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リコー新社長に専務の大山晃氏--デジタル企業化への総仕上げを表明#2023-01-31 #ZDNET Japan

2024-09-13 18:25:33 | 連絡
リコーは1月30日、4月1日付で取締役コーポレート専務執行役員の大山晃氏が代表取締役社長執行役員・CEO(最高経営責任者)に就任すると発表した。
リコー
歴代社長
  • 市村清:1963年4月 - 1968年12月
  • 館林三喜男:1969年1月 - 1976年10月
  • 大植武士:1976年10月 - 1983年4月
  • 浜田広:1983年4月 - 1996年4月
  • 桜井正光:1996年4月 - 2007年
  • 近藤史朗:2007年 - 2013年
  • 三浦善司:2013年 - 2017年
  • 山下良則:2017年 - 2023年
  • 大山晃:2023年 - (現職)

現職の山下良則氏は、
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山下 良則(やました よしのり、1957年8月22日 - 67歳)は、日本の技術者、実業家。リコー代表取締役会長、経済同友会副代表幹事。
兵庫県加西市出身[1]。
兵庫県立北条高等学校を経て[2]、1980年広島大学工学部卒業、リコー入社。資材部で部品調達などに当たる。
1995年から2002年英国駐在。
2008年Ricoh Electronics, Inc.(米国カリフォルニア)社長[3]。
2010年グループ執行役員。
2011年常務執行役員。
2011年総合経営企画室長。
2012年取締役専務執行役員。
2016年取締役副社長執行役員。
2017年から代表取締役社長[4]を務め、複写機需要の低迷が続く中、2017年をリコーが成長を実現するための「再起動」のフェーズとし、前例にとらわれない構造改革による体質強化をはかった[5]。
同年、リコーのインド子会社の不正会計による損出発生に伴い、山下を含む5人の役員が報酬を返上した[6]。
 その後、社外取締役を過半数にするなどコーポレートガバナンスを強化[7]。2017年4 月に日本企業として初めてRE100[8]に加盟し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速。
2020 年11 月には日経SDGs 経営大賞を受賞[9]。
また、働き方改革[10]やアクセレータープログラムなど自律型人材の活躍に向けた様々な施策を展開[11]。
2018年ビジネス機械・情報システム産業協会会長[12]。
2021年経済同友会副代表幹事[13]。
日本気候リーダーズ・パートナーシップ共同代表[14]。
2023年代表取締役会長[15]

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同日付で代表取締役会長に就く。
 同日午後5時から行われた記者会見で大山氏は、「正直驚いたが、今は使命感と緊張感でいっぱい。
リコーのデジタルサービス会社への変革を加速し、リコーの強みを確実に価値に変え、収益力の向上を図りたい」と抱負を述べた。
大山氏は1961年1月の生まれ(63)で山形県出身。
1984年3月に早稲田大学政治経済学部を卒業後、86年7月にリコーに入社。
海外事業の経験が長く、買収したGestetnerやIKONといった海外企業を軌道に乗せた実績を持つ。
2011年4月にRICOH EUROPE PLC社長兼COO(最高執行責任者)に就任。2012年8月にグループ執行役員に就任し。
欧州販売事業本部長およびRICOH EUROPE PLC のCEO、RICOH EUROPE B.V.会長を兼務した。
2014年4月に常務執行役員 コーポレート統括本部長に就き、2015年4月にRICOH AMERICAS HOLDINGS社長に就任。2015 年6月に取締役に就任している。
その後、2015年9月には新規事業開発本部長、2016年6月 に専務執行役員、2017年4月にCFO(最高財務責任者)兼CEO室長、2018年4月に販売本部長、2019 年4月にCMO(最高マーケティング責任者)、2020年4月にワークプレイスソリューション事業本部長を経て、2021年4月より現職でリコーデジタルサービスビジネスユニットプレジデントに就いた。
現在はリコージャパンの取締役会長も兼務する。
大山氏は、「入社から前半の約20年間で海外事業の拡大、後半はグループの全体戦略と、デジタルサービスの展開を担ってきた。
欧米では、買収した3つの異なる企業に関わり、多国籍企業での多様性を経験し、多様性が新たな可能性が作ることを学んだ。
リコーは、メーカーから脱却し、デジタルサービスの会社を目指している。
多様な顧客接点に対応でき、グローバルの経営を強化できる人材として、今回の社長就任の話に至ったのではないか」と述べた。  
 その上で、「グローバルビジネスは、それぞれの地域で発展させる足し算ではなく地域間のシナジーや共通施策、共通サービス基盤を活用し、グローバルをまとめることが大切であり、その能力を期待されたのではないか」ともコメント。
「私のミッションは山下社長が始動させたデジタルサービスの会社への変革を実現することにある。
それにより企業価値が継続的に高まり、全てのステークホルダーにメリットを享受してもらいたい」とした。 
また、「山下社長は強力な発信力で会社をまとめてきた。
繰り返しメッセージを出し、それが届いたかどうかを現場に行き確認する。
会社をまとめていくことに長けた方で、見習うところは多いがまねはできない。
私の持ち味を生かしていきたい。
磁石のような形で意見を吸収しながら回してくスタイルでやっていく」などと語った。
らに、リコー創業者の市村清氏の言葉を引用し、「私の経営のよりどころは『三愛精神』。人を愛し、国を愛し、勤めを愛すことで、リコーの事業に関わる人たちの利益を考え、社会課題の解決に貢献し、働く喜びを感じられる環境を作り上げる。
大義ある経営を行うことが、中長期の企業価値向上に結びつく。
ESG(環境・社会・統制)への認識の重要性が高まる中で、大儀なき経営は持続しないとの信念を持ち経営にあたる」と意気込みを話し、「創業者は新たな発想で数多くの事業を成功させてきた。
私のモットーは『大胆かつ細心』。
大胆な発想でのジャンプは必要だが、それが裏打ちのない無謀な試みではいけない。
改めて『大胆かつ細心』を肝に銘じ、創業者の実行力を見習い、結果を出していく」とした。
 大山氏は、取り組むテーマにい
「リアルワールド×サイバーワールド」
「アナログとデジタルをつなぐエッジデバイス」
「グローバルでの強固な顧客接点」の3点を挙げた。
 「リアルでのお客さま支援とサイバー上でのソリューション提供をシームレスに行うことがデジタルサービスを提供するリコーの強みになる。
お客さまのワークプレイスで、アナログとデジタルでつなぐエッジデバイスを活用したソリューションを提供していく。
これは、サイバー上でのプレイヤーに対してリコーの優位性になる。
同業他社に対する強みは、強固なグローバルでの顧客接点を有し、グローバルで共通するサービス、地域に根ざしたサービスの両軸でお客さまに貢献する能力がある点」とする。
また、「まずやるべきことは、原点に立ち返り、リコーの強みを価値に変え、価値を収益にしていくこと。
ハードウェア、ソフトウェアの提供をサービス化し、データ分析を含めたさまざまなソリューションを組み合わせ、継続的に提供価値を向上させ、それに応じた対価をもらうビジネスモデルへの転換を加速していく」とした。
顧客へのより多くの価値提供のためにグループの組織構造の変革も必要とし、「山下社長が取り組んできた改革を引き継ぎ、メーカー機能が付加価値創造の多くを担うこれまでの組織体制から、各地域の顧客接点でより多くの付加価値を創出できる体制に構造を抜本的に見直していく。
そのためには、地域ごとにお客さま課題への対応能力を高めるだけでなく、グローバルで展開するグループ経営が重要になる。
リコーの強みを価値に変え、価値を確実に収益化していくためにビジネスモデルの変革を加速する」と、企業変革に向けた意欲をみせた。   
その他に、
「ESG分野のグローバルトップランナーのポジションは堅持すること」
「社会課題解決と事業成長の同時実現を目指すこと」
「積極的な人的投資を行い会社の成長と社員の自己実現を両立できる会社にしていくこと」
――を目標に掲げている。
けんさくいんようさいと 




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1 コメント

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マルテンサイト千年グローバル (サムライ鉄の道リスペクト)
2024-09-16 11:13:35
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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