる。
ということは、全部つながっていることなんだなー!

もう同じ悪循環のコピーはたくさんだと思いませんか?
同じ思考としていたらどうなってしまうか認識したら、きっと呼吸法への取り組み方も大きく進歩するはずです。
毎日の生き様にも効果が出てきます。
逆に不安も感じなくなってくるし、強くなっています。
僕がそうだったから、あなたも変われます。


【社会不安障害】対人恐怖症、視線恐怖症、正視恐怖症の芸能人、有名人【社交不安障害】

2024-06-01 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

芸能人や有名人の中にも、対人恐怖症(極度の人見知り、人に緊張する)や視線恐怖症(人の視線が気になる)や正視恐怖症(人の目を見て話すのが苦手)の方がたくさんいます!

 

今も対人恐怖や視線恐怖などで苦しんで、未来に希望が見えにくい人も、芸能人で頑張っている人を励みに頑張りましょう!
必ず克服できます! 


対人恐怖症の芸能人、有名人を紹介していきます!

森三中の黒沢かずこさん (正視恐怖症、対人恐怖症)

中川翔子さん (対人恐怖症)

飯島愛さん (ひきこもり)

眞鍋かをりさん (ひきこもり)

歌手の光岡昌美さん (社会不安障害、ひきこもり)

元スノーボーダーの今井メロさん (対人恐怖症、ひきこもり)

女子プロレスラー 真琴さん 【対人恐怖症、ひきこもり)

アナウンサー 吉田照美さん (赤面症、正視恐怖症、対人恐怖症)

つぶやきシロー (対人恐怖症)

元モーニング娘。 福田明日香 (対人恐怖症)

嶋大輔 (対人恐怖症)

芥川賞作家 田中慎弥 (対人恐怖症)

ニトリ社長 似鳥昭雄 (対人恐怖症)

韓流俳優 イ・ジョンソク (社会不安障害、視線恐怖症)

 

この中には自己申告で本当に対人恐怖症? という人もいます(バッシングを浴びて一時的に人の視線を気にしたり、人が怖くなったり)。
ですが、どんな人間も何かあれば対人恐怖症になるということでもあります。
そして克服できるという証明でもあります。

 

芸能人の人は、途中で対人恐怖症に陥ってしまった人を除くと、対人恐怖症を克服して(あるいは対人恐怖症のまま)芸能人なりアナウンサーになったわけで、本当に頭が下がります!

これにはとても勇気がもらえることだし、本当に頑張って欲しいと思います。

 

海外の芸能人やセレブにも、対人恐怖症じゃなくても、うつ病やパニック障害や不安障害や強迫神経症を患ってしまった人はたくさんいます。

どんな人も、神経症的な心の障害にかかるということです。
かかったら、どう克服するか、どう切り替えて生きていくか、そこにかかっています。

 

上述した人たち以外にも、自殺の芸能人、有名人の原因が、実は対人恐怖症や、それによるうつ病悪化によるケースがたくさんあるかもしれません。
あるいは、アルコール依存症や覚せい剤に手を出したり、ドラッグ依存症になって、ぼろぼろになっている人もいると思います。

逃げ続けてぼろぼろになった末の悲劇だけは、僕たちも繰り返さないようにしたいものですね。

 

だからこそ、上述した芸能人の多くの人が、対人恐怖症やひきこもりの危機を乗り越えて、今も頑張っているわけなので、そういう人たちを見習って力に変えていきましょう!

対人恐怖症、神経症を克服して世の中を見る


神経症(対人恐怖症・社会不安障害克服)に必要なもの

2013-05-30 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

神経症を始めとする心の悩みでどんどんすり減っちゃうのが、「勇気」の部分です。
悩みが苦しくてそれから一刻もはやく逃れたい! その気持一つになってしまうため、いかに避けるか、そればっかりに僕らの思考(理性)は向いちゃう。

でも、その当たり前にやってしまう行動一つ一つが、実は勇気を自分から奪っていってしまっていることを認識しないと、本当に欲しい自信や覚悟、勇気は得られないと思う。
これは脅しでいっているわけじゃなくて、本当にそうだと思っています。
僕の体験を振り返ると、神経症(視線恐怖・対人恐怖・社会不安障害)に陥ってから、みるみる臆病になり、不安だらけになり、ちょっとしたことでも恐怖を感じる人間になって行きました。

もうボロボロで、どうにかしなくちゃいけないと思いつつ、いかに目の前の苦痛から避けるか(僕の場合は人混みや人間関係、コミュニケーション)ばっかりに理性をフル回転させました。
そうなっちゃうと、自信を持たなくてはいけないのに、逃げまくる自分への不信感ばっかり募りました。
はっきり認識しているわけじゃなかったけれど、どんどんダメになっていく僕を、いくら自信をもちたいなんて思っても、できないわけです。
勇気を出すことの緊張や不安感よりも、いかに避けて安心して行きられるかばっかりの自分に、自信なんて持てません。
持てる方がおかしいです。

自信って結局、自分自身への信頼感なわけで、勇気がない自分と勇気を持って歩める自分、やっぱり後者にならないと、一生自信はつきません。
こればっかりはいくら自分に自信がある!と思い込んでも不可能です。

視線恐怖・対人恐怖・社会不安障害などで苦しんでいる人は、毎日が回避ばかりを考えていると思います。
これはいけないことじゃないと思う。
逃げていてはダメだと一番本人が知っているけれど、目の前の不安と恐怖からいかに回避するかは、人間ならだれだってやることです。
動物だってそうなのだから。

ただし、それをずっとやっていても、埒があかないし、貴重な時間を失うはめに陥ります。
そうなると、自信のない存在でも、勇気を持って踏み出すことが必要になってきます。
いつやるか?
それは今でしょ! という言葉があるけれど、時間がどんどんたって、常に怯えて回避ばかりの人生を送ると、ますます勇気を持って踏み出すそのエネルギーがどんどん必要になってきます。
ついには諦めると、社会的に廃人に近い存在になっていき、もう浮上しようがなくなっちゃう。

生きるって本当にきついことだけど、神経症の人はその100倍はきつい!
普通の人が、ちょっとした勇気が必要なことでも、神経症の人は100倍勇気と決心を必要とします。
だから、イバラの道です。
でも悩んでいることのほうが地獄なわけで、どっちがマシか、と言われると、やっぱり勇気を持って神経症に立ち向かうことがいいに決まってます。

ではどこに勇気をもって立ち向かっていけばいいでしょうか?
神経症を治すためにありったけの気力を費やすことはやめたほうがいいです。
なぜならそれで克服できた人は殆ど無いと思います。
ますます神経症を悪化させてしまいます。
やり方を間違えるとがんじがらめになるのが神経症の怖さです。

まずは神経症を克服するためのプログラムを受けることとは別に、自分自身で冒険することをおすすめします。
その時、自分は神経症だからできない、治ってからやる、と言ってはダメ。
その考えは一生自分を苦しませてしまう思考です。
神経症があろうがなかろうが、関係ない所で、冒険をしてください。
習い事でもいいし、いままでやりたかったけれど神経症があるから中断していたことをやってもいいと思う。

何をするにしても、絶対踏み出す勇気が必要になります。
非常に不安で億劫でやりたくないと思うでしょう。
でも、そこで回避していたら、自分自身に不信を抱くでしょう。
あえて踏み出してください。
考えないで、自分を守ろうとしないで。

そしてもしなにか失敗やショックなことがあったとしても、こう思ってください。
他の人の何倍も勇気が必要なことを、私は踏み出す勇気があった、と。
物事全ては捉え方一つで、幸せにも不幸せにもなります。
失敗して駄目だ、と自信喪失になる人、僕が今書いたほうな思考でさらに動いていく人、後者が神経症克服できる人です。

ハンデはものすごくある中で生きていかなくてはいけない。
でも、その中で冒険しようと一歩踏み出した事自体、もうすごいことです!
自分に自信を持ってください。
いつも逃げてばっかりの自分に光は差してくれません。

これから生きていく上で、神経症にかぎらず、どんな場面でも勇気が必要になります。
岩波先生のプログラムに通うことだって勇気が必要です。
例えば僕の場合、人の眼が見られない(正視恐怖症)だったけれど、人の眼を見て話すことも非常に勇気が必要でした。
他のその悩みがない人は、なぜそこまで? とバカバカしく思うことでも、僕は本当に勇気を振り絞って目を見て話しました。
最初は落ち着かなくてどぎまぎして、人に迷惑をかけたらどうしようとばっかり思っていましたが、その勇気がなくて下を向いて話していただけなら、今の自分はありません。

これは一例ですが、どんな状況でも、一つ一つ勇気が試される時がきています。
いまも勇気を試されているはず!
頑張ってください!

勇気がないままの人は、生き地獄の罠から抜け出せないまま、無意味な時間が過ぎていくだけかもしれません。


神経症が解決する人、神経症克服できず悩み続ける人の違い

2011-06-12 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

お久しぶりです。
神経症という人生に大きく立ちはだかる壁を乗り越えられない人と乗り越えていく人の違いはどこにあるのか、ということを考えてみました。
色々な要因が挙げられると思うけど、「心に期するものがある・ない」ということも大きいと感じています。

つまり惰性の気持ち、逃げることばかり考えている気持ちでは、神経症に負け続けてしまいます。
一念発起しないで、自分の心の中の問題を解決しようとすること自体、良くならないということだと思います。
きつい精神状態が続くと、どうしても「楽して治りたい」ばかり考えちゃいます。

僕もそうでした。プライドを捨てることが大事だとわかっていながら、どうしても格好つけて、よく思われていきたいという、意地汚い考えばかりしていました。
自信を持つためには、それじゃいけないということすら、最初はわかっていませんでした。

まあ、それが大間違いの大やけどのもとだと気づいた(岩波先生が気づかせてくれた)わけなんだけど、そこで大事になるのが「一念発起」だと思います。
どこまでいっても、自分自身の自意識や理性が、僕の前について回りました。

だけど、どうしても自分を乗り越えられなかったです。
僕のじゃまをするものは、他人ではなく、自分自身でしかなかった、その自分がものすっごく手強いのです。
僕は色々な手をつくしたり、いろいろ考えて乗り越えようとしたけれど駄目だった。

そこで自己嫌悪に陥りましたし、悔しくてたまらなかったです。
「もうこうなりゃ、自分をいじめてやる!」ぐらい気持ちを高めてから、初めて自分の壁を越えていくことができました。
心に期するものを持ってから、はじめて神経症が好転し始めたのです。
楽に神経症を治すなんて、なんて甘っちょろい考えだったんだ、と本当に自分にあきれてから、気持ちを切り替えました。

そうすると覚悟が出てきます。何があってもいいという覚悟です。
そうして一念発起、色々なことにチャレンジしました。
それにトランス呼吸法や暗示を徹底的にやりました。
いつのまにか、以前は高い壁で超えられないと思っていたものが、たいしたことがないとわかりました。
それがつまり自信ということが、わかりました。

考えていたって、自分の身を守りながら得しようなんて、結果はついてきません。
今、色々なチャレンジをして、自分を変えようとしている人は多いと思うけど、僕のような考え方をしていたら、一生同じまま生きていくと思います。
神経症が良くなる人は、体験記を読む限り、みんなどこかで一念発起しています。
そして、いつまでも同じ繰り替えをする人は、心に期するものがあるのかどうか、考えた方がいいかもしれません。
もちろん、一念発起しても駄目だったなんていう人もいるかもしれないけど、そこに覚悟が備わっていて、継続したのかどうかも重要だと思います。

生きるということは、どこまで行っても覚悟だと思い知らされました。

もしそれがないまま神経症に立ち向かっても、一生治らないまま、症状が続いていくと思います。
きついことからひたすら避けて、いつもオドオドして生きなくちゃいけなくなります。
やりたいこともできず、周りの人間が幸福そうにしているのを指を加えて眺めているだけ。

それでなんにも感じないだけならいいけれど、それってものすごく悔しい!
なんで僕だけが不幸な症状に呪われているんだろう?
イライラがすごいことになり、ヤケクソになります。
でも、その反動の落ち込みは相当なもので、とにかく憂鬱なまま時間が経っちゃいます。

その未来のない思考の繰り返しを永遠にやりつづけてしまうのが、神経症のひどいところです。
だから、最初は少しでもいいから、神経症に立ち向かう覚悟をも身に着けていきましょう!


職場や学校での人間関係の悩みを解決させる思考

2010-10-24 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

学校に行っても職場に行っても人間関係でへとへとに疲れてちゃってる人が多いと思います。
いじめを学校や職場で受けている人は別ですが、そうじゃない人でも人間関係に振り回されて、うつ病になったり社会不安障害が発症しているケースが山ほどあるみたいですね。
人間関係への攻略法を身につけないと、ずっとストレスを抱える悲惨な苦しい苦しい人生になってしまうわけだけど、攻略法って、要は自分が変わることで身につきました。
本を読んでうまい人間関係向上方法を探そうとしてきたけど、自分を変わることを無視して「うまく何とか切り抜けてやろう」という小ずるい考えをしていたから、何にも身につかなかった・・・

僕は学校でいじめを受けてきたから、トラウマを抱えてしまって対人恐怖症、視線恐怖症になってしまったけど、だからこそ、「人と調和しなくちゃダメだ」「浮いたり、攻撃されたりしないようにしよう」「できればよく思われたい」という気持が強かったです。
これもいじめのトラウマの後遺症(もうこれ以上傷つきたくない! 耐えられない!)なんでしょうけど、こういう思考の人が、今までうまくいった試しなんかないと思います。
一時的に切り抜けても、長くは続かないはずです。やればやるほど自分を無くして、うつ状態になります。

岩波先生の克服プログラムに悩みで参加している人は、例外なくそうじゃないかな~。
本当に人間の心理とか人間関係の機微って面白いなと感じるな。それって、岩波先生のように「人が俺を笑おうが、変な眼で見ようが、勝手にしてろ!」と思って生きている人間ほど、めちゃくちゃ人間関係がいいし、かつての僕みたいに「人とうまくやりたいな、仲良くしたい!」と強く願えば願う人間ほど、ますます人から浮いたり、疎外されたり、攻撃されたり、いじめの対象になったりしちゃう……。

もう笑うしかないな。でも、そこに真理が潜んでいると思う。
人間ってもろいですね。人から攻撃された人ほど、「勝手にしろ!」と思えるかというと、「うまくやらなくちゃ」の思考に陥るんだから。
僕は先生の神経症克服プログラムを受けている時、他の人がそうやって当たり前に陥る思考や受け止め方(認知の歪みがほとんど)を、僕自身やったって、悩み解決はできないなと気づきました。
いわゆる逆転の発想が必要と身に染みてから、岩波先生の考え方、思考パターンを受け入れる余地が、僕の潜在意識の中でできたと思う。

うまくやる必要なんてないんだ、なぜ人とうまくやらなくちゃいけないわけ? あくまで自分が主体的に生きて、人は「従」じゃないかと、暗示を入れてから、変わっていけた。
そうなると、不思議と(というより、当たり前のことと書いた方がいいかな)、人間関係で悩んだり焦ったりしないし、逆にうまくいくようになったです。

さらに僕はいじめのトラウマをうまく利用できたと思います。ルーツ分析をしていた気づいたことだけど、今までいじめを受けてきたということは、つまり「人とうまくやっていなかった」。今さら、人とうまくやっていくことなんかないじゃないか、と。自分の好きに生きてやる、それだけだと。
もちろん、この社会では好き勝手に生きることは、なかなかできない現実があるけれど、そんなもの好き勝手に生きるために、ちょっと折り合いつけて、合わせてやってやってるだけで、前ふりの段階なんだと心の底では思って生きてます。

今まで上に書いたとおり、うまくやろうと努力してうまくいかなかったんだし、結果はわかっているはずなんだから、もううまくやらないぞって。そりゃ、潤滑油を人との間に流しますよ。だけど、そんなもの所詮潤滑油であって、僕の本心じゃない。僕はかなりそういう意味じゃ、強かに生きていると思います。そこが岩波先生のプログラムに通った大きな財産だと思ってます。

せっかくトラウマや悩むルーツがあるんだから、それを都合がよく解釈できれば、かなり生きやすくなりますよ。簡単には最初いかない人も多いだろうけど、潜在意識に眠る資源を使わないのはもったいない。何でも考えたか、捉え方一つで人生はガラッと変わります。認知の歪みにも気づかないといけないけど、自分が何ものだったのか、何ものになりたいのか、過去を分析して、現状をしっかり把握して、未来への目標設定をしっかりすることも必要だった。

このブログ記事に関係した岩波先生の言葉・講演集へのリンク


神経症が治った理由。克服に必要だったこと 泣くこと(感情の抑圧発散)の必要性

2010-09-14 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

僕は男ですが、神経症(対人恐怖、視線恐怖、社会不安障害)だったとき、ぼろぼろになって大泣きしたかったです。
感情には苛立ちとか焦りとか恐怖感、不安感と言ったマイナスのものもあるし、喜び、快感、楽しさ、うれしさなどプラスの感情もありますよね。
人生はやっぱり喜びの感情で充たされた方がいいと思うし、そうじゃなきゃ生まれてきた意味がわからなくなる。

が、しかし神経症はそのすべてを破壊してしまいます。
そういえば、「泣く」ってどんな感情なんだ?
哀しいから泣くし、嬉しいから泣く。

苦しい時こそ泣いて、心の平穏を取り戻そうというのが今回の主旨です。
僕は神経症の時、ほんとうにきつくてよく泣いていました。
かといって、中途半端な涙だったので、心ゆくまで泣いた経験がありませんでした。
男というところでプライドがあったんでしょう。
本当は泣いて泣いて泣きたかったし、それくらい辛かったな。
そうしたら心を幾分か落ち着けて暮らすことができたと思う。

泣く感情すら出なくなったら、かなりやばい状態だそうです。
というのは、感情をぐっと殺すことで、悩みに対処しようとする無意識の防衛が働くためで、そうなると、生きている実感がなくなり、離人感にまで至るようになるそうです。
感情が死んでしまうってことは、本能も死んでいっていると言うことなので、悩みはそこまでいくと本当に大変なことになります。
感情が発散できないままいくと、妄想や幻聴が出てきて、統合失調症に進むと言われています(元の資質もあるそうですが)。

だから、いま涙に明け暮れている人は、すごくいいことだと捉えよう!
理性なんか取っ払って泣いちゃおう!
大泣きしたあとは、すごく気持が安らぎ、静かな闘志が湧いて出てきます。
そう、理性がここで僕の場合重要になりました。

どうして理性でなくことを抑えてしまうけれど、それじゃ発散にもならないし、ただ苦しい状況を確認するだけになりかねない。
僕は岩波先生の神経症克服プログラムで、深いトランス状態を体験して、さらに条件付けされて深まっていくと、感情がわっと出てきました。
こういう経験は、通われている多くの人がしていることですが、僕自身もそうなれたことはすごく嬉しかったです。
といっても、大泣きしていたので、哀しいやら何やらで、うれしいかどうかその時はわからなかったけどね。

理性のリミットが外れた時、無意識に抑圧してきたものがわーっと出てきた状態でした。
それぐらい深いトランスに入れさせてくれて、またその訓練を指導してくれた岩波先生には今も感謝は絶えないけれど(他の人ではなかなか難しいだろうな)、心がすっかり軽くなった気持は今思いだしても、心が洗われるようですね。

だから、泣くことの重要性を僕は身に染みて感じています。
悪いことじゃないと! だから中途半端に泣かず、とことん理性を外して赤ちゃんのように全身全霊で泣いてみよう!

そういや深いトランス状態にはいると、子供に退行する人がいるが、僕もその時退行していたのだろうか? 赤ちゃんの状態になっていたのではないか?
今となってどうだったかわからないけれど、それぐらい思いっきり全身全霊「それだけ!」といっていいくらい泣いちゃいました。

注意:泣く人もいれば、怒りがこみ上げてくる人もいます。それはその人の経験してきたルーツや抑圧の種類によるもので、とにかく感情がわーっと出てくるのはいいことです。
集団の時、初めての人は特に驚かないようにしましょう。
そこまでできるのは先生ぐらいしかいないと思うけど、初めてだとショックを受けますから。
こんなに人間の抑圧ってすごいんだなと。

日常で抑圧を溜めないためにも、この「泣く」ことをオススメします。
抑圧ははけ口がないと積もっていくだけだから。
男だって女だって関係ない!
泣く時は赤ちゃんのようにプライドと理性を捨てて泣こう!
呼吸法をやっている人がいたら、感情が出てきた時に無理に抑えないように。
家族がいたら、人がいないところで呼吸法をやって思いきり発散しよう。

すっごくすっきりするから!


暗示は短く、強く、断言で。暗示作成の時のポイント

2009-09-10 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

暗示を脳に、無意識ゾーンにたたき込むためには、暗示がダイレクトに入りやすい状態にならなければならないけど、暗示そのものも重要です。
暗示を入れ込むノウハウにおいて岩波先生は超一流だけど、
暗示の文句は自分で考えた方がいいですよ。

暗示はマイナスの言葉が入っていたり、それを想像させる言葉はいけないそうです。

例えば「人が気にならない!」というのは、「気になる」ことを前提とした言葉だからよくないとのこと。

「どうでもいい、それがなんなんだ」「バカになって行動する!」「恥をかいたから何なんだ! 失敗したから何なんだ!」というような暗示を作ってもらったことがあるけど、個人的にすっごく好みだし、心に響いた。
人のを参考にしたけど、やっぱり自分に一番合っていたし、そう思う人も多いみたいだ。

短く言い切る形で、リズミカルに。

あ、言葉の意味がわかてなくちゃ意味がないので、まずは頭で理解することが大事かな。
例えば「バカになる!」という暗示だって、意味が通じていない人が聞くとどうしようもないでしょ(笑)
なんでバカにならなくちゃいけないんだと反発を感じるだけだし。

岩波先生の暗示CDのすごさ(現在は作成していません)って、脳が変性してくると聞こえてくる暗示も違った風に聞こえてくることです。これ、本当にそうだったし、驚いたと同時に感動した。

でも、違った言葉で聞こえてくるように「意識」して聞くとダメ。頭が冷静にいると暗示は入りません。バカになりましょう! 小利口に暗示は聞くものじゃないです。

暗示を聞く時は力が入ってもいいけど、力が入るような言葉を選ぶべきでもあるかな。
たくさん作って、取捨選択して、ほんとうに自分が望む文句が見つければいいですね。

先生はすぐパソコンをいじって、CDやMP3ファイルに暗示録音してくれます。(今はもうお客さんが殺到していて作れないそうです。新規で予約をとること自体大変です)

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先生の吹き込む暗示の声は、魂が入ってます! 迫力満点!
あまりに力が入っているから、端で暗示を作ってもらう時に聞いていると、
吹き出してしまったことがあるなー。

でも、先生のそういう気持ちはありがたかった。
本気でよくなってもらいたいんだな、力を与えたいんだなって(涙)


間違った認知を正していこう 認知行動療法の必要性

2008-03-11 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

認知行動療法が最近うつ病でもパニック障害でも、そして対人恐怖症(社会不安障害)でも取り上げられることが多くなってきました。

神経症の投薬治療がいわゆる対症療法なら、認知行動療法は根っこから治す方法です。
僕が思うに、薬で症状を抑えたからって、治るわけじゃない。
だから、悩まなくなる自分を創りあげなければいけない。
だから、認知行動療法はすごく神経症に効果的だと思う。
僕も岩波先生の元で認知行動療法をやったから、よくなった自負もある。

考え方、とらえ方一つで悩みが寄りついてこなくなったり、ますます悪化させてしまう。
それぐらい認知の歪みって大きい。
だけど、なかなか一人ではわからないし、薬だけの治療でも距離を遠くしてしまう。

誰かが言っているけれど、神経症は周りが普通で、自分だけがちょっと違っているという状態。精神病(統合失調症)は自分が正しくて、周りが以上だという。

だから、認知行動療法が有効なのはやっぱり神経症の人ということになる。
認知行動療法が友好的なのは、自主的に自己変革を望む人なのだから。
もし、自分がすべて正しくて、悪いのは環境だ!と言い張るなら、はっきりいって認知行動療法は役立たないと思う。

心のどこかで「あれ?おかしいな? なんでだろう? どこかいけないのか」と道に迷っているなら、認知の歪みを正すことは、非常に有効だと思う。

思うに経験からいうんだけど、神経症を克服するには、無意識からの深いトラウマなどの問題の根っこを解消、解放させなければいけない。同時に、意識でも認知行動療法でどんどん自分の思考や考え方の誤りをはっきりと受け入れて、正していくことをしなくてはいけない。この二つが必要だった。

思わず膝を打つような「あ、これだ! この思考が俺を歪めて、生きにくくさせていたんだ!」という経験を僕はするたびに、どんどん神経症がよくなっていったと思う。

なかなか文章化しにくい無意識世界のトラウマ処理、感情抑圧の発散はひとまずおいて、認知の歪みについて書いていきたい。

神経症で悩んでいる人なら、自分の考え方の不都合さを思い知っていると思う。
なら、どうしたらいい? となると、てんで距離が遠くなる。
模索が続き、試行錯誤をし、結局スタートラインに戻ってしまう。
一人で認知行動療法をしようとすると(ほんの力を借りても)、時間が無駄になるし、思考の歪み自体が何だったのかわけがわからなくなる。

神経症といくら闘っても、青木ヶ原の樹海に入り込んだ五里霧中の心境になるのは、僕もさんざん経験してきた。どうしても主観的になり、独善的になりかねない。

だからこそ、認知行動療法は、的確なアドバイスができて、人間心理に精通した専門家による指導が必要だと思う。だけど、認知の歪みを正すということは、こちらが気づかなければいけない。
それに、もしかしたら自分の今まで積み重ねて守ってきた思考(人とうまくやろうとする思考、人から悪く言われないように生きようとする姿勢)など)を覆さなくてはいけなくなるかもしれない。これってけっこう残酷なんだけど、乗り越えなくてはいけない壁だ。

どうやって乗り越えられたかというと、ルーツ分析をして、過去してきた僕のそういう思考がどれだけ症状を悪化させ、逆に自分を追いつめて抑圧していったか、感情でわかったから。

いままでそういう思考をして、ギリギリのところで生きてきたんだろうが、実は歪んだ認知や思考にしかすぎなかったと自分の過去を洗い出して、分析して知ることがすごくよかった。

いずれにしても、認知行動療法は自分との対話であるし、対決でもある。
年齢が高くて、神経症のキャリアが高い人ほど、歪んだ固定観念にとらわれやすい。
場合によっては、そういう人は自分の過去を殺さなくてはいけない。否定しなくてはいけなくなる。それは積み重ねてきたプライドが絶対許さないことだと思う。

それなら、そのプライドがどれだけ自分の人生に悪影響を与えてきたか、同時にそのプライドがどれだけ自分を支えてきたかも分析していくべきだと思う。
認知分析に終わりはないし、神経症じゃなくなって、何時だってやるべきだと思う。

認知療法は「気づき」をどれだけ多く経験するか。その「気づき:には、相手からの客観的なサポートと、サポートしてくれる専門家への信頼がなければいけない。尊敬や信頼していない人間の言葉に、それが正しくても耳と傾けないのが人間だからだ。

だから岩波先生のようなエキスパートレベルの専門家の元で認知分析療法をやった方がいいと思います。

認知の歪みこそ神経症の元凶なのだから、柔軟な思考をもって取り組むといいと思います。
極論すれば、考え方を一つ変えるだけで、悩みって無くなっていくものなんですね。

認知の歪みは自分で気づいていくしかない。
その気づくきっかけは`岩波先生の言葉・講演集`にもたくさんあると思います。
先生の言葉・講演集が掲載されているアドレスを乗せておきます。

岩波の言葉・講演集

先生から教えてもらったことは、リンク先に掲載されていないものもたくさんあります。
これが先生の言葉のすべてではないですし、上級者レベルとか中級者レベルとか段階的に教えてもらうこともあります。
でも、入り口として大事なことばかりだと思います。


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