自己正常化への道 対人恐怖症、視線恐怖症、会食恐怖症、正視恐怖症が治った男のブログ

対人恐怖症・視線恐怖症が治った男のブログ。超腕利き心理セラピスト岩波英知先生(ありがとう!)の自己正常化プログラム体験記

地獄の対人恐怖、視線恐怖、社交不安障害が続く暗黒の未来

2016-07-29 | 対人恐怖症・視線恐怖症・社会不安障害

 

もしも対人恐怖、視線恐怖、正視恐怖、会食恐怖、脇見恐怖、そして社交不安障害がずっと僕の人生について回っていたら、僕は今頃どうなっていたんだろう??
これは僕だけの話ではないです。
もしいま対人恐怖症に地獄のような生活を強いられている人がいたとして、10年後も地獄を味わっていることを想像したら、もはや絶望しかないと思います。 

そして、残念なことにもがいても、避け続けても症状はよく治りっこないんですよね。
神経症は病気ではなく、薬を飲み続けたら治るもんじゃないし、性格と一体化してしまっているから。

神経症を特殊な病気だと思い込みたくて、これが本来の自分じゃない、病気にかかっている状態なんだと思いたがっても、無意識と一体化しているからどうもがいてもダメです。
どうも精神医学界には、熱や風邪や肉体的疾患のように、「この薬を飲めば治る!」という前提で、神経症を捉えていると思います。
でも、神経症は病気じゃないです。精神病でもないです。
病的に感情や無意識が不安と恐怖に支配されている状態です。

だから、僕がありったけの気力で神経症に立ち向かっても、僕自体が神経症に取り憑かれているから克服できなかったし、みなさんも克服できていないと思います。
神経症は薬では治りません。
症状を抑えるだけです。それも時期に効果がなくなります。

たくさんの悩まないようになるための本が出てますが、それを読んでもあなたが神経症である以上、つまり神経症のあなたが読んでいるから神経症がよくなるわけがありません。 
神経症をボコボコに殴って二度とオイラに楯突かないようにしてやろう!!! と思って頑張っても、殴る相手が自分自身なのだから、意味が無い!
自分を殴っても痛いだけ。無意識には手が届かない。

僕もそうだったけど、対人恐怖症や社交不安障害となってしまった人は、ありったけの克服方法をやってもシャドーボクシングをやっているだけで何にも神経症に効果的なパンチを繰り出せない。
不幸ですよね。

残念だけど、神経症の人はずっと神経症のまま時が過ぎていきます。
つまり一生報われない地獄のような人生が続いていってしまうんです。
やばいです。

僕もやばかったです。
もし過去に神経症(僕の症状は対人恐怖、視線恐怖、会食恐怖、社交不安障害でした)が治っていなかったら、2016年の夏真っ盛りの今でも、人に怯えて自分に叩きのめされ社会に潰されながら生きていたんです。
人を怖がり怯え不安を感じ、悔しい思いをし続け、突破口も希望もないまま生きていたんだなーと思うと、今神経症と無縁の人間になれたことは奇跡です。

苦しんで必死で生活費を稼いでいて、それも社会の底辺で生きざるを得なくて、たくさん耐えて生きているけれど未来もない・・・・・こう想像すると、今神経症で辛酸を嘗め続けている人は、絶対に克服してください!と思います。
こんな神経症の地獄で苦しむために生まれてきたわけじゃないです!

自分の意志の力でコントロール出来ない悲劇ってないです!
幸せに生きたいけれど、神経症、特に対人恐怖、社交不安障害じゃ幸せに生きることはまず無理だと思います。
ひきこもってもうつ病になるだけです。
ひきこもっていたら経済的困窮に陥り、やっぱり生き地獄です。 

だから、根本から克服してください。
根本から克服する技術がこの世の中にはあります。
そして、自分でも根本から克服するために、言われた課題を絶対に徹底的にやってください!

そうしたら無意識から根本的に変われます。
神経症と一体化した状態から、本当の子供の頃のような神経症ではない状態で生きられるようになります!

神経症はあなたの尊厳を奪い取っちゃいます。
プライドをボロボロにされ、精神状態が最悪なまま生きなければならなくなります。

こんだけ苦しんできても神経症の状態では、絶対報われることはないです。

最近感動してますか?
苦しんでばかりじゃないですか?

everyman より
(神経症の恐怖、神経症のままだった時の自分の未来について思うところがあり久々の投稿) 


 

 

 


対人恐怖症・視線恐怖症の思い出

2013-10-06 | 対人恐怖症・視線恐怖症・社会不安障害

僕の対人恐怖・視線恐怖の思い出と言っても、つらいことばっかりだった。
イライラ・落ち込み・悔しさ・劣等感・憂鬱・絶望がぐるぐるぐるぐると頭のなかをかけめぐっていた。
その感情しかなかった。
僕の人生の最悪な期間は、まさしく対人恐怖・視線恐怖の時期だったし、今後これを上回る最悪体験はないだろうなー。

そういう意味じゃ、今後僕は何が起きてもいいと思っているし、起きたところで、あれ以上最悪な日々はないのだから、大きな自信を手に入れられたと思う。
だけど、もし克服できなかったと思うと身の毛もよだつ!
世界で最悪の不幸な人間の一人だったに違いない。

今思うと、あっという間だった。
あっという間と言っても、いいことが何も起きていないから、苦しみだけだから、同じ色に染まっているから、そう感じるだけ。
つまり、非生産的なマイナスだけしかなかった。

地獄の日々だったんだけど、治りたい気持ちに反して、ちっとも改善もしないまま、ズルズルと対人恐怖症のキャリアだけを重ねていった。
はやく良くなってくれ!と願うけれど、無意識に住み着いた僕の対人恐怖症は時間で解決できるものじゃなくなっていた。
どんどん対人恐怖である自分がもとからの自分だったかのように、同化していった。
それが神経症の怖い所だ。

そうしたら、もう気力体力時の運や頭の良さで何とかできる問題じゃない!
時間だけがむなしく過ぎていって、未来を考えても、おぞましい未来しか想像できなかった。
だから考えたくなかった。
苦しみながら生きていくことが決定的だったのだから。
耐えて耐えて耐えて、それでも報われないなんてやっぱり地獄だ。

ネット上でも対人恐怖症で苦しんでいる人は非常に多いけれど、みんなそのまま苦しみ過ごしている。
自然に良くなっている人なんていない。

対人恐怖症の時期の僕を考えると、灰色という単色しか思いつかない。
神経症にかかった多くの人が灰色しか見ていないんだと思う。
この世の中に鮮やかな色やさわやかな色があるなんて想像できない。
心地よい風が吹いているなんて感じる余裕もない!

同時に僕が感じたことは、この苦しい時期は、なるべくしてなったんだということ。
あの頃は『なぜ?どうして? 僕だけ? なんで? なぜこんなに苦しまなくちゃいけないんだ! クソ!』しか考えていなかった。
冷静に考えられる方がおかしいけれど、なった原因と流れをまったく認識していなかった。
これじゃあ、頭がイカれていくのもよくわかる。
心の余裕がなく状態で『なぜ?どうして?』とやっても、ますます頭は混乱していくだけ。

僕がなるべくしてなったという思いに至った時から、少し対人恐怖症に変化が出始めたと思う。
岩波先生のプログラムでやったことだけど、僕の人生を幼児期から誰かが歩めば、対人恐怖症になるんだ、という考えに至った時、心にちょっと余裕が出た。
すっごくホっと出来た。
「ああ、僕は僕がおかしいからなっているのじゃないんだな、だれだって同じ道を歩めばそうなるさ」
この結論に至った時、それもただ考えただけじゃなくて、心の底から『思えた』時、つまり僕は対人恐怖症という症状を受け入れることができた時から、好転が始まった。

神経症に悩んでいる時期は、自分では気づかないけど、溺れている状態です。
あっぷあっぷと必死でもがいている。
冷静になれるはずがないんですね。
自分自身が一番、自分でどうにもできないのだから。
自分でどうにもできないから、神経症と言うんだけろうけどね。

話がそれてしまった。
今現在の頭で、僕が過去の苦しい状態を思い出すと、「よくあんだけ悩んだな」ということがまっさきに出てくる。
笑ってしまうくらいはまっていた。
そして、あの灰色の時代には決して戻らない!
僕に灰色が降りかかってきても、あの時の先行きのないどす黒い湿った灰色にはならないと思う。
あの失った時間を有効利用するには、あの苦しみを超える苦しみは一生ないという自信だけだと思う。

あの地獄の先行きのない苦しさに比べたら、あらゆることなど小さく見える!
現在はまっている人も、これを乗り越えた時、そう思ってください!
一番人生で辛い時、立ちはだかる障害が一番大きいのが今です!
自分自身を乗り越えたら、もうあとはスーイスーイと人生を進めますよ
普通に人生を歩めたらいいなんて思わなければ。

 


世の中対人恐怖症(社会不安障害)だらけ 安心しよう

2007-07-24 | 対人恐怖症・視線恐怖症・社会不安障害

もし孤独に対人恐怖症、社会不安障害といった症状と闘っている人がいたら、それは一人だけじゃないということを知ってて下さい。

いまはインターネットで、うんざりするほど(笑)悩んでいる人がいるけど、悩みのベテラン(?)はともかく、自分の「この落ち着かなさってなに?」「どうして気になってしょうがないの?」って、一人で不安になっている神経症初心者はたくさん存在すると思う。

もしかしたら、僕の『神経症克服への道』のブログを見て、自分が対人恐怖症・社会不安障害だと知った人もけっこういるかもしれない。
僕がまだ自分が対人恐怖、視線恐怖症と認識していなかった学生時代、このブログを呼んでいたら、はっきり悟ったことでしょう。

もし社会不安障害について書いている人のブログを呼んでいたら、やっぱり「この症状だ!」とハッとしたと思うから。
そういう初心者は、山ほど同じ症状の人がいるってことを知っておいて損はないですよ。

そして、克服した人がどういう心構えで、どういう方法で神経症の罠から脱出できたのかを知った方がいいと思う。
ただし、悩みの苦しさをはき出しているだけのブログやホームページはのぞかないこと。
あんまり、人の苦しいだけの体験記は読まない方が、心の健康にいいと思う。

2chなどの匿名掲示板は、良くなった人は寄り付かないから、いい情報があるかもと思ってみると、足を引っ張られるだけ(匿名だから、色々な悪意やねたみ、鬱屈、攻撃性が渦巻いている)
ネットでやるべきことは、傷の舐め合いじゃなくて、対人恐怖症・社会不安障害を治すための情報集めや体験記を読むことだと思う。

同じ体験記でも、「僕はこれだけ対人恐怖症、視線恐怖症、社会不安障害の症状に苦しめられ、苦しい思いをしたけれど、やっと克服した、治った!」なんてサイトは、心強かった。
僕もそれで勇気づけられて、結果的に対人恐怖症を克服できたプログラムを行っている先生に巡り会えたから。

そんなサイトの比率はものすごい低いと思うけれど、いろいろと参考になると思う。
同じ体験をしてきた人が、どのように強くなっていったのか、何をしていったのか知ることは参考になった。


さて、本題にはいると、世の中に二種類の人がいるんだと言いたいんです。
一つは、対人恐怖症じゃない人、一つは重い軽いの差はあっても、人間関係に悩みや不安、または恐怖を感じている人。

一見、人間関係がうまくいっている人だって、実は心の底では葛藤したり、萎縮したり、くよくよ悩んだりしているもんです。
でも、みんなもわかるように、そんな自分を悟られたくないから、空元気を出したり、笑顔を作っている。
みんなみんな努力しているんです。生きるってことは大変だ!

自分だけがなんで対人恐怖を発症してしまうんだろうと思うと、余計くよくよ悩んで、ドツボにはまるのは必定だと思う。
みんな人が恐怖なんだって思えれば、少しは心も落ち着くと思う。
そりゃ、日常生活に影響が出てしまう人、出ない人の差はあるけれど、人が恐怖じゃない人なんてほんの一握りなんだってわかれば、少なくとも必要以上にコンプレックスを感じなくてすむと思う。

人と対峙したとき、「この人も不安を感じて生きているんだ」と思えば、不要な劣等感を感じずにすむ。
「自分だけがどうして! なぜ……」という思考はますます対人恐怖症を悪化させるだけ。
未来も希望の光もない考えだから。

みんな人が怖いし、身構えるし、緊張して生きている。
一見うまくいっているように見えるのは、劣等感を持っている自分の視点から見た考えにしかない、ということをいいたいんです。

おびえておびえて、それでも人の中で生きている。
すこしばかり人より怯えてもいいじゃないか!
みんな緊張して、(程度の差はあれ)神経をすり減らして日々生きているんだから、必要以上に思い詰めることはないですよ。

岩波先生から言われた言葉で「みんな不安を感じて生きているんだ。それを隠して演技して取り繕っている。人を攻撃する奴も実は不安でたまらない。だから飲まれる必要なんかないぞ」と。
この言葉に僕はどれだけ救われたことか。

そして、一番重要なのは、同じ症状の人や同じ苦しみを持つ人がいたとしても、その人と慣れ合ってはいけない!
なぜなら、彼らと同じ位置にいたら、いつまで経っても対人恐怖症・社会不安障害は治らないから。

こんなこといっていいかわからないけれど、自分が助かるためには、彼らを足蹴にしたって、踏み台に利用したって、自分だけは助からなきゃダメ!
何度も言ってきたけれど、対人恐怖症にかかってしまったら、生き地獄のまま、ずっと続いていっちゃう。

もうあなたには残された時間は少ない。
そうしないと、対人恐怖症の完全体になってしまう。
どう頑張っても、克服できない状態にまで一体化してしまう。

だから、なんとしてもぬけ出すためのアクションを起こしてください!

 


僕のいじめの過去と悩みの原因 and 近況報告

2007-02-11 | 対人恐怖症・視線恐怖症・社会不安障害

いじめの記憶が辛かった。
みんなから馬鹿にされ続けていた……
無駄にプライドが高くて、不登校にもなれず、かといって逃げ場もなかった。

対人恐怖症に陥るのはこれじゃあ当たり前だ

気が弱い自分だったけど、対人恐怖症になるのは行き過ぎだろう!
神経症になるなんて、そりゃあ聞いていないよー!の世界だ

でも、いまこそ、過去の自分に反旗を翻さなきゃいけない

いまその決心がみなぎっている。
思えば、こう決心すると言うことは、いつ以来だろう。

幸い、対人恐怖症やいじめのフラッシュバックは起こらなくなってきた。
トラウマ処理がちゃんとされてきているんだろうな。
おっと、悩みのチェックはいけないんだった。

岩波先生を知らないままでいたら、こんな恐ろしいことはないな
自分にも運が向いてきた。希望もどんどん出てきた。
いつもうれしい! 感動もできるようになった
できないことができるようになっている!

人への緊張がどんどんなくなっている。
おびえて接していたのが(普通を装うけれど)、しっかりとした心の強さが出せるようになっている。
僕におびえはない

強くなれている自分に感動する。

裏を返したら、僕はどんだけ自分で勝手におびえて自滅していたんだろう。
他者なんて、そんなに恐怖を持つ対象じゃなかったのに、僕の心では恐怖が増殖してた。
ぎこちなくなるし、思考もストップするし、自分をどうしても出せなくなった。

無意識の力って怖い
僕は決してそんなことを望んでいないのに、勝手に対人緊張がひどく起きてしまうのだから。
まだ若いうちに先生に出会えてよかったと思う。 


(再掲載)

僕が一押しのサイト・ブログ紹介

http://sad.iaigiri.com/

過去の社会不安障害を振り返って

社会不安障害(あがり症・職場での人間関係トラブル)の過去・内面を詳細に記述しています。
我がことのように感じる方も多いのでは?
社会不安障害、対人恐怖症共通の心理が書かれてあると思います。


everyman

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