風に立つライオンとタイトルした日本映画を観た。
どうやら、実在の人物をさだまさしが脚色して映画化されたらしい。
まず感心したのは、よくもまあこれだけ大根を風に曝せた物だと驚いた。次
々と悲話と美談を並べ立てた物と呆れた。
こんな脚本は、ちょっとした天才がシナリオ自動作成ソフトを作り、古今東
西の名画のデータを打ち込めば、誰にでもこの程度の脚本書けると思われま
す。
大体この映画、監督なんていりませんよね、腕の良い助監督が四五人いれば
十分です。
実話とフィクションの境界も定かでは有りません。
主人公が荒野に向かって、度々、「ガンバレーッ!」と叫んでいます。他人
にでは無く自分に言っていると言うが、登場人物の殆どが「ガンバレーッ!」
と叫びますが、明らかに他人を励ましての叫びです。
それから、冒頭とラストのシーンは余計です。散々ラストと思われるシーン
を重ねていました。
その冒頭とラストで、主人公が救い医者に育てた、アフリカ系黒人がトウモ
ロコシの種を握り、荒廃した東北の大地で「頑張れ」と呟きます。
こんな取って付けたようなシーン、懸命に生きる東北の被災者達に失礼でし
ょう!
わたしは涙し、嘆いています。ああ! ここまで日本映画は廃れてしまった
のか。
過ぎ去った日々はもう戻る事はないのでしょうか?
2017年3月8日 Gorou
どうやら、実在の人物をさだまさしが脚色して映画化されたらしい。
まず感心したのは、よくもまあこれだけ大根を風に曝せた物だと驚いた。次
々と悲話と美談を並べ立てた物と呆れた。
こんな脚本は、ちょっとした天才がシナリオ自動作成ソフトを作り、古今東
西の名画のデータを打ち込めば、誰にでもこの程度の脚本書けると思われま
す。
大体この映画、監督なんていりませんよね、腕の良い助監督が四五人いれば
十分です。
実話とフィクションの境界も定かでは有りません。
主人公が荒野に向かって、度々、「ガンバレーッ!」と叫んでいます。他人
にでは無く自分に言っていると言うが、登場人物の殆どが「ガンバレーッ!」
と叫びますが、明らかに他人を励ましての叫びです。
それから、冒頭とラストのシーンは余計です。散々ラストと思われるシーン
を重ねていました。
その冒頭とラストで、主人公が救い医者に育てた、アフリカ系黒人がトウモ
ロコシの種を握り、荒廃した東北の大地で「頑張れ」と呟きます。
こんな取って付けたようなシーン、懸命に生きる東北の被災者達に失礼でし
ょう!
わたしは涙し、嘆いています。ああ! ここまで日本映画は廃れてしまった
のか。
過ぎ去った日々はもう戻る事はないのでしょうか?
2017年3月8日 Gorou