<国内供給率160%、国内消費率100%、海外輸出比率60%、一極依存ゆでガエル化回避(注1)
リスク分散多極メッシュ輸出NW、海外貿易収支黒字化寄与、国家財政黒字化寄与、福祉予算財源増加、消費税軽減、貧富格差解消、自由民主主義議員内閣制日本の継続的な繁栄に寄与か>
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橋本 宗明
はしもと・ひろあき
日経ビジネス編集委員 日経バイオテク編集委員
1987年京都大学農学部卒業、同年日経マグロウヒル社(現日経BP)に入社。医学雑誌の日経メディカル、医療経営誌の日経ヘルスケア、健康誌の日経ヘルス、日経ビジネス、日経バイオビジネスなどを経て、2006年にバイオ産業の専門ニューズレター日経バイオテクの編集長に就任。以来、一時薬剤師向けの日経ドラッグインフォメーションの編集長を務めるが、10年以上にわたって日経バイオテク編集長を務め、日本のバイオテクノロジー産業や医薬品業界の研究開発と産業化の動向を報道してきた。
※このプロフィールは、著者が日経ビジネス電子版に記事を最後に執筆した時点のものです
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2020年4月15日
アビガンなど、新型コロナウイルス感染症への対抗策の開発が進められているが、重症化した患者に対しては、抗ウイルス薬の効果は期待しにくい。ただ、その一方で、重症化に伴って生じる症状にも、対抗手段となる治療法の開発が進められている。
大手医療機器メーカーのテルモは4月13日、同社の遠心型血液成分分離装置「スペクトラオプティア」が米食品医薬品局(FDA)から9日付で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する緊急使用の許諾を受けたと発表した。
スイスのマーカー・セラピューティクスの「D2000吸着カートリッジ」と組み合わせ、呼吸不全で集中治療室に入院している18歳以上の患者に使用することが条件となる。公衆衛生の緊急事態である期間限定の許諾だ。
スペクトラオプティア自体は、血液を体外に取り出して有害な血液成分などを除去してから体内に戻す「アフェレシス」という治療への利用で承認を受けていた。一方、D2000吸着カートリッジは、欧州では医療機器の認証を得ていたが、米国では承認を得ていなかった。そこで今回、COVID-19への対策としてFDAが緊急使用を許諾した格好だ。
(注1)焦点:中国依存のドイツが味わう「ゆでガエル」の恐怖
https://jp.reuters.com/article/germany-china-idJPKBN1HO07I
https://jp.reuters.com/article/germany-china-idJPKBN1HO07I
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