エッセイ

雑記

狂った1日

2021-03-25 18:34:07 | 日記
本日、休日。
だが、例により転職を控えていることもあり、先週に続き、早朝より役場に足を運んだり等々、なにかと忙しかった。
ケータイ・アプリの「万歩計」によれば、本日一日だけで20km越えの徒歩での移動をしている。
ほとんど、「伊能忠敬」か「水戸黄門」張りの移動距離だ。
齢50を超えた人間の移動距離じゃない。
よくやったな、黄門ちゃま。
しかも、毎度の如く映画の撮影かと見紛うような赤いスーツに身を包み、ビカビカの靴での移動。
なにがどうなったのか、やはり例により途中から周辺をパトカーがうろつき始めた。
どこぞの奴が「ヤバい奴がうろついている」と通報したようだ。
いつものことだ。
ご期待通り、途中でそこらの郵便局に入ってやった。
メイン口座でもなんでもないが、自慢じゃないが郵便局にも貯金がある。
50円くらいだが…。
その50円を降ろしにいったわけじゃない。
単に、二日酔いで肛門ちゃまが緩み、クソがしたくなっただけだ。
入るなり行員に便所の場所を訊き、脱糞した。
出ると、いつの間にか警官の数が増えており、取り囲まれていた。
外には、数台のパトカー。
ほとんど凶悪犯のノリだ。
「クソしているだけの人間相手に、穏やかじゃないのう」
そう言いベルトを締めていると、いきなり壁に押しやられ、身体検査をされた。
「何を流した?」
と来た。
当初、質問の意味がわからなかった。
流したのはクソと、拭いたペーパーだけだ。
だが、すぐに、質問の意味を理解した。
どうやら、ヤバいおクスリでも流したと勘違いしたようだ。
「所持品見せろ」と来たので、いつものバーバリーのトート・バッグを、その場で逆さに振ってやった。
財布・免許証・ポケットwifi等々の中に、透明っぽい粉が混じっている。
警官の眼の色が変わった。
自分でも驚いた。
よくよく思い起こせば、前日に行った回転寿司屋の塩だった。
あまりに旨かったので、2袋ほど失敬した。
うち一袋は開封済みで、ソレだ。

いろいろと説明をしているうちに結局誤解は解けた。
そもそも「誤解」もなにも、バカどもが勝手にオレを犯罪者扱いしただけだ。
なにより、解放前の捨て台詞にキレた。
てめーらで勝手に勘違いしながら、誰かが「ろくでもねー奴だ」と呟いた。
「誰だ、今の台詞」
キレ過ぎて、思わずそこ等を蹴っぱくった。
危うく、「器物損壊罪」及び「公務執行妨害」でパクられそうになった。
…とにかく泣けた。