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リスク,西大陸19/7,【記者コラム】ベルリンで深夜の外出,食品ロスと闘う

2019-07-19 17:46:25 | 連絡
アンドレアは22歳の大学生で、食べ物を買う余裕はあるが「過剰消費社会と闘う」ためこの方法を選んだと語った。週に数回、こうして夜中にごみをあさりに行くが、1人の時もあれば仲間数人と出掛けることもあるという。回収した食料は、ルームメートたちと分け合ったり、毎週仲間たちと開いている食事会で使用したりしている。
 アンドレアは昨年、ごみ箱をあさっているところを見つかり、裁判所から召喚状が届くのを待っているところだという。
 ドイツには食品ロスと闘う団体が複数ある。同国では年間約1800万トンの食品が廃棄されているが、欧州議会のデータによると欧州連合28か国全体での廃棄量は8800万トンだという。
 国連食糧農業機関によると、世界の食品廃棄量は年間13億トンに上り、生産された食品全体の3分の1が廃棄されているという。国連によると、欧州と北米では1人当たり年間95〜115キロの食品が廃棄されているが、アフリカのサハラ以南の国々やアジアなどでは年間6〜11キロだという。
「おばあちゃんがいつも言っていた。食べ物を無駄にするなって」「でも人は誰かにあげるよりも捨てる方を選ぶ。飢え死にしそうな人がこの国を含め大勢いるのに、どうして食べ物を粗末にすることが正当化されるのか?」
自分=独ベルリンを拠点に活動するジャーナリストのデービッド・クールベ =もかつて同じことをしていたとアンドレアに打ち明けた。南仏に住んでいた時、よく両親と一緒にスーパーマーケットのごみ箱をあさりに行った。それにエクサンプロバンスとパリで学生だった頃も同じだった。その頃は経済的な余裕がなかったので、主に旬の野菜や果物を手に入れるのが目的だった。そうやって節約できたおかげで、スーパーマーケットの肉ではなく精肉店の上等な肉を買うことができた。



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