鹿島《少将》の航海日誌

改めてブログ作り直しました。
ヤマト関係を中心に、興味あるもの等をお届け。

宇宙戦艦ヤマト2202コンサート

2019-05-27 21:33:43 | 宇宙戦艦ヤマト2202



公式サイト


あした世界が終わろうとも横にはあなたと、強く抱きしめてくれる音楽が

ヤマトは、いく度もこの星を滅亡の危機から救ってくれた。
そして、大切な人とすごすひとときの、かえがたい尊さを教えてくれた。
だから思う、あした世界が終わるかもしれないとふるえる夜は、
愛する人とともに、闘いたい、歌いたい、そして、語りたい。

そう、そのとき、君と。――Close to you tonight――

■題名:
「宇宙戦艦ヤマト2202」コンサート2019
ソノ・トキ・キミ・ト ―Close to you tonight―

■日時:
2019年10月14日(月・祝)17:00開場/18:00開演

■会場:
Bunkamuraオーチャードホール

■出演者:
宮川彬良、山寺宏一、ありましの、星野裕矢、中村繪里子 他

■チケット料金:
SS席:¥12,000(税込)
S席:¥9,800(税込)
A席:¥8,800(税込)

【ヤマトクルー先行】
<ゴールド先行>
受付期間:2019年5月31日(金)~6月6日(木)10時まで
<シルバー&ブロンズ先行>
受付期間:2019年6月7日(金)~6月13日(木)10時まで
<一般会員先行>
受付期間:2019年6月14日(金)~6月20日(木)10時まで
※各席確保分、残席あった場合のみ

space.battleship.yamatoー新たなる戦士たちー第七話

2019-05-22 15:02:11 | space.battleship.yamato二次創作



space.battleship.yamato
ー新たなる戦士たちー

第七話


航跡をトレースし、ワープアウトした宇宙戦艦ヤマトは、漆黒の闇に包まれていた。
デス・ネェビュゥラァ=死(暗黒)の星雲内にワープアウトしていたのだ。

※【デザリアム星雲】

「……ここは……」レーダーを監視する相沢が誰よりも早く、口を開いた。

「第三艦橋。データを。」相沢につづき、土方が口を開いた。

第三艦橋:全天球レーダー室からの報告よりも先に、エリカ少佐が告げた。

「おそらく暗黒星雲ね。」

「暗黒星雲?」相沢が聞き直した。

「そう。暗黒星雲。」
「例として、地球から観測した場合、暗黒星雲に含まれる塵やガスによって背景の星や銀河などの光が吸収され、あたかも黒い雲のように見えるため、「暗黒星雲」と名付けられ、散光星雲が馬の頭のように蝕まれたように見えるオリオン座の馬頭星雲が有名ね。」

「星間ガスにおいては「重力によって収縮する傾向」と「熱運動により拡散しようとする傾向」がある。
多かれ少かれ、………。」

「エリカ少佐。説明は良く解った。続きは後程、伺うとしよう。」得意気に話すエリカ少佐を気遣いながら土方は、話を止めた。
うつむき加減で舌を出すエリカ少佐。

「此方、第三艦橋:全天球レーダー室。」
「報告します。第十一番惑星からアンドロメダ銀河方向へ約10万光年の位置、デス・ネェビュゥラァ=死(暗黒)の星雲内にワープアウトしたと思われます。」

「うむ。」
「引き続き調査と解析を頼む。」

そんなやり取りの中、漆黒の闇の中に一際、輝き目立つ光点をキャッチした。
濃密度なガス体が、漂うよいに流れている。
ヤマトがワープアウトした時点では、たまたま被さっていただけに過ぎなかったようだ。

「航海長。あの光点へ進路を取れ。」土方の新たらな指示が飛んだ。



蒼く輝く光点、それはヤマトのクルーの眼を疑わせた。
10万光年以上も離れたはずの地球が、目の前に浮かんでいたのだ。

「地球……我々は地球に戻って来てしまったのか?」
「ボソッ」と呟くように航海長が口を開いた。

「………。」腕組みをする土方は一度、目を閉じ、再び開けると、第二格納庫に待機する大地と船務長:祭中佐に発艦命令を下した。

回転式の駐機台がゆっくりと動き出した。
二番機の位置に有る祭中佐が搭乗する機体から、ターンテーブルに下ろされ、そのまま機体一機半分、前進したところで一度、停止した。
発着口が15度の角度で開いてゆく。
同時に対熱シャッターが機体上を防いでゆく。
機体後方のブラストデフレクターが競り上がり、中佐搭乗機のエンジンの回転数が上がると、甲高いエンジン音へと変化した。

ヤマト艦内管制室と祭中佐搭乗のモニタとリンクされた。

「管制へ。コールサインは"薫子さん"だからな。」
「間違っても祭や中佐でコールするなよ。」

「此方、管制。了解した薫子さん。」
「薫子さん。発艦進路、クリア。」
「オールグリーン!発艦よろし!」

「ラジャー。薫子、コスモタイガーⅡ発艦する!」

「薫子さん。の発艦確認!ご武運を!」
「続いて、コスモタイガーⅡ38番機、発艦位置へ!」

先に発艦した薫子と同様の手順を踏み、発艦体制に入る大地。

「管制。此方、大地。発艦準備完了。」
「発艦指示を。」

「此方、管制。了解した。」
「38機。そのままあと0.5メートル前進せよ。」

「0.5メートル前進完了。」

「ブラストデフレクターON。」
「38機!エンジンの回転数を上げろ!」
「シミュレーションじゃないんだ!やり直しは死に繋がるんだ!」
「ヤマトを自沈させる気か?ポンコツ!」

「俺はポンコツじゃねぇ!!エースパイロット森 雪の息子、大地だッ!!」

「管制も大地も、何をやっているッ!!」
「ヤマトは幼稚園じゃないんだ!」インカムを通し、薫子の叱責が飛んだ。

「管制!構わん!強制射出しろ!」

「どうなっても知りませんよ!」
「強制射出ッ!!」



サーカスの曲芸さながらの射出劇に失神寸前の大地。
ようやく体制を建て直し発艦は、成功した。

「大地。聞いているか?」
「任務が無事に終了したら、足手まといに成らないぐらいの技術は、教えてやる。」
「お前が、あの雪さん。の息子ならトップガンも夢じゃないからな。」
薫子はそう告げると、土方からの指示を待った。

だが、土方からの指示よりも先に、あの未確認の宇宙船が姿を表し、再び幻影通信を発したのだ。

「私はサーダ。」
「あなた方の時代より200年未来の地球人。」
「あなた方の目の前に浮かぶ惑星こそが、200年未来の地球。」
「私の後に続き、降下なさい。」
「武器は必要ない。」


【暗黒星雲】

散光星雲が馬の頭のように蝕まれたように見えるオリオン座の馬頭星雲が有名。
星間ガスにおいては「重力によって収縮する傾向」と「熱運動により拡散しようとする傾向」がある。
多かれ少かれ、星間ガスは常に放射を出しているので、外部からエネルギーが供給されない限り内部エネルギーは減少して分子を形成する。
また重力によって収縮する傾向が強まるため密度が増加する。
これを分子雲の形成と呼ぶ。

実際には様々なメカニズムによって分子雲形成が促進されたり抑制されたりしていると考えられている。
銀河や星が形成されるまでの期間に密度がほとんど一様だったにも拘らず分子雲が短期間で形成された理由や、銀河や星が形成されたあとの期間で、すなわち外部からエネルギーが供給された状態で、どのように分子雲を生じて銀河や星が進化したのかについての研究は、いずれも現代の天文学の重要なテーマであるが、完全に解明されている訳ではない。

分子雲はさらに自身の重力で収縮していき、最終的には中心部で原子核融合がはじまり恒星が生み出される。
すると恒星を孕んだ暗黒星雲は、恒星からの紫外線によって中性水素ガスが電離され、光り輝く雲のような様態を見せる。
このような星雲を散光星雲またはHII領域と呼ぶ。このため、散光星雲と暗黒星雲はしばしば隣接して存在する。
散光星雲は非常に高温であるため、周囲の暗黒星雲を押しのけながら膨張していく。
この過程で周囲の暗黒星雲でも連鎖的に恒星の誕生が起こっていく。
このようにして若い恒星の集団である散開星団やアソシエーションが誕生する。
散光星雲を輝かせているような大質量星は最終的に超新星爆発によって一生を終えるが、その際の衝撃波によって暗黒星雲は吹き飛ばされて拡散し、再び元の星間ガスへと戻っていく。


◆◆◆◆


第八話
つづく。


この物語は、もし私がspace.battleship.yamato(実写版)の続編を作るとしたら的に、二次創作したspace.battleship.yamatoの物語です。
私的設定が混ざっています。

使用している画像はイメージです。
また一部、過去に集めた拾い画を使用しています。

space.battleship.yamatoー新たなる戦士たちー第六話

2019-05-19 20:56:44 | space.battleship.yamato二次創作



space.battleship.yamato
ー新たなる戦士たちー

第六話


別命に従い、大地は航空隊控え室でパイロットスーツに着替え、予備機の喚装が終わるのを待った。
大地が入室して、一分もしない内に船務長である祭中佐も航空隊控え室に姿を表した。

祭 薫子 23歳。
170cmと女性としては高身長。
月面士官学校を首席で卒業。卒業後、地球連邦防衛軍:中央司令部に配属され、更にトップガンに合格し、23歳の若さで中佐に昇進した。
中央司令部の"だらけた"キャリア組に嫌気が差し、自ら転属を希望、第十一番惑星に赴く。
yamatoでは船務長を務め、航空隊に現在、飛行隊長が不在の為、編隊長も兼任する。
頭脳、技量共に薫子の記録を抜く者は現在、居ない。

薫子は航空隊控え室に入ると大地学校居るのもお構い無しに、艦内服を脱ぎ始める。
艦内服の下はボディストッキングタイプのインナーだけを纏っているだけだった。
大地はきょとんと目を丸くした。



「森。何をきょとんとしてる?」
「女性を見るのははじめてではあるまい!?」
「それと、喚装が終わったようだぞ。」
「シート合わせを済ませておけ。」

「……はっ。はい!」
「船務長も出撃為さるのですか?」

「ああ。」
「元々の飛行隊長は第十一番惑星で戦死、ましてや編隊長の飛鳥も不在では指揮に混乱を招くからな。」

「ほら、早くシート合わせして来い。」
顔を真っ赤に染めながら大地は、航空隊控え室をあとにした。


◆◆◆◆




一方、地球では超巨大な漆黒色の物体が降下、着陸した。
迎撃体制を整える暇も無く、中央司令部は混乱していた。
ようやく体制を整え終えたのは、着陸されて15分が過ぎての事であった。





「防空隊!陸戦隊!は迎撃にあたれ!!」
「各警務隊は市民の安全性を最優先!」
「シェルターへ誘導せよ!」

「交通規制、各種通信規制を発令せよ!」



「ちょっ!長官!」
「火星基地が……火星基地が壊滅したとの事です!」

「何だって!?火星がか?」
「………何故、今まで解らなかったのだ!!」
「……火星の事はあとまわしだ!!」唾を撒き散らし、現在、連邦防衛軍の長官を務める芹沢は当たり散らしていた。

「げ!月面基地の艦隊を地球へ降下させよ!」
「月面の艦隊で叩き潰せ!!」

「長官!お言葉ですが、それでは一般市民が!」

「君は馬鹿かね!?」
「奴らの本体は未開発エリアだ!!」
「犠牲者は最小限だ!!」
「月面の艦隊であの本体を叩けば、残りは防空隊と陸戦隊で駆逐出来る!」
「直ちに出撃、あの本体を潰させろ!」
「いや!地球から叩き出せ!」
「それと、観艦式の艦隊には至急、地球へ帰還せよと!」
「波動砲で吹き飛ばしてくれる!!」


ー旧英雄の丘記念公園ー


大地の母、雪や佐渡先生をはじめ相原、島と初代ヤマトのクルーで僅かに生還した十数名は、懐かしい話に華を咲かせていたが、この丘からさほど離れていない未開発エリアに聳(そび)えるように着陸した高さにして30キロメートルを超える超巨大な物体、そして都心部での出来事とに、手にする酒や飲み物、肴やオードブルを銃に持ち替え、軟禁状態の元長官の藤堂を連れた出し、旧地下都市へと身を潜めた。

「……長官。お久しぶりです。」雪は呼吸を整え、口を開いた。

「ああ。森君、それとみんな無事だったか。」

「長官。私たちも反攻作戦に参加すべきと考えます。」

「バルチザンか!?」

「ええ。正規軍とは言えませんからね。」
「幸い、この公園の下は御覧の通り、正規軍にもあの異星人らにも、見つからず、こうして武器も非常食ですが食料も有る。」
「ここを拠点に旧地下都市を利用すれば、上手く行けば・・・」
「……あるいはヤマトを。」



「まぁ。とにかく腹ごしらえしましょう。」
「腹が減っては戦は出来ないってね。」顔を煤(すす)だらけにした太田が言った。

太田の一言に緊張が解れたのか、みんなは食事の支度をした。
発電機の燃料も貴重な事から薪(たきぎ)を集め、火を起こし非常食を口にしながらコーヒーを湧かした。
「パチパチ」と火花を散らし、周りを暖める。
円を描くように座り、作戦を話し合った。
夜が更けて来たようだ。
ひんやりと隙間風が通り過ぎてゆく。
時折、地響きと爆発音が伝わって来る。
連邦防衛軍も夜通し、抵抗戦を行っている事が解った。

「今は、政府や正規軍に任せ、少し休む事を提案する。」
再び太田が口を開いた。

それもそうだなと、火を絶やさないように交代で仮眠を取る事にした。

「作戦開始は早朝だ。」
「交代で休むとしよう。」
一足先にソファーに横たわる島が言った。

「私が見張るから、みんなは休んで。」と雪が告げた。


第七話
つづく。




実写版:宇宙戦艦ヤマトーspace.battleship.yamatoー

・森 雪:黒木 メイサ
・島 大介: 緒形 直人
・藤堂 平九郎:橋爪 功
・相原:マイコ
・南部 康雄:矢柴 俊博
・真田 志郎:柳葉 敏郎(回想シーン)
・沖田 十三:山崎 努(回想シーン)
・古代 進:木村 拓哉(回想シーン)
・佐渡先生:高島 礼子
・太田:大和田 健介
※順不同


・土方 竜:北大路 欣也
・森 大地:松坂 桃李
・祭 薫子(船務長):米倉 涼子
・山本 飛鳥(航空隊エースパイロット):沢尻 エリカ
・相沢(レーダー・通信長):井ノ原 快彦
・エリカ・グレイスリー(技術・解析):秋元 梢
・艦医:桜:深田 恭子
・徳川 太助(機関長):田口 浩正
・大郷 司(戦術長):菅田 将暉
・神谷 冬樹(航海長):速水 もこみち

・サーダ:鈴木 京香
※順不同 私のイメージです。



この物語は、もし私がspace.battleship.yamato(実写版)の続編を作るとしたら的に、二次創作したspace.battleship.yamatoの物語です。
私的設定が混ざっています。

使用している画像はイメージです。
また一部、過去に集めた拾い画を使用しています。

space.battleship.yamatoー新たなる戦士たちー第五話

2019-05-19 00:54:19 | space.battleship.yamato二次創作



space.battleship.yamato
ー新たなる戦士たちー

第五話


救助活動中に突如、そのヤマトの手を振りほどくかのように未確認船は、ヤマトクルーを乗せたまま、ワープした。
亜空間に潜む敵を警戒しながらヤマトもまた、未確認宇宙船の航跡をトレース、跡を追った。
時を同じくして、木星宙域トロヤ小惑星群では、観艦式を兼ねて総合火力演習が行われていた。
だが、予想せぬ事態が・・・


太陽系火星宙域


直径十数キロもある黒光りする要塞並みの戦力を持つ、戦闘艦6隻がワープアウト、火星前線基地を襲撃した。

突然、火星全土に響き渡る空襲警報のサイレン。
火星には今や、東西南北に四つの基地と都市が存在する。
そして、本来なら前衛艦隊として、現在、木星宙域トロヤ小惑星群で観艦式を兼ねた観艦式に参加している艦艇が配備され、月面基地に鎮守府が置かれ、後衛艦隊が配備される予定で、計画が進められている。

現段階では、ドレット・ノート級:戦闘艦6隻とアンドロメダ級二番艦の建造が成され、配備されたばかりだ。
襲撃を喰らった火星基地の一報か入って来たのは、襲撃から一時間後の既に三分の一が壊滅したあとであった。

鎮守府参謀本部は、地球連邦防衛本部に打診すると同時に、総合火力演習を兼ねた観艦式を急遽、中止し前衛艦隊を火星援軍隊として派遣した。






「司令!東部基地は壊滅、南極基地が陥落するのも時間の問題かと……。」

「……大尉。戦力を集結させる!」
「西部基地へ連絡を取れ!」
「遺憾ながら、西部基地及び都市を放棄、ここ北極基地に集結、反撃に打って出る!」


◆◆◆◆


「艦長!あの宇宙船は連続ワープにて、移動しています!」
第三艦橋:全天球レーダー室から報告された。

「連続でワープか……。」と、土方は心に思いながら、「此方も航路トレースして連続でワープに入れ!」
命令を下した。

「ヨーソロ!」
「機関長!エネルギー増幅!」
「航路トレース、インプット。ワープ!」



航海長を務める神谷 冬樹(とうき)。
階級は少佐。22歳。
細面ての顔立ちで、男性の中では小顔の部類に入る。
180cmの身長で俗に言う"細マッチョ"な体格。
エリカ少佐にアタック中ではあるが、後に大地が恋のライバルに。

そして、航海長と"通過の仲"である機関長は初代宇宙戦艦ヤマトの機関長:徳川 彦左衛門の次男徳川 太助である。
階級は少佐。21歳。
体型は父親譲りな"ぽっちゃり"な体格である。
大半の艦橋クルーと同様に佐官に昇進したばかりである。
テスト航海時には、初代ヤマトの機関士長を務めた山崎が就任していたが、配置転換により、山崎はアンドロメダの機関長に就任した為、昇進したばかりではあるが、機関士として豊富な経験を持つ太助に白羽の矢が立ったのだ。
機関士時代より、冷静な判断力を身に付けた。
「親父、見ていてくれ。」が口癖である。





「……連続ワープの先に200年未来の地球があるとは思えん。」
「罠なのかも知れんな………。」

「全艦に達する。」
「全艦!通常戦闘配置。」土方はワープが開ける寸前に命じた。
それは用心に越しての事である。
その土方はもう一つ大地宛てに別命を告げた。

「森。別命を伝える。」
「第二格納庫へ行け。貴官はパイロット志望だったな。」
「予備機のコスモタイガーⅡ搭乗し待機せよ。」

「了解!」

「第二格納庫整備クルーへ。」
「予備機のコスモタイガーⅡを一機、これから搭乗するパイロット森に合わせ調整せよ。」


◆◆◆◆


宇宙戦艦ヤマト、火星、での事態を他所に暗黒星団帝国を名乗る星間国家の地球進攻が、開始された。
火星を襲撃する十数キロもある要塞並みの火力を有する戦闘艦の倍の大きさはあるだろう、漆黒色に聳え先端部を紅く光らせ物体が突然、成層圏まで僅か50キロの地点にワープアウト、降下して来たのだ。

そして、襲撃から24時間も経たない内に火星基地は全滅した・・・


【99式空間・艦上攻撃機 コスモタイガーⅡ】

全長:16.6m

全幅:8.8m

全高:4.9m(機底尾翼転回時)

主機:コスモエンジン×1基
・高機動ブースター×2基

乗員:1名
(副座喚装時2名)

武装

30mmパルスレーザー機関砲×8門

12.7mm機関銃×6丁

銃塔×1基(A.Iによるフルオート)

空間魚雷×6発


第六話
つづく。


この物語は、もし私がspace.battleship.yamato(実写版)の続編を作るとしたら的に、二次創作したspace.battleship.yamatoの物語です。
私的設定が混ざっています。

使用している画像はイメージです。
また一部、過去に集めた拾い画を使用しています。