<和食品国内供給率160%、国内消費率100%、ブラックボックスレベル設計技術和食商品海外輸出比率60%、一極依存ゆでガエル化回避(注1)、リスク分散多極メッシュ輸出NW、海外貿易収支黒字化寄与、国家財政黒字化寄与、福祉予算財源増加、消費税軽減、貧富格差解消、議会制自由民主主義議員内閣制日本の継続的な繁栄に寄与か>
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、国内消費の約8割を国産が占めるバターが品薄になっている。「大手スーパーでも店頭に並ぶのは数日に一度。この問題を取り上げてほしい」との依頼が特命取材班に届いた。依頼主は「全国の休校に伴って原料の牛乳は余っているという報道もあったのになぜ?」といぶかる。緊急事態宣言は全面解除になっても、バター不足は簡単に解消されそうにない。その理由を探った。
そもそも、生乳の生産量は人口減少や消費の低迷を受けて減少傾向にある。2018年は728万トンで、08年(798万トン)に比べて約9%減った。08年は穀物相場の高騰で外国製バターも値上がり。その影響で国産バターが品薄になった。生産量が減る中で、急激な需要の変動には対応できない構造的な事情がある。
乳業会社幹部は「今回は初めての全国での外出自粛で、業務用、家庭用ともに需
要の大きな変動があった。われわれは貯蔵が効かない生乳を一滴も廃棄しないことを社会的な使命として、対応に当たっています」と語る。 (岩尾款)
小麦粉も4月から不足 一元輸入で原料は充足
外出自粛による“巣ごもり”で自宅での菓子やお好み焼き作りなどの人気が高まり、小麦粉製品も4月から品薄が続く。緊急事態宣言は解除されたが、インターネットのサイトでは通常の3倍以上の価格をつける商品もある。
福岡、佐賀両県でスーパーなどを展開する西鉄ストア(福岡県筑紫野市)は店頭に「同じ商品はお一人様1点まで」と掲示して小麦粉などを販売。担当者は「状況は変わっていない。商品によっては個数制限を続ける」という。北九州市小倉北区の同社店舗で買い物をしていた近くの主婦(53)は「緊急事態宣言中は(小麦粉製品が)品切れの日が多かった。最近は、少しずつ戻ってきてはいるが…」と話した。
小麦粉は安定供給のため米国やオーストラリアから国が一元的に輸入している。(注1)。外国産小麦の備蓄は国内需要の約70日分あるという。業界の22社が加盟する製粉協会(東京)は「各社、増産している。緊急事態宣言の解除とともに、いつとは言えないが、いずれは落ち着くだろう」とする。 (古長寛人)
(注1)焦点:中国依存のドイツが味わう「ゆでガエル」の恐怖
https://jp.reuters.com/article/germany-china-idJPKBN1HO07I
https://jp.reuters.com/article/germany-china-idJPKBN1HO07I
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