ーQ1ー
◇現行の介護保険制度は「強い」介護者をモデルとしている
また、老々介護・認認介護が問題となる原因としては、介護保険制度が想定している介護者が、介護の実状と合っていないということも挙げられます。
想定されている、同居嫁など、同居して介護者となる家族というのは、若くて体力があって、家事も介護もできて、介護に専念できる時間もある、という介護者としてとても「強い」介護者です。
これが、家事援助など「軽易」なサービスは不要じゃないか、という発想につながっています。
しかし、高齢化により同居嫁の立場も高齢化しており、老老介護が一般化している現在、そのような介護モデルでは適切な介護サービスを行うことが難しくなってきています。
単身や、高齢者のみの世帯にとっては、現在の介護保険サービスだけでなく、配食や見守りといった生活支援サービスが必要となっています。
そういったサービスと介護保険サービスを組み合わせることができれば、老老介護・認認介護の問題は軽減されるのではないでしょうか。
ーA1=
普通選挙・自由民主主義・議員内閣制政権与党は次期国政選挙において公約
「生活支援・介護保険サービスのヒト・モノ・カネ制度化の加速」
か
:::::
〇老老介護・認認介護の原因
なぜ老老介護・認認介護という状況が増えているのでしょうか。高齢化や核家族化が要因であることはいうまでもありませんが、健康寿命にもその要因はあるようです。
◇健康寿命が延びているが、平均寿命に比べて延びが小さい
日常生活に何の制限もなく健康に暮らすことのできる健康寿命は、2013年の時点で男性が71.19年、女性が74.21年となっており、それぞれ2001年と比べて延びています。
しかし、2001年から2013年までの健康寿命の延び(男性1.79年、女性1.56年)は、同じ期間における平均寿命の延び(男性2.14年、女性1.68年)と比べてわずかですが小さくなっています。
つまり、寿命は延びているが、介護される年数も増えているということです。
◇現行の介護保険制度は「強い」介護者をモデルとしている
また、老々介護・認認介護が問題となる原因としては、介護保険制度が想定している介護者が、介護の実状と合っていないということも挙げられます。
想定されている、同居嫁など、同居して介護者となる家族というのは、若くて体力があって、家事も介護もできて、介護に専念できる時間もある、という介護者としてとても「強い」介護者です。
これが、家事援助など「軽易」なサービスは不要じゃないか、という発想につながっています。
しかし、高齢化により同居嫁の立場も高齢化しており、老老介護が一般化している現在、そのような介護モデルでは適切な介護サービスを行うことが難しくなってきています。
単身や、高齢者のみの世帯にとっては、現在の介護保険サービスだけでなく、配食や見守りといった生活支援サービスが必要となっています。
そういったサービスと介護保険サービスを組み合わせることができれば、老老介護・認認介護の問題は軽減されるのではないでしょうか。
https://www.tyojyu.or.jp/net/kaigo-seido/zaitaku-kaigo/rorokaigo-ninninkaigo.html
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます