岩波先生のおかげで、対人恐怖症、視線恐怖症の症状もすごく順調!
症状チェックはいけないから、何にも考えずとにかく動くぞ!
考えている自分に戻っていたら、すぐ動くことで雑念や自意識を外そう
さて、神経症克服プログラムにかかるまでの、僕の神経症治療履歴を書いておきたい。
対人恐怖症、視線恐怖症、正視恐怖症、会食恐怖症と鬱病(対人恐怖症で悩みすぎての副産物)になってからというもの、僕はこれら神経症との戦いが人生のすべてになった。
異常に自意識過剰になり、それを指摘されるのは嫌だった。
常に周りに不信や疑念、猜疑の目を向けていた。
だから、戦闘態勢の中で生きているから、べらぼうに疲れてしまう。
いつもおびえて、心配して、対策をとって、普通を装うとして、それでも緊張して、疲労して、不安、恐怖ばかり。
心が落ち着かないし、気になることだらけだった。
何よりも、自分が、その自意識過剰が大嫌いだった。
でも、どうしても気になってしまう。
頭ではばからしいと思っていたことだけど、体(視線)は思い通り動いてくれなかった。
神経がおかしいと気づいた。
だけど、神経の暴走だけは、僕の意志の力ではどうにもできない。
めちゃくちゃイライラした。
不満だらけの人生だった。
なぜ世の中、みんな幸せそうなんだろう?
なんで僕だけこんな目に遭わなくちゃいけないんだ?
自殺したい気持ちもあったけれど、それで死ぬのも悔しかったし、なんとか巻き返したかった。
何のために生きているのかわからないから。
苦労したあげく、自殺するしかないなんて、拷問を受けるために生きてきたようなものだ。
だけどシャレじゃなくて、僕は死ぬしかないといつも思っていた。
あのまま対人恐怖症が治っていなかったら、つらい思いを味わい続けるのは絶対に確実だったから。
いつごろからかな、神経科、精神科でお医者さんに診療してもらえれば、治る! といった期待が芽生えてきた。
自分の神経症に対して、だいぶ知識がついてきたから、メンタルヘルスを扱う病院があると知った。
とりあえず、このままの状態が続くのではなくて、何か神経症に対策をとれる方法があるのがうれしかった!
神経科とは別に精神科があることがわかった。
心のトラブルと言うことが僕にも見えてきた。
これは性格じゃなくて、神経症のせいなんだってことがおぼろげに。
この異様な神経がすり減っていく状態は、神経の病気じゃなくて、精神的なものなんだって。
いじめや対人関係のトラブルが原因なのもぼんやりだったがわかった。
そういうことを治療してくれる専門の医者がいることも知った。
でも難問は、精神科に通うということ。
とても恥ずかしく、気まずかった。知られたらやばいと思った。
精神科=精神病院という悲惨なところという刷り込みがあったから。
ここで怖じ気づいていた。
当時の情けない考えの持ち主の僕は、内科と精神科が一緒のとこならばれないと思った。
少なくとも、建物から出た時、この人は精神科から出てきた人だ
と思われないですむと思った。
(こんな思考がまさに対人恐怖症、人の目を気にしやすい人間なんだろうな)
書いていて、情けない精神構造をしていたと思う。
まずは近くのメンタルヘルス・クリニックに通ってみた。
いつだって勇気が必要だったけど、背に腹は代えられなかった。
これで対人恐怖症が治るなら、何でもしようと思った。
いち早くこのきついことだらけの神経症をおさえたかった。
この時は、向精神薬の怖さなんて、まったくわかっていなかった。
依存と廃人と副作用の問題があるなんて…無知って怖い。
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あがり症や社会不安障害、対人緊張に役立つサイト紹介
【蜘蛛の糸をのぼれば 極度のあがり症・対人恐怖症・話し方の悩み解消ルーム】
あがり症や話し方が苦手、人間関係にトラウマを抱える人向けのサイトです。
アガリ・緊張で苦しんだカンダタさんに蜘蛛の糸が垂らされた・・・!
社会不安障害になる過程が興味深かったです。
対人関係でのトラブルは本当に多いですね。
僕は思う。対人関係のトラブルって結構当たり前にみんな経験しているんだって。
そんなかでも、たくましく生きなければ自分に対する冒涜なんだと。