僕は大きな括りで言えば、対人恐怖症と言われる症状だったけど、細かく観ればきりがありません!
社会不安障害、視線恐怖症、脇目恐怖症、会食恐怖症、正視恐怖症、外食恐怖症、外出恐怖症、社会恐怖症などなど。
いくらでも上げられます。
医者によっては適応障害とか言われたかもしれないし、僕の視線への被害妄想、加害意識を申そうと捉えられて、統合失調症と診断されたかもしれない。
ま、、だから、名称はこの際あんまり重要じゃないです。
大元の対人的な緊張が無くなるに連れて、どれもなくなっていきましたから。
でも、ひどく行動範囲が狭くなるこの厄介な神経症で悲しい思いをしている中、少なくともおいしいものを食べる喜びだけは欲しかったなー。
会食恐怖症、外食恐怖症にもかかったばっかりに、おいしい料理をおいしく味わえなくなった時、めちゃくちゃ哀しかったです。
緊張が強まると、表情から手の動き、体の向き、足の動かし方すべてがぎこちなくなるけれど、ノドもぎこちなくなります。
まともに味わって食べられないし、おいしいという味覚すら緊張で無くなってしまいました。
しかも、よく噛まずに飲み込んでしまうため、胃もたれ感がすごく、腹を良くこわしてました。
過敏性腸症候群に対人緊張が強い人はよくなると言うけれど、下痢の症状とは別で消化が悪い食べ方をせざるを得なくなりましたね。
すべてのことが僕は制限されて今後も生き続けなくちゃいけないと絶望させてくれたのが、この会食恐怖症、外食恐怖症です。
人がいるとすべてが味気なく、苦しく、自己嫌悪に陥る例ですね。
今は、おいしいものをおいしくいただけますし、食べ歩きもしてます。
悩んでも、おいしいものが食べることができる時だけは幸せと感じる人は、当時の僕から見たら幸せもんです。
すごい進歩だと自分でも思うけど、会食恐怖症の時は食べ歩きなんかしたくてもできなかったですね。
だいたいコンビニ弁当をかって、部屋で一人寂しくまずい飯を食べていました。
それだけがホッとできる瞬間だったかもな~。
会食恐怖症が強まると、あまりの緊張で嘔吐してしまうくらい進行してしまいます。
本当に神経症の悪化には、適切な処置を講じないと、歯止めがかからないです。
僕もそうなる一歩手前までいきましたから、気持ちがよくわかります。