世界標準技術開発フォローアップ市場展開

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東大陸,世界化,「CES 2020」5. “cloakingクローキングを解除する”という考え方

2020-02-02 20:53:44 | 連絡
*)cloakingクローキング:外部から見えないようにすること
ビッグデータの時代において、プライベートデータの保護に関心を寄せていたり、未来のAIアプリケーションに関してますます懸念したりしているなら、欧州に助けを求めるといい。
 大手技術企業による“イノベーション”に楯突くのをためらう米国の規制機関とは異なり、欧州の規制機関は、一般人を守ることに真っ向から取り組み、全力を尽くしてきた。プライバシーとAIは、欧州の最優先議題でもある。
 EUの一般データ保護規則(GDPR)は既に、欧州のみならず世界中の市場を方向付けている。データアグリゲーションやデータ分析に関わるグローバル企業は、自らのビジネス慣行がGDPRに違反していないか慎重に気を配っている。
今回のCESでわれわれは、台湾に拠点を置くDeCloak Intelligences(以下、DeCloak)という新興企業を知ることになった。同社の創業者らは、自らの技術について「ビッグデータ関連企業に、木を見ずに森を見させるもの」と簡潔に説明した。
 ソーシャルメディアの監視が増える中、「de-cloaking(クローキング*)を解除する)」というアイデアは、シリコンバレーの新興企業には決して浮かばなかったものかもしれない。
*)クローキング:外部から見えないようにすること
 DeCloakは、1mm角の“プライバシープロセシングユニット(PPU)”チップを開発した。このPPUには、乱数発生器が含まれている。例えば、スマートフォンに接続されたドングルに取り付けると、PPUはプライベートデータを全てブロックし、クラウドに自動的に移行されないようにする。
 DeCloakは、匿名化は医療データに欠かせないと考えている。データ収集する業者は「データを匿名にしている」とよく主張するものの、それをどの程度行っているかは定かではない。DeCloakによると、PPUを用いれば、患者は自分を匿名化することで、ビッグデータに依存する医学研究のような取り組みに気楽に参加できるようになるという。
https://eetimes.jp/ee/articles/2001/24/news078_2.html


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