カッコイイ国見の家

国見の家は外足場が外れました。
伊藤工設計には珍しい片流れ屋根のボックス型、色は濃紺。
スタイリッシュな外観です！



現場に足を運んでいただいた施主様はこの姿が現れる時を楽しみにしていらっしゃいました。

工事は順調に進んでいて、藤澤棟梁も高野原の現場から数日間の助っ人に来ています。
大工工事の大詰めです。
施主様と一緒に中に入ると、キッチン背面の造作吊り収納の囲いを設置する場面でした。



アイランドキッチンの背面の収納をどうするかは悩みに悩みました。
勝手口と窓、背面収納や冷蔵庫の配置と動線、機能性…。
キッチン家電をたくさん持っていらっしゃることから、いっそのことカウンターにそれらを並べて見せる収納にしましょうという結論に達し、食器類はこの吊りのスペースに収納することになりました。実際に見ると手を伸ばして無理なく届くのが分かり、しかも大容量で安心ですね。

使い勝手だけ優先するとデザインが崩れます。
シンプルモダンな外観にこだわったのと同じで、キッチン背面収納のデザインもこの家の大事なカッコイイポイントになると思っています。

そしてアイランドキッチンの色はこれまたカッコイイのです。
ついつい（私がそうで）先入観や無難な線でホワイトであれば外さないと思いがちですが、施主様のお好みでヴィンテージメタルという渋カッコイイを選びました。

カッコイイ満載です。




シンプルモダンというとカッコイイはわかるけれど無機質で冷たい感じ…、いえいえ、
そこに伊藤工設計の自然素材もテイストに加わります。
カッコだけでなく、温かみがあって、明るくて健康的！
…私の表現だと頑張ってこの程度。


さて、完成見学会のご了承をいただき開催できる運びになりました。
ウェブ見学会はいたしません。
実際に、伸びやかな空間を感じて、匂いを嗅いで、明るさや暖かさを体感していただかないことには分からないと思うからです。

2月20日㈯・21日㈰を予定しています。
コロナ対策もあり、完全予約制とさせていただきます。

今から予定に入れていていただければと思います。

伊藤美和子でした。


伊藤工設計ホームページはこちら