お世話になっているプレカット・材木屋さんで新しい耐力壁の説明会に行ってきました
普段の半分の幅で耐力壁がとれるので
プランの自由度があがるというのが一番のメリットです
とはいえ強い耐力壁を使うということはまわりの構造材や金物にも
その負荷がかかるということになり
そのあたりで構造的な制約や計算も必要で金物自体の金額もそれなり
やはり震災以降 大きな地震に対するリスクに関心が高まっている世の中なので
住宅でも耐震等級3を取ることが当たり前になってきています
都心や市街地などでの極小住宅などで耐震等級3を取りながら
自由なプランをつくるのにはそれ相応の苦労があるのは想像に容易いので
恐らくそういったところを主なターゲットにしているのかなと感じました
壁の幅が半分で済むということは大きく間取りに影響が出でます
一般的な敷地・広さを確保した住宅であれば
建物全体のバランスを取りながら局所的に負荷がかからないように
梁の組み方や耐力壁の位置の分散をより検討することが
やはり基本になることに変わりはないなとも再認識できました
最近はWEBの講習会ばかりだったので対面が新鮮に感じました
帰りしな会場のロビースペースで小学生の木材コンクールの展示が
毎年秋に開催していた感謝祭の中の木工ワークショップを思い出しました
OB様のお子さんたちと大工さんたちが一緒に作成するので
なかなかいい体験になっていたのではないかと思いますが
去年と今年は中止としていました
来年は3年ぶりに開催できるといいなと思います
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